漂流物をリサイクルして，海に浮かぶ街を作る。「Flotsam」，早期アクセスから6年越しで正式リリース

　スイスを拠点とするStray Fawn Publishingは本日（2025年12月5日），Pajama Llama Gamesが開発するPCゲーム「Flotsam」をSteaｍなどの各ストアで正式リリースした。2019年9月に早期アクセスとして発売されたタイトルで，6年越しの正式リリースとなる。価格は2750円（税込）。


　本作は，大洪水で沈んだ世界で街づくりをしていくシミュレーションゲームだ。海に浮かぶプラスチックや流木などのゴミを回収し，水面に浮かぶ家を建てたり，道具や家具を作っていく。


　海を旅して，人々と交流し，自分の街に迎え入れたり，魚や作物といった食料を確保し，住民を養ったりしていく。漂流者のなかには旧世界の有用な知識・技術を持っている専門家もおり，クリーンなエネルギーによって街を発展させられる可能性もあるとのことだ。


　正式リリース版であるver.1.0では，新たにストーリーが実装され，汚染が進む危険な工業地帯や汚染が残る森林地帯といった新たな地域が追加される。また，科学者や電気技師など新たな専門家が4つ登場し，専門家ごとのクエストも追加される。
　
　このほか，新たな建築物が10種類実装されるほか，建築物の改良や実績など多数の要素が用意されている。