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「アラド戦記モバイル」が中国で爆発的ヒット。リリースから38日間にわたって収益トップを維持し,「Honor of Kings(王者荣耀)」を凌ぐ勢い
※掲載画像はSensor Tower公式ブログより
※中国にはGoogle Playがないので,App Storeのみが集計対象
本作は,「アラド戦記」を手掛けたNEOPLE(ネクソンの子会社)が,スマホ向けに開発したオンラインアクションRPGだ。韓国と中国でのみ配信されており,韓国ではネクソンが2022年3月にリリースした。中国ではTencentがパブリッシングを担当し,2024年5月21日のリリース以降,爆発的な人気となっている。
Sensor Towerのデータによると,Tencentの看板タイトル「Honor of Kings(王者荣耀)」は,2019年から2023年までの4年連続で,世界のスマホゲーム収益トップを維持している。同作の2023年の世界収益は,2位の「キャンディークラッシュ」の約1.8倍だ。
そして,中国におけるアラド戦記モバイルの人気は,Honor of Kingsを凌ぐほどだと,Sensor Towerは分析している。事実,中国のApp Storeにおける収益ランキングでは,Honor of Kingsと入れ替わる形でリリースから38日間にわたって首位をキープした。
また,グローバルで見ても莫大な収益規模であり,5月21日から6月30日までの収益は,世界のスマホゲームで1位となっている。
リリースから1か月間のパフォーマンス同士を比較すると,本作はダウンロード数でHonor of Kingsの約1.6倍,収益で「和平精英」の約2.8倍を記録している。現在のTencentの看板タイトルである両タイトルの初動を,アラド戦記モバイルの初動は上回っており,同社の新たな看板タイトルになるかもしれない。
すでに,Tencentの中国におけるスマホゲーム収益シェアは変化しており,アラド戦記モバイルのリリース前の1か月はHonor of Kingsが全体の40%を占めていたが,リリース後の1か月はアラド戦記モバイルが40%を占めている。レポートの全文は,Sensor Tower公式ブログをチェックしてほしい。
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