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「World War 3」の再リリースを告げる最新トレイラー公開。近未来の大規模戦争を描くマルチプレイ専用チーム対戦FPS
「World War 3」公式サイト
「World War 3」は,2020年代に勃発した第三次世界大戦を舞台に,最大40人のプレイヤーが2つのチームに分かれて戦うゲームだ。ポーランド,ロシア,ドイツなど複数の勢力が登場し,それぞれの兵器や武器,戦略などについては,軍事専門家のアドバイスを受けて緻密に描いたという。
2018年10月にはアーリーアクセス版をリリース(関連記事)したものの,2020年夏に「ゲームの方向性を見直す」として販売を中止し,プロのテスターや専門家だけでなく,ファンを含めたテストを繰り返して,改良が進めてられていたようだ。
再リリースがいつ頃になるのかは触れられていないものの,発表によれば,ゲームに登場する「ベルリン」「ワルシャワ」「スモレンスク」,そして「モスクワ」の4つのマップの構成を見直し,スケール感や建物の配置などにリアリティを残しつつ,進攻ルートやチョークポイントなどを練り直したとのこと。また,キャラクターアニメーションやリコイル表現,PDFやドローンの操作などを改善し,バックパックに詰め込んだパーツを使って戦場で武器などをカスタマイズするシステムを加えたという。
公開された映像では,スライディングやダブルスプリントなどを使った,スピーディな移動が実現されていることが確認でき,大型兵器の挙動などについても見直しが図られているほか,最近のゲームでは標準とも呼べる,豊富なカスタマイズも実現されている。
近未来をテーマにしたオンラインFPSとして強力なライバルになりそうな「バトルフィールド 2042」が発表されているが,「World War 3」の公式サイトで発表されたロードマップでは,「アジア戦線」の追加予定があるほか,Steamのストアページには日本語対応も記述されている。パブリッシングはロシアのMy.Gamesが担当するなど,再発売に向けて着実に進展しているようなので,進展に期待したい。
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