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正統派RPG「Pillars of Eternity II: Deadfire」の制作が発表。グラフィックスを大幅に向上させ,2018年第1四半期に発売予定
「Pillars of Eternity II: Deadfire」公式サイト
Fig「Pillars of Eternity II: Deadfire」キャンペーンページ
「Pillars of Eternity II: Deadfire」は前作同様,Caed Nua砦の物見が主人公になり,地下に長く埋まっていた巨神Eothasが目覚め,砦を破壊しながら地表に現れてきたという設定になっている。プレイヤーは,Eothasが人を殺す理由を知るため,巨神を追って“デッドファイア諸島”へ旅していくことになるという展開だ。
デッドファイア諸島は,イオラ大陸最東部のEastern Reachよりも,さらに東にあるという地域で,海賊や落ちぶれた入植者が巣食う何百という島々が連なっている。まだ地図にも登録されていない島もあり,それぞれにユニークな文化や民族が存在するとのこと。
前作に比べてグラフィックスエンジンが一新されており,ダイナミックライティングやシャドウなど,映像表現が大きく向上したとのこと。すべてのスペル効果もチューニングされたほか,キャラクターアニメーションやカットシーン,インタフェースなども作り直されており,雨や砂嵐など,天候の変化も見どころになりそうだ。
また,冒険の仲間としてエデルが紹介されており,前作ではゲーム序盤から勇猛なタンク系キャラクターとして活躍してくれた元農夫の戦士エデルだが,本作では以前と比べていい防具を身に付けてはいるものの,ボサボサになった髪など,ややだらしない風体になっている。彼にいったい何があったのか,という点も気になるところだが,このほか,前作に引き続いて登場するキャラクターも少なくないようだ。
Figでは,クラウドファンディングとしては大きめな,110万ドル(約1億3000万円)という目標額が設定されているが,この金額は,前作のクラウドファンディングキャンペーン(2012年9月)のとき,開始初日に達成した金額と同じであり,最終的にKickstarterでは398万ドルを集めている。これは,現在までKickstarterのゲームジャンルにおける最高記録となっている(関連記事)。
「Bulder’s Gate」から続く,タクティカルなアクションと濃密なストーリー,そしてキャラクターの成長要素など,これぞ正統派RPGという作風が,多くのファンをつかんでいるようあり,日本のRPGファンにとっても注目の新作だ。
- 関連タイトル:
Pillars of Eternity II: Deadfire
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