プレイレポート
[TGS 2017]アーケードのプレイフィールがそのままに。「DISSIDIA FINAL FANTASY NT」TGS 2017出展バージョンプレイレポート
家庭用に移植ということで,1人でも楽しめるオリジナルのモードの追加や,バトルパートのUIのバリエーションなど,さまざまな点がアップグレードされている本作。今回は,会場に出展されていた試遊台で何戦か遊んできたので,そのプレイレポートをお届けする。
会場には,試遊台として来場者同士でチームを組んで戦えるマルチプレイ台と,1人でCPU戦を楽しめるシングルプレイ台が設置されており,筆者は撮影などの関係上シングルプレイ台で遊ばせてもらった。なお,筆者はアーケード版も少し触っており,アーケード版と操作法で変わったところを探してみたが,タッチパッドによる召喚詠唱くらいしか違ったところは見つからなかった。
本作には,“ブレイブシステム”と呼ばれる本作を象徴するシステムが採用されており,“ブレイブ攻撃”と“HP攻撃”の2種類の攻撃を駆使して,敵撃破を目指すゲーム性となっている。ものすごく簡単に説明するとブレイブ攻撃で攻撃力を高めて,HP攻撃でその攻撃力分のダメージを相手に与えるといった流れとなる。
また,この2種類の攻撃は特殊な操作は必要せず,ワンボタンでくり出せるので,攻撃力を上げたい場合はブレイブ攻撃のボタンを,相手にダメージを与えたいときはHP攻撃のボタンを押す,といったシンプルな戦術でも十分に戦闘を楽しめる。
シングルプレイ台ということで,数戦まったりとCPUと対戦して思ったのは,「アーケード版のプレイフィールに限りなく近い」という点につきる。筆者がプレイしたのはシングルプレイ台だったため,マルチプレイ時のマッチングや,ラグなどについては分からなかったが,少なくとも操作性についての不満や違和感は一切感じなかった。また,会場に来ていた知人がマルチプレイ台で遊んでいたので話を聞いてみたところ,会場ではこちらも違和感はなかったとのことだ。
シングルプレイ台,マルチプレイ台ともに,対戦パートしかプレイできなかったため,PS4版に追加される1人用モードの話をスタッフに聞いてみたところ,1人用のバトルをすることで,ストーリーがアンロックされていき,「DDFF NT」ならではのオリジナルストーリーが楽しめるモードが用意されているとのことだ。これは,対人戦は苦手だが,1人用プレイを楽しみたい人にオススメのモードで,遊んでいくうちに操作性になれるようになっているという。そして興味が出てきたらオンライン対戦も試してほしいと語っていた。
シンプルな操作ながら,爽快感溢れる戦いが楽しめる「DDFF NT」は,来年1月に発売予定となっている。今後もなんらかの形で発売前にプレイする機会はありそうだが,どうしても一度触ってみたいという人は,アーケード版の「ディシディア ファイナルファンタジー」をゲームセンターで遊んでみてもいいだろう。
4Gamerの東京ゲームショウ2017特設サイト
「DISSIDIA FINAL FANTASY NT」公式サイト
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DISSIDIA FINAL FANTASY NT
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