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守りたくなる「マンモス」になろう! 「ZOIDS FIELD OF REBELLION」鈍重だが刺さる人には刺さる新ゾイド
タカラトミーのスマートフォン向けアプリ「ZOIDS FIELD OF REBELLION」(iOS / Android:通称ゾイドFOR)は,MOBA(Multiplayer Online Battle Arena)ライクなゲームシステムを採用した,ゾイド乗り達による4対4の対戦が楽しめるタイトルだ。
「ZOIDS FIELD OF REBELLION」公式サイト
「ZOIDS FIELD OF REBELLION」ダウンロードページ
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そんな同作に新たなゾイド「マンモス」が2017年9月12日に実装された。マンモスは“サポーター”のロールでありながら,基本形態のレベル20で最大HPは1662,攻撃力は167という「本当にサポーターなの?」と思うこと請け合いのステータスを持つ。それぞれサポーターで現状トップの数値となっている。
索敵範囲も100と高めで,中型ゾイド(プレイヤーゾイド)との戦闘でも引けを取らない。移動速度は2と低めだが,高いHPと不足のない攻撃力を生かせば,それは十分にカバーできる。
加えて,サポーター専用ウエポンの「リペアユニット」を積めるだけでなく,周囲の味方プレイヤーゾイドを強化する効果も兼ね備えており,敵からすればマンモスの進軍を食い止めるのは非常に骨が折れる。
しかし,いくらマンモスといえど“デストロイヤー”を相手にするのは分が悪い。鈍足であるゆえにデストロイヤーの追撃から逃れるすべはなく,ジリ貧になってしまい,そのまま撃破されてしまうだろう。
マンモスを乗りこなすうえで重要なのは,味方プレイヤーゾイドの動きやすさを意識した立ち回りだ。マンモスの周囲にいればサポーターのロール効果で味方プレイヤーゾイドが強化され,マンモスがリペアユニットを積んでいれば回復もしてもらえる。味方からすれば,守らない理由がないわけだ。
しかし,敵プレイヤーゾイドにやみくもに突っ込むなど,味方プレイヤーゾイドから見て「守りようがない行動を繰り返す」マンモスになってしまうのは避けたい。
そうなると,マンモス自身はサポーターとしての役割を生かせず,味方プレイヤーゾイドもそんなマンモスからサポーターのロール効果を受けるのが難しくなるからだ。
では,どのように立ち回るのが正解なのか。答えは簡単だ。
「このマンモス(とそのロール効果)を利用すれば,戦況を優位にできる」と,味方プレイヤーゾイドが感じられるように動けばいいのだ。
(味方から見て)守りたくなるマンモスになろう!
マンモスのポイントは,かなりのタフネスだが,移動速度が遅いこと。リペアユニットを積んで味方の救援に駆け回るゾイドとしては不向きなタイプである。
基本的にはレーンを主戦場とし,マンモス自身を“移動する拠点”や“操作できる大型ゾイド”といったイメージで前線を押し上げつつ,敵拠点に肉薄してみてほしい。
アセンブリとしては,味方を回復できるリペアキット系,敵小型ゾイドを一掃できるように十分に強化した格闘キット系,そして実弾系ウエポンの3点を積むのがオススメだ。
ファイターやコマンダーの主戦場はレーンだ。また,デストロイヤーは敵プレイヤーゾイドの破壊がミッションとなる関係上,戦場を駆け回るため,レーンを横断する機会が多い。
マンモスがレーンにどっしりと居座ると,そんな味方プレイヤーゾイド達と接触しやすくなり,サポーターのポテンシャルを最大限に発揮できる。
敵プレイヤーゾイド(とくにデストロイヤー)としても,前線を押し上げる頑強なマンモスを放ってはおけないので,拠点防衛のために,マンモス排除に乗り出さざるを得なくなる。それに応戦すべく味方プレイヤーゾイドも集まってくるはずなので,マンモスを中心とした陣形が自然とできあがるだろう。
以上の内容におけるマンモスの運用方法はあくまで一例だが,このゾイドを乗りこなすためのコツはつかめたのではないだろうか。
鈍重だが,頑強でパワフル──刺さる人には刺さるコンセプトのゾイドだと思うので,興味が湧いた人はぜひマンモス乗りになってみてほしい。
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