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フィリップ・K・ディック氏に影響を受けた世界観が特徴のアドベンチャーゲーム「Californium」がリリース
1人称カメラ視点でゲームを進めていく「Californium」は,「ブレードランナー」「トータル・リコール」「マイノリティ・リポート」といった作品で,自身の死後もなお強い存在感を示す小説家,フィリップ・K・ディック氏をオマージュした,少々ぶっ飛んだ雰囲気の世界観が特徴のゲームだ。
ゲームの舞台となるのは1960年代のアメリカ。カリフォルニアの学生街バークレーに住む主人公の小説家,エルヴィン・グリーンは,不調から文を書き進めることができなくなってしまう。編集者から求められる仕事が進められず,妻にも別れを告げられたばかりという最悪の状態の中で,突然コンタクトしてきた謎の人物の指示のままに,周囲の世界に点在するサインを探していくことで,別の現実へと逃避していく……というストーリーになっている。
フランスのイラストレーターが書き溜めていたという3Dアートが元になっているというプロジェクトだけに,独特のグラフィックスが印象的な「Californium」。SteamやGoG.comでは,現在10%オフで販売されている。残念ながら日本語表示には対応していないが,ディック氏のファンや,このグラフィックスに惹かれる人は触ってみてはどうだろうか。
「Californium」公式サイト
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Californium
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