［TGS 2015］可愛いけどえげつない少女が主人公の「あっきのじかん（仮）」や，まっさらな“ホシカレ”を自分好みに育てる「星彼Days」など，アンビションの新作アプリを紹介

　2015年9月17日，東京ゲームショウ2015のアンビションブースで新作タイトルの発表が行われた。短時間のイベントだったので情報量はあまり多くないのだが，いろいろと気になるところが多いタイトルがあったのでレポートをお伝えしよう。

　「あっきのじかん（仮）」は，ゴスロリでブラックユーモアに満ちた世界観が目を引くiOS/Android向けRPG。基本プレイ無料＋アプリ内課金制を採用し，2015年冬に配信が開始となる予定だ。


　同社が配信している「まぞくのじかん」（iOS/Android）と世界観を共有しているという本作は，キャラクターの可愛らしさとはうらはらに腹黒い台詞が目立ち，ブラックユーモアに満ちた予感がする。個人的には，どのようなストーリーになるのか楽しみだ。
　ゲームとしては，快適な操作性，戦略が要求される戦闘システム（アクティブターンバトル），動き回る“業界最高峰”のミニキャラクターをウリにしている。また，端末を横持ちするスタイルでプレイするタイトルではあるが，右手だけでプレイできるようにインタフェースを調整しているとのこと。


　「星彼Days」（iOS/Android）は，同社から配信されている「擬人カレシ」の発展形として開発された，いわゆる乙女ゲームだ。
　“神様がくれたカレ創造SLG”とうたわれており，何もかもが“まっさら”な「ホシカレ」と共同生活を行うことになったプレイヤーが，自分好み，自分だけの理想の彼氏となるように育成していくとのこと。髪型・体型・服装などの見た目はもちろんのこと，性格についても好みに寄せていくことが可能なのだとか。
　本作は2015年秋に配信開始予定で，基本プレイ無料のアプリ内課金制が採用される。基本プレイ無料のゲームではあるが“急かされる”ような要素は排除して，自分のペースでのんびりと育成を楽しめるそうである。


　2015年冬に配信予定の「Spooky Door」（スプーキードア，iOS/Android）は，基本プレイ無料＋アプリ内課金制で提供される予定の“謎解きパズルアドベンチャー”だ。
　興味本位で閉鎖されたホテルに忍び込んだやんちゃな少年達は，次々と起こる不思議な事象によってホテルの奥に閉じ込められてしまう。建物の謎を解き，彼らが脱出する手助けをするのがプレイヤーの役割だ。
　プレイヤーは，謎めいた建物（ホテル）のマス目に配置された正方形の小部屋（パネル）をタップで動かし，ギミックを活用しながら脱出を目指すことになる。本作にはダンジョンクリエイト機能が用意されており，作成したダンジョンを全世界に向けて公開することも可能だという。


　「あっきのじかん（仮）」や「星彼Days」については，TGS 2015一般公開日にさらに新しい情報が公開される模様だ。会場を訪れる人は，気になるタイトルがあったらアンビションブースに立ち寄ってみてほしい。