プレイレポート
[TGS 2016]中身は原作どおりの“頭脳戦”。「BTOOOM!オンライン(仮)」プレイアブルバージョンの試遊レポート
本作は,そのタイトルから分かるとおり漫画「BTOOOM!」を原作とするオンラインゲーム。無人島(フィールド)に集められた複数人のプレイヤーキャラクターが,BIMと呼ばれる爆弾を武器にし,生き残りをかけて戦うという内容だ。配信時期は今冬を予定。
プレイアブルバージョンではバトル部分を体験でき,300秒という制限時間の中で,無人島を舞台にしたバトルロワイヤルが楽しめる。この制限時間内にもっとも多くの「チップ」を入手するか,誰よりも早く5枚の「チップ」を集めたプレイヤーが勝者となる。
チップを手に入れる方法は2とおりある。フィールドの各所に散らばる「Cデータ」を集めて特定の地点で“変換”するか,ほかのプレイヤーキャラを倒して奪うかだ。
後者よりは前者の方法が比較的安全に思えるかもしれないが,原作の設定と同様にレーダー(画面右上のミニマップ)は“動いているキャラ”のみ探知するので,Cデータを変換しようとして待ち伏せに遭遇すること請け合い。待ち伏せを警戒して,あらかじめBIMを投げておく手もあるが,それでは自キャラの現在位置を,爆発によってほかのプレイヤーに教えるようなものだ。
あえて自分の現在位置を明らかにし,寄ってきたプレイヤーキャラを始末するというワイルドなやり方をとるのかどうかも,すべてプレイヤー次第である。Cデータや,それを変換する地点以外にも,フィールドのあちこちにBIMの生成/強化素材が落ちているなど,各プレイヤーの行動を読みづらくする仕掛けが施されており,複雑な駆け引きが楽しめた。
プレイアブルバージョンを1度試遊すれば,本作での勝利に必要なものは,アクションゲームの腕よりも頭脳であることがよく分かるだろう。東京ゲームショウ2016会場に足を運ぶ予定の人は,ぜひ一度遊んでみてほしい。
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BTOOOM!オンライン
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