イベント
「戦国無双 15周年記念イベント 朗読劇 〜関ヶ原の戦い〜」をレポート。家康,三成,高虎,吉継をフィーチャーした群像劇をキャスト陣が熱演
■出演(敬称略)
徳川家康役:中田譲治
石田三成役:竹本英史
藤堂高虎役:松風雅也
大谷吉継役:日野 聡
北条家臣(伝令)役:宮園拓夢
朗読劇の始まりは,元亀元年(1570年)の姉川。浅井軍の藤堂高虎と大谷吉継,織田軍の徳川家康と石田三成は,戦場で出会うこととなる。
姉川の戦いののち,浅井は滅亡。時代は移り,4人の武将は立場こそ違えど同じ豊臣配下に。亡き浅井長政の望んだ大平を実現するべく,家康を葬ろうとする高虎だったが,吉継の機転によりその場は何事もなく終わる。
豊臣の天下統一が進む中,三成は吉継とともに忍城を攻めるも失敗。一方,家康は高虎とともに小田原城の攻略に成功したが,北条氏政の助命は叶わなかった。4人の武将は,大将に必要なもの,天下人に必要なものについて逡巡することとなる。
時が流れて豊臣秀吉の死後,時勢は家康のほうへと流れ始める。天下人として修羅の道を歩もうとする家康と,それを聞いて己の主を家康と定める高虎。そして家康に反旗を翻す三成と,彼とともに戦場に立つことを決めた吉継。慶長5年(1600年),天下分け目の戦,関ヶ原の合戦の火蓋が切られる。
当初は互角の闘いが繰り広げられたが,小早川秀秋らの裏切りにより,三成の西軍は劣勢に。前線に出た吉継の隙を突いて,高虎が三成のいる西軍本陣を襲う……のだが,その窮地を救ったのは吉継だった。
ここに吉継がいるということは,西軍の前線は崩壊したも同じ。三成を落ち延びさせようとする吉継に高虎の刃が迫り,そして──。
昼の部と夜の部とで,この先の展開が異なる本朗読劇では,何を引き替えにしても太平の世を築かんとする家康,主の恩に報いるため一世一代の賭けに出た三成,定めた主君に忠を尽くそうとする高虎,友である三成を支え不利な戦に出陣した吉継と,4人の武将それぞれの姿が描かれていた。
またライティングやスクリーン,SE,BGMを使った演出も施され,とくに刀で斬り合うシーンは,キャスト陣の演技力と相まって迫力ある仕上がりとなった。
朗読劇終了後は,5人のキャストが改めて来場者に感謝の意を示すとともに,「戦国無双」シリーズの15周年を祝い,イベントは幕を閉じた。
「戦国無双」シリーズで最後に出たタイトルは,2016年11月(Switch版は2017年)の「戦国無双 〜真田丸〜」。そろそろ,新作が出てこないのかも気になるところである。
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