ほぼ裸の男が自転車で駆け抜ける。iOS向けアクションゲーム「Icycle: On Thin Ice」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1262回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，摩訶不思議な氷の世界を自転車に乗ったほぼ裸の男が駆け抜けるiOS向けアプリ「Icycle: On Thin Ice」を紹介しよう。

価格は360円。見た目に反して作り込まれているゲームだ

「Icycle: On Thin Ice」ダウンロードページ

　ゲームの目的は，画面をタップして主人公をゴールまで誘導すること。左右への移動やジャンプ，そしてパラシュートでゆっくり落ちる「降下」（※特定アイテムの入手後）といったアクションを使い分け，トゲやツララなどの障害物を避けつつ，先へと進むのだ。

冒険の舞台は“氷の世界”のはずだが……

　ステージには「ICE」が点在しており，これを集めることでさまざまなアイテムをアンロックできるようになる。アンロックアイテムのラインナップには，帽子や服といった見た目を変更するものだけでなく，先述の「降下」アクションを開放する「傘」も含まれる。

周囲のICEをオートで回収する「掃除機」もオススメのアンロックアイテム。着せ替えも楽しめるが，なぜかズボン類はない

　サイドビュータイプのゲームだが，いわゆるベルトスクロール型ではなく，画面端に到達すると画面が切り替わるシステムが採用されているため，先に何が待ち受けているかが読めない。なおプレイ中，4回以内のミスは「少し前からやり直し」だが，5回目のミスでゲームオーバー，「最初からやり直し」となる。

氷の柱が成長したり，地面が崩れたりと，トラップを事前に察知することは難しい

ICEを消費すればゲームオーバーを回避して，コンテニューが可能

　「チャレンジ」と呼ばれる，報酬のある課題も用意されており，やり込み応え十分な「Icycle: On Thin Ice」。摩訶不思議な世界観にほぼ全裸の男というツッコミどころ満載のゲームだが，興味がある人はぜひ遊んでみてほしい。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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