［JAEPO2018］「Fate/Grand Order Arcade」のステージをレポート。初期実装サーヴァントは20騎を予定。1人用モードも登場

　本日（2018年2月9日）開幕したアーケードゲームの祭典・JAEPO2018のセガブースにて，新作タイトル「Fate/Grand Order Arcade」（以下，FGO Arcade）のステージが開催された。FGO PROJECT クリエイティブディレクターの塩川洋介氏と，FGO Arcadeディレクターの伊神公博氏が登壇し，同作の概要が改めて説明されたこのステージから，本稿では新情報をピックアップしてお伝えする。

登壇した塩川氏（左）と伊神氏（右）。ステージでは，スマホ版FGOプレイヤーの誰もが遊べるゲームを目指して開発していることが改めて強調された

初期実装サーヴァントは20騎を予定。1人用モードも追加に

　スマホ版FGOに登場するサーヴァント達が，イラストのタッチそのままに3Dモデル化されたアクションゲームであるFGO Arcade。その概要は4Gamerでも過去に何度かお伝えしているが，今回のステージではその内容を振り返ると共に，いくつかの最新情報が公開された。

　まず一つ目は，本作の初期実装サーヴァントについて。これは20騎を予定しているとのこと。アーケードゲームとしては決して少なくないが，スマホ版のFGOではすでに200騎以上が登場していることを考えると，もの足りないと感じる人もいるかもしれない。
　その点は両氏とも理解しているようで，MCからツッコミを受けた伊神氏は，「いずれは200騎実装します！」と，苦しげにコメントしていた。いずれにせよ，稼働後も順次サーヴァントは追加されていることのことなので，ファンは期待しておこう。


　続いては本作の稼働時期について。こちらについては先に記事を掲載してお伝えしているが，2018年7月となる模様だ。塩川氏によると，夏休みに間に合わせたいというのがこの時期を選んだ一つの理由であり，またスマホ版FGOの3周年と合わせて楽しんでほしいとのことだった。


　また2017年末に実施されたロケテストからのフィードバックとして，1人用モードが追加されることも明らかとなった。1人のプレイヤーが3体のサーヴァントを操り，3vs.3の対戦プレイ（サーヴァントで数えれば9vs.9）が楽しめる本作だが，1人でじっくり遊びたいとの声が大きかったという。これを受け，稼働と同時に1人用モードが実装されることが決まったそうだ。


　イベントの最後には，塩川，伊神の両氏から本作を楽しみにしてるFGOファンにメッセージが送られた。

「初めてアーケードに足を運ぶ人，元々のアーケードファンの双方に興味を持ってもらえるよう，開発を続けています。どちらのFateファンにも楽しんでいただけるようがんばりますので，ご期待ください（伊神氏）」

「FGO Arcadeは（スマホの）FGO側からもバックアップし，盛り上げていくつもりです。また本作で初めてアーケードゲームを遊ぶ，あるいは何年ぶりに行くという方が非常に多いタイトルになりますので，店舗の皆さんもぜひ温かく迎えてあげてくれたらうれしいです（塩川氏）」


　なおJAEPO2018のセガブースでは，明日2月10日の11：30からも，FGO Arcadeのステージが予定されている。声優の川澄綾子さん，大久保瑠美さんも登壇するほか，さらなる新情報の公開もある（かも？）とのことなので，同作に期待するファンはぜひ現地に足を運んでみよう。

ステージでは，ロケテスト時のアンケート結果も公表された。いずれのグラフを見ても，満足度はかなり高いようである

「Fate/Grand Order Arcade」公式サイト

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