連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第275回「アイドルとシャンシャンする世紀末YouTuber」
スマートフォン向けアイドルリズムゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(iOS / Android)で,アイドルとシャンシャンしている今日このごろ。PROで喀血,MASTERで下血するレベルのリズムゲー苦手マンなので延々とREGULARの曲をプレイしておりますが,それでも十分に楽しめています。
それにしても本作,3Dモデルの出来がハンパじゃなく良いですね。登場キャラクター数も多いのに,ここまで可愛くできるとは驚きです。それだけに,いつまでもMASTERがクリアできずに鑑賞モードを解放できないのは辛い! しかし,プレイし続けていればいつかは上手くなれると信じて頑張ります。現状,MASTERに挑戦しようものなら開始5秒でゲームオーバーになりますが……。もう石を割りまくって強引にクリアしようか……?
「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」ダウンロードページ
「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」ダウンロードページ
4GamerSPチャンネルにて好評配信中の「マフィア梶田のYouTuber始めました(仮)」。直近の動画では東京ゲームショウにて出張プレイを行った「追憶の青」(iOS / Android),「刀剣乱舞-ONLINE- Pocket」(iOS / Android),「ゲートオブリベリオン」(iOS / Android),そしてお馴染みとなりつつある「白猫プロジェクト」(iOS / Android)の激闘クエスト「響け世界樹ハーモニー!」に挑戦してきました。
「追憶の青」公式サイト
「白猫プロジェクト」ダウンロードページ
「白猫プロジェクト」ダウンロードページ
東京ゲームショウ2015で触ることのできた新作タイトルは,どれも今後の正式サービスが楽しみなものばかりでしたが,なかでも個人的な好みとしてゲームデザインに強いこだわりを感じる「追憶の青」にはビビッとくるものがありました。絵本のような色合いでヌルヌルと動くキャラクターのグラフィックスには,「ドラゴンズクラウン」(PS3 / PS Vita)や「オーディンスフィア」(PS4 / PS3 / PS Vita)といったヴァニラウェア作品に近い魅力を感じますね。
「白猫プロジェクト」についても,相変わらずおれっちと二人でワイワイやっているので息抜きに楽しんでもらえると嬉しいです。
10月1日に発売されたオープンワールドアクションゲーム「マッドマックス」(PS4 / Xbox One)。映画の大ファンとしては見逃せるはずもなく,ずっと楽しみにしていた本作。SteamでPC版を購入し,じっくりとプレイしている最中です。
最近めっきり作られなくなりましたし,映画原作のゲームに触れるのは「ゴッドファーザー」以来かもしれません。そもそも,こういった「シネマゲーム」は日本におけるアニメやコミックを原作とした「キャラゲー」と同じような性質があり,イマイチと思われるものから異常なまでにこだわって作られたものまで玉石混淆である傾向が強いんですよ。
まぁ……「マッドマックス」でオープンワールドゲームを出そうという発想自体がファンにとっては非常に嬉しいものですし,日本ではちょうど映画の公開が終わってDVDやブルーレイが発売されようという時期なので,盛り上げのタイミングとしてはバッチリなんですよね。
で,実際のところ「マッドマックス」はゲームとしてどうだったのか。率直に言って,やや粗削りながらも“玉”と判断しても良い出来栄えでした。荒廃して渇き切った核戦争後の雰囲気がうまく出ていますし,“錆”の表現にこだわりを感じるグラフィックスのレベルはかなりのものです。主人公・マックスも顔つきが映画とはまったく別人であるものの,(シネマゲームではよくあることです)コレはコレでカッコイイので気になりません。プロローグでまたしても愛車のV8インターセプターが奪われ,ボコボコにされて身ぐるみ剥がされるシーンも「お約束」でファンサービスというものがよくわかっていると思います。
しかしながら,少々残念なのはオープンワールドゲームでありながら“自由度”は決して高くないという点。魔改造されたヤバいマシンで荒野を好きに駆け巡れる点は素晴らしいのですが,ひとたび車から降りるとマックスの戦闘方法がほぼ殴る蹴るの肉弾戦に限定されてしまうんです。一応,トレードマークでもあるソウドオフ・ショットガンは常に所持しているのですが,ここは原作再現で弾薬が非常に入手し辛い。必殺武器のような扱いで,使いどころが限られます。敵が落とした鈍器などを拾って使うことはできるのですが,敵が持っていた物を盗んだり,剥ぎ取ったりすることはできません。さらに,入手した鈍器などは消耗品扱いですぐに壊れてしまううえに,ストックしておくこともできないのです。
とはいえ,肉弾戦のアクションは非常にバイオレンスで,カウンター攻撃や緊急回避といった操作のレスポンスが非常に良く,慣れるとそれこそアクション映画のような立ち回りが可能となるので,決してつまらないわけではないです。ただ,映画では世紀末な世界観特有の小汚い銃器を駆使するシーンも多かったので,攻撃手段についてはもうちょっとバリエーションを増やしても良かったかなと。つまるところ,ポスト・アポカリプスなオープンワールドゲームとはいっても「Fallout 4」(PC / PS4 / Xbox One)シリーズのような内容を期待してはいけないよということですわ。
総評としては映画のファンであるならマックスになりきって楽しめるのは間違いないですし,マグナム・オプスの改造が進めば進むほどに面白くなっていく点は,継続して遊ぶモチベーションにもなるので,ゲームデザインは決して悪くありません。映画のパッケージが発売されるまでV8信仰の熱を保つためにも,ぜひチェックしてほしいタイトルです!
「マッドマックス」公式サイト
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(C)Wright Flyer Studios,inc.
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(C) COLOPL, Inc.
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