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「シルバー2425」,「シルバー事件25区」の概要および追加シナリオ「white out」「black out」「YUKI」を画面写真・イラストCGで紹介
「シルバー事件25区」には追加シナリオと新規イラストが用意されており,以前プレイした人でも楽しめるようになっている。
本稿では,「シルバー事件25区」の概要と追加シナリオの情報を紹介しよう。なお,文中ではネタバレ要素の露出をなるべく避け,詳細は記事末にまとめて掲載している。
25区は,24区構造をテストサンプルとした新たな理想管理社会であり,中央警察組織「凶悪犯罪課」や郵政事業連盟「地域調整課」によって,犯罪や差別のない“理想的な社会”が形作られていた。
しかしある日,集合住宅地「ベイサイドタワーランド」のタワーマンションで,大量の血痕が飛散した部屋で外傷のない女性の死体が発見される。さらに,体に無数の穴が空き胃の中から女性の毛髪が発見された男性の死体,胃の中に鍵を含み服毒自殺した男など,一連の事態は異常さを増していく。
本作では,これらの事件を「凶悪犯罪課」「地域調整課」そして元ジャーナリスト「モリシマトキオ」それぞれの視点から描いている。「-Correctness-」「-Matchmaker-」「-Placebo-」という3つのストーリーが展開され,25区に隠された秘密に迫っていくことになる。
なお,記事末に引用した資料には,各ストーリーのプロローグと主な登場人物が紹介されている。
「white out」は,HDリマスター版「シルバー事件」(PC)に収録された「ホワイトアウト」の完全版という扱い(関連記事)。「シルバー事件」から「シルバー事件25区」に続く物語で,「-Correctness-」の追加シナリオとなる。
「black out」も「-Correctness-」の追加シナリオだが,こちらは「シルバー事件25区」のプレイ後に開放されるとのこと。
「YUKI」は「-Placebo-」の追加シナリオで,新たな登場人物「ユキ」を中心に物語が展開されるそうだ。
white out |
YUKI |
以前「こちら」の記事でお伝えしたように,通常版とダウンロード版に加え,アートブックと4枚組のサントラCDが付属する初回限定版が発売される。ちなみに,日本一ソフトウェアの公式通販サイト「Nippon1.jpショップ」では,限定Tシャツ付き「Nippon1.jpショップ限定版」の予約受付を行っている。
「シルバー2425」公式サイト
キーワード/キーパーソン
・郵政事業連盟
…25区を管理する郵政事業組織。総務省の力を背景に治安保全権限と実質的な支配力を持ち、影から区民を統制している。
・地域調整課…
トラブルの原因となる不適格な区民を、「調整」という名で抹殺する権限が与えられた25区行政機構の一部署。実行部隊を配達屋、配達屋を指揮する者を潜水夫と呼ぶ。
・凶悪犯罪課…
伝染性のある凶悪犯罪を抹消する為に中央警察が発足した組織。犯罪者の即時「処分」が許されている。
タワーマンションで殺された管理人。胃の中から女性の毛髪が大量に発見された。身元不明の、謎の多い人物。
タワーマンションでの事件後、喫茶店で大量の血を噴き出し服毒自殺した男。胃の中から鍵が見つかり、凶悪犯罪課はこの鍵の場所を探して奔走する。
Correctness - 凶悪犯罪課の視点で描かれる物語 -
仕事中にエステに行ったり、コンパニオンやチャットレディを副業とするなど、傲慢な性格と型破りな行動から「和製ダーティハリー」と呼ばれる。凶犯課の中でも頭は切れ、腕も立つ。
“ジャブロー”と愛称で親しまれる若手刑事。“犯罪は伝染する”とされる25区で、凶悪犯罪を追う。
Correctness - ストーリー -
様々な場面を傲慢なセリフと型破りな行動で乗り越えるクロヤナギ。 |
事件を追う内に、幾度となく命を狙われるシロヤブ。 |
カミジョウの中から見つかった鍵の場所を探る2人。 |
現場の検証中、新米刑事のサカキが天井の穴から光がさすのを見つけ、突如その光に刺されて死亡。光の持ち主は25区を管理する組織の一つ、「配達屋」。
何故、タワーマンションの住人は殺されたのか。
「配達屋」とは何なのか。
シロヤブとクロヤナギら、凶悪犯罪課によって、25区に隠された秘密が、解き明かされていく。
Correctness - イベントCG -
『シルバー事件25区』では、シナリオごとにテイストの変わるイベントCGも見どころとなる。
Matchmaker - 地域調整課の視点で描かれる物語 -
過去にヤクザ「オキアイ組」や、24区公安警察特殊部隊に所属した複雑な過去の持ち主。口うるさい面もあるが、後輩であるオオサトをなにかと目にかける、世話焼きの一面もある。
ツキの下につく新米刑事。常に緊張感が薄く、指示を聞き間違えることもしばしば。本人は知らないが、自身の持つ秘密の為に地域調整課に手厚く保護されている。
Matchmaker - ストーリー -
ツキとオオサトの前に現れる謎の人物。 |
Matchmarkerでは激しい戦闘シーンが多く描かれる。 |
事件を追う内に互いの絆も徐々に深まっていく。 |
事件現場で配達屋たちと接触を図る2人だったが、オオサトの失態で接触は失敗に終わる。
そこに一本の電話が掛かり、その電話の人物はこの結果を予期していたかのような口ぶりをみせる。
「この事件には黒幕がいる」と捜査を進めるツキとオオサト。
黒幕は誰なのか、電話の主は誰なのか。
絡み合うツキの過去、オオサトの秘密が、明らかになっていく。
Matchmaker - イベントCG -
「Correctness」とは違うテイストを見せる「Matchmaker」。ツキやオオサトの「調整」の様子がダイレクトに伝わる。
Placebo - 元ジャーナリストの視点で描かれる物語 -
かつて24区で起こった一連の事件を深く知る男。元々はジャーナリストとして幾つもの事件を追っていたが、いつの間にか記憶をなくし、現在は自分の正体も分からないまま謎の男に用意されたボートで生活を送る。自分の記憶を取り戻すためにも、25区で起こる事件を調べる。
Placebo - ストーリー -
Placeboでは、チャットでのシーンがメインとなる。 |
記憶もなく、ただ黄昏るモリシマのセリフ。 |
記憶を取り戻すためにも、謎の男からの指示依頼を遂行していく。
まずは、“女神を探し出す”。
モリシマは“女神”を探す中で、あるゲームに辿り着く。
それは、「次にタワーマンションの中で死ぬのは誰か」を当てるタワーマンションの住人で形成されたゲーム。
タワーマンションでは、これまでの4ヶ月で9人が死んでいた。
一体何が起こっていたのか。
「Correctness」、「Matchmaker」、2つのストーリーでは語られなかったストーリーの裏舞台が、明らかになる。
Placebo - イベントCG -
記憶のないモリシマトキオの視点で描かれた「Placebo」では、どこか影を感じるイラストが描かれる。
追加シナリオ&新規イラスト絵
「Correctness」内シナリオ - black out- |
『white out』は、1作目「シルバー事件」HDリマスター版に収録された、『white out -プロローグ編-』の 完全版となる。
『black out』は、「シルバー事件25区」のプレイ後に開放される追加シナリオとなり、『YUKI』は、新たな登場人物“ユキ”を中心に語られる、新しいシナリオとなる。
「Placebo」内シナリオ - YUKI - |
「Placebo」内シナリオ - YUKI - |
「Correctness」内シナリオ - white out - |
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シルバー2425
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