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「アローン・イン・ザ・ダーク」の開発者によるホラーサバイバル「2Dark」のローンチトレイラーが公開
2Darkは,家族旅行で妻子が殺されたトラウマを持つ“ミスター・スミス”を主人公に,町中で頻発する少年少女の誘拐事件を探るホラーアドベンチャーだ。キャラクターは2頭身で描かれ,リアリティはないものの,メリハリの利いた光と影の表現や,派手な血しぶきなどが強調されており,見た目以上に戦慄を感じるようなテイストになっている。
ミスター・スミスは一般人なので,弾丸や武器をそれほど多くは保有しておらず,それぞれのマップにおいて,子供達をどのように救うのかを綿密に計画しながらゲームを進めていく必要がある。敵は光や音に反応するが,子供達を救出して逃げる際には,あまり暗がりでじっとしていると,子供達が怯えて泣き始めたり勝手に逃げてしまったりする。全員を救うのは難しい,パズル要素と緊張感を持つゲームに仕上がっているようだ。
Steamでは日本語がサポートされていないと表示されるが,日本語のテキストも用意されている。
開発元のGloomywoodは,フランスのゲームデザイナーFrederick Raynal(フレデリック・レイナル)氏が2014年に新たに設立したメーカーだ。氏は,ゲーム史上初めてポリゴンキャラクターを利用したとされる3Dゲームで,「サバイバルホラー」というジャンルを立ち上げた作品としても知られる,1992年にInfgramesからリリースされた「アローン・イン・ザ・ダーク」の開発者である。GDC 2012で当時の様子を回顧するポストモーテムの様子をレポートしているので,興味のある人は読んでみよう。