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AMD,RDNAベースのエントリー市場向けGPU「Radeon RX 5300」をサイレントローンチ
本製品は,既存の「Raeon RX 5000」シリーズと同じRadeon DNA(RDNA)アーキテクチャベースのGPUだ。RX 5300の製品情報ページによると,Compute Unit(CU)数は22基で,総シェーダプロセッサ(SP)数は1408基となっている。これは上位製品である「Radeon RX 5500 XT」(以下,RX 5500 XT)とまったく同じだ。一方で,動作クロックはRX 5500 XTの最大1845MHzから最大1645MHzへと引き下げられており,TDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)も130Wから100Wへと下がっている。
また,グラフィックスメモリ容量は3GBで,メモリインタフェースがRX 5500と比べて,約3分の2となる96bitへ抑られている点も違いとなる。RX 5300とRX 5500 XTのスペック比較は以下のとおり。
AMDが競合製品と目しているのは「GeFroce GTX 1650」で,「Battlefield V」や「Monster Hunter World」,「Call of Duty: Modern Warfare」,「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」といったゲームタイトルにおいて,競合を上回る性能を発揮するという。
AMDのRadeon RX 5300製品情報ページ(英語)
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Radeon RX 5000
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