プレイレポート
「ファイナルファイト」や「ダブルドラゴン」を遊んでいたオールドゲーマーにも刺さりそう。「トレインクラッシャー」先行プレイインプレッション
本作は,“秒間60フレームの格闘アクション”を特徴とするベルトスクロール型アクションRPG。剣や斧,銃,そしてガントレットなど,さまざまな武器を使うプレイアブルキャラクターが存在し,それぞれプレイフィールが異なるだけでなく,専用ストーリーが用意されているのも大きなトピックだ。
今回4Gamerは,エヌ・シー・ジャパンを訪問し,正式配信に先駆けて本作(開発中のバージョン)をプレイしてきたので,そのインプレッションをお届けしたい。
なめらかさ,操作性ともに抜群
ゲームを開始してまず驚いたのが,キャラクターの動きの「なめらかさ」だ。先述のとおり“秒間60フレームの格闘アクション”が特徴とされている本作だが,実際に触ってみると,そのスゴさがよく分かる。
操作は画面下部のバーチャルパッドで行うが,激しい戦闘中でもボタン入力の反応は良好で,少なくとも筆者が操作性に違和感を覚えることはなかった。キャラクターのなめらかな動きと,不満のない操作性が合わさり,「触っているだけで気持ちいい」というのが本作に抱いた最初の印象だ。
先行プレイでは,複数いるプレイアブルキャラクターの中から「メイ」と「ロン」,そして「ハウンド」を使ってみたので,それぞれの使用感も紹介しよう。
華奢な見た目に反してパワータイプの「メイ」
攻撃の動作/判定が長いので,そのあいだにコマンド入力がしやすいという利点があるものの,空振りをしてしまうと大きな隙ができてしまうのが玉にキズ。
なるべく背後に敵がいる状態で攻撃を繰り出さないようにしたい。
扱いやすさに関しては「ロン」がダントツ
コマンド入力を意識せずとも,特定の攻撃ボタンを連打するだけで敵を斬り刻めるので,扱いやすさに関してはロンがダントツだと言えるだろう。
ただし彼は,攻撃しつつ長距離を移動したり,ジャンプして敵の背後に降り立ったりと,コマンド入力による技を駆使しようとすると,一転して立ち回りが難しいキャラとなる。操作は簡単だが,極めるのは難しいという二面性を持った面白いキャラなのだ。
飛び道具がメインのテクニカルな「ハウンド」
彼(彼女?)の大きな特徴は,赤いボタンでハンドガンスタイル/ショットガンスタイルを切り替えて,青いボタンによる攻撃や,コマンド入力による技の性質を変えられるという点だ。
激しい戦闘中にスタイルを切り替えつつ,敵との距離を離す必要もあるので,操作難度は高め。上級者向けキャラと言えるだろう。いかにしてアウトレンジ戦法に持ち込むかが,戦闘を有利に運ぶカギだ。
「ファイナルファイト」や「ダブルドラゴン」を遊んでいた
オールドゲーマーにも刺さりそうなタイトル
筆者もプレイ前まで「そもそもスマホで遊べるものか?」と否定的に思っていたクチだが,実際に「トレクラ」を遊んでみると,その考えはキレイに払拭された。
トレクラの大きな特徴であるなめらかな格闘アクションについて,文章ではなんともお伝えしづらいのだが,先述の名作を遊んでいたオールドゲーマーにこそ,そこは実際にプレイして確かめてほしい点である。メイの胸はしっかり揺れるので,その点も安心してほしい。
なお,正式配信後は,ほかのプレイヤーとランキングを競える対戦モードや,協力して敵を倒すレイドモードも搭載されるとのこと。事前登録を行うと,プレイアブルキャラクターの1人「アリス」が最初からアンロックされた状態でゲームを開始できるので,興味が湧いた人は下記のリンク先で事前登録しておこう。
「トレインクラッシャー」公式サイト
(事前登録はこちらから)
- 関連タイトル:
トレインクラッシャー
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(C)2016 Softmax.Co.,Ltd. All Rights Reserved.Published by NC Japan K.K.
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