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[GDC 2017]Gunfire GamesのVR向けシューティング「From Other Suns」を体験してきた。三人称視点と一人称視点の自動切替に注目
「From Other Suns」は,宇宙海賊やエイリアンなどと一緒に,ワームホールに飲み込まれてしまった宇宙船を舞台にしたゲームだ。プレイヤーは宇宙船の中を探索して,武器を集めたり宇宙船をアップグレードしたりして,生き残るために戦うことになる。
今回のデモは,宇宙船の中に潜入したエイリアンと戦うといった設定だった。マルチプレイにも対応していて,最大3人のプレイヤーでエイリアンと戦うCo-opモードが楽しめた。
プレイヤーは宇宙船の乗員6人のうち一人でプレイを開始する。プレイヤーキャラクターが力尽きると別の乗員にチェンジしてプレイを継続するのだが,全員が力尽きるとゲームオーバーになる模様だ。
なおデモでは,管制室に入るためのカギを探すというようなイベントもあったので,戦闘だけの純粋なアクションゲームではなく,アドベンチャー的な要素も含まれるようだ。
「From Others Sun」で注目すべき点は,やはり“移動”だろう。本作では,移動するときのカメラ視点はプレイヤーキャラクターの肩越しの三人称視点に,アクションを行うために立ち止まると一人称視点になるというように,視点が自動で切り替わるシステムを採用している。
VR向けのアクションゲームでは,いわゆる“VR酔い”を避けるために,一人称視点ではプレイヤーキャラクターがあまり激しい動きをしない,というアプローチを取る作品が多い。
本作のように移動する際は三人称視点に切り替える形ならば,没入感は多少削がれるかもしれないが,VR酔いの軽減につながるのかもしれない。ともあれ,本作のリリースは2017年秋と少々先の話なので,今後のさらなるブラッシュアップに期待したいところだ。
「From Other Suns」公式サイト
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