プレイレポート
さまざまな調整が加えられた「GOD WARS 〜時をこえて〜」体験版第2弾「THE Beginning体験版」の見どころを紹介
2016年9月に配信された体験版第1弾「厳島異聞録(いつくしまいぶんろく)」では,専用シナリオのステージでの戦いを楽しめたが,今回の体験版にはゲームの序盤を丸ごと収録。セーブデータを製品版に引き継げるほか,製品版で使えるプレイ特典も用意されている。
さらに今回の体験版では,「厳島異聞録」でプレイヤーから寄せられた意見・要望をもとに,プレイアビリティ向上のためのさまざまな調整が加えられているのも注目ポイント。そんな「THE Beginning体験版」を一足先に触ってみたので,その見どころをスクリーンショットと共に紹介しよう。
「GOD WARS 〜時をこえて〜」公式サイト
アニメーションやモーションコミックを取り入れた多彩な演出
物語は,富士国の女王であるツクヨミが,山の神の怒りによって引き起こされようとしている大噴火を鎮めるため,愛娘のサクヤを生贄として火口に捧げるシーンで幕を開ける。
本作のイベントは,美麗なアニメーションに加え,コマや吹き出しがシーンに応じて動くモーションコミックや,キャラクターの寸劇と立ち絵による会話など,多彩な演出によって進行する。
高低差を活用した戦闘と,自由度の高いキャラクター育成
本作における戦闘は,高低差のある3Dマップ上で展開する。敵味方のキャラクターが,「俊敏力」の高い順に行動するオーソドックスなシステムで,敵の背後や側面から仕掛けるほか,高所から攻撃することでダメージや命中率にプラス補正が掛かる仕組みだ。
前回の体験版では戦闘時のテンポの悪さが指摘されていたが,今回は敵味方の移動速度が調整されたことで全体的なスピード感がアップ。また,新たに用意された戦闘高速化のオプションを活用すれば,技の演出などをカットして,さらにテンポよくゲームを進められる。
本作のキャラクターは,プレイヤーが自由に組み合わせを決められる「主職業」と「副職業」,そしてキャラクターごとに決められた「固有職業」という3つの職業を持つことができる。戦闘では,3つの職業で習得したすべてのアクティブスキルを使用可能で,パッシブスキルは事前に3種類を選んで設定しておく方式だ。
職業には,個別に職業レベルとスキルツリーが用意され,戦闘中に行動するたびに職業経験値(JP)が加算される。スキルツリーではJPを使ってスキルの習得や強化が行え,職業レベルが上がると上位の職業が開放される場合がある。どのキャラクターにどの職業のスキルを覚えさせていくのか,自由度の高い育成が楽しめるのだ。
「よろず屋」や「やしろ」を活用して戦闘を有利に進めよう
今回の体験版では,ゲームを進めると「よろず屋」と「やしろ」が利用できるようになる。よろず屋はいわゆるショップのことで,アイテムや装備品などを購入可能。装備品は事前に試着して,ステータスがどれくらい変化するのかを確かめられる。
やしろでは「依頼」と「参拝」という2つの項目を選択できる。依頼はクリア済みのステージなどで行われるエクストラバトルのことで,キャラクターの育成にもってこい。一方の参拝は,奉納品を購入することで戦闘中に良い効果が得られるというものだ。体験版では同じ依頼を一度しか受けられないが,どちらもうまく活用して戦闘を有利に進めよう。
冒頭で軽く触れたように,「THE Beginning体験版」は製品版へのセーブデータの引き継ぎが可能で,それによって2種類のプレイ特典を受け取れる。その1つ,体験版のストーリーを最後までクリアすることでもらえる「八百万の祈りセット」は,回復アイテムをセットにしたもの。また,やしろの依頼をすべて達成すれば,経験値などを多くもらえる装飾品が入手できる。
序盤のストーリーや,少しずつ仲間が集まっていく過程を楽しめることで,製品版に向けての期待も高まるところ。前回の体験版での不満点も解消され,より遊びやすくなっているので,興味を持った人はぜひ試してみてほしい。
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