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[TGS 2016]全身に返り血を浴び,「不死のゾッド」が大暴れ! 「ベルセルク無双 紹介ステージ」レポート
壇上にはベルセルク無双のプロデューサーである鯉沼久史氏と,ディレクターの川合 大氏が登場。製品版相当のソフトを使って川合氏がプレイを行い,鯉沼氏がこれを解説するという形式でステージを進行させていった。
左から,ベルセルク無双のディレクター・川合 大氏,プロデューサー・鯉沼久史氏 |
鯉沼久史氏は,主人公・ガッツの大剣「ドラゴンころし」の実物大モデルをひっさげての登場 |
まず川合氏が見せたのは,ゲーム開始後最初にプレイするチュートリアルステージ。「傭兵時代のガッツが見ている夢」という設定で,ある程度成長したガッツを使い,戦いながら基本操作を習得できるという趣向である。
鯉沼氏は本作のキーワードとして「斬潰(ざんかい)アクション」という言葉を挙げた。主人公・ガッツの武器が「鉄塊」とも例えられる大剣であることから,「斬り潰す」というイメージの豪快なアクションを実現できるように目指したのだという。それでいて操作はシンプルで,誰でも爽快感を味わえるような内容になっているとのこと。巨大な剣を振るい,群がる敵を次々と斬り倒していく様は原作そのままの荒々しさで,こうした狙いはしっかりと実現できているように見えた。
敵を倒していくと「狂乱ゲージ」が上昇していく。これが最大の時に[○]ボタンで「狂乱モード」が発動。敵からダメージを受けなくなり,攻撃力も上昇する。
「狂乱モード」中に倒した敵は「狂魂」を放出し,これを吸収することで「必殺技ゲージ」が上昇。最大になると[○]で必殺技が発動し,ガッツの場合,周囲の敵にダメージを与えられる。鯉沼氏によれば,“必殺技でたくさんの敵を巻き込み,出現した大量の「狂魂」で再び「必殺技ゲージ」を最大にし,再び必殺技を使う”……というようなプレイも可能とのことだ。
続いて川合氏が使用したのは「ゾッド」。強敵を求めて戦場をさまよう「使徒」(人間が転生した怪物)で,圧倒的な強さが印象深い人物である。巨大な蛮刀で敵を斬り,血しぶきを浴びて全身が真っ赤に染まる様はインパクト抜群だ。
さらに,「狂乱ゲージ」を最大にすれば使徒の形態にも変身が可能。悪魔を思わせる使徒・ゾッドにかかれば,群がる敵兵も木の葉のように吹き飛んでいく。
鯉沼氏によれば,本作はCEROレーティングD(17歳以上対象)を想定して開発を進めていたものの,PS4のグラフィックス能力でバイオレンスに満ちた「ベルセルク」の世界を再現しようとすると,ついつい表現がリアルになってしまい,その度に修正を加えていったのだという。「製品版はなんとかCERO Dで発売できることになったので,楽しみに待っていてほしい」と鯉沼氏は語った。
最後に鯉沼氏は「発売を延期してしまい,お待たせしてすみませんでした。昔からのファンの方,アニメ版を観ている方,そして『ベルセルク』を知らない方も遊べるようなゲームになっていますので,ぜひプレイしてみて下さい」とメッセージを送った。
スクリーンショット
「ベルセルク無双」公式サイト
コーエーテクモゲームスの東京ゲームショウ2016特設サイト
4Gamerの東京ゲームショウ2016特設サイト
キーワード
(C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/ベルセルク製作委員会
(C)コーエーテクモゲームス
(C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/ベルセルク製作委員会
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(C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/ベルセルク製作委員会
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