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2017/10/28 19:23イベント
「龍が如く 極2」店頭体験会の模様をレポート。名越稔洋氏へのインタビューも掲載
セガゲームスが2017年12月7日に発売を予定しているPlayStation 4用タイトル「龍が如く 極2」の店頭体験会が，本日（2017年10月28日）から全国5都市6会場で開催される。
本稿では，「龍が如く」シリーズ総合監督の名越稔洋氏によるサイン会も行われた東京会場の模様をレポートしよう。名越氏への合同インタビューの模様も掲載しているので，そちらも確認してほしい。
名越氏が来場するということもあり，会場は熱心なファンで埋め尽くされた。色紙や「龍が如く」のポスターなど，思い思いのアイテムにサインを入れてもらっていたほか，名越氏との記念撮影も。女性ファンやカップルと思わしき来場者の姿も確認でき，幅広いユーザーに支えられている「龍が如く」のならではイベントとなっていた。
――本日から全国6か所の体験会が始まりますが，見どころを教えて下さい。
名越氏：
「龍が如く2」はシリーズの中で最もボリュームのある作品なので，今回作り直すにあたり，新作を作るのと同じくらいの苦労がありました。なので「極2」は，「6」の次回作であり，最新の「龍が如く」シリーズのコンテンツだという認識で見てほしいですね。体験会では，我々の自信の一旦を垣間見てもらえるのでないでしょうか。
――「極」というタイトルを冠するにあたり，「極2」で名越さんが特に重視したポイントはありますか？
名越氏：
追加コンテンツに注目している方も多いと思うので，その辺りは意識しています。特に真島吾朗は当時あまり注目されず，シリーズを重ねるにつれて人気が高くなっていったキャラクターということもあり，彼にフォーカスしたシナリオを入れています。
プレイヤーとしても使えますし，シナリオもたっぷり楽しめるので，我々としてはそこを注目してもらいたいですね。
――「極2」は東京ゲームショウ2017にも出展されていましたが，ユーザーさんの反応はいかがでしたか。
名越氏：
皆さん，安心してプレイされているなという感覚がありましたね。「6」で好評だったシステムを継承している部分もありますし，私としては，リメイクでワンクッションというよりは，最新作として評価してもらえるタイトルにしたかった。厳しい目で見られるかなとも思ったんですが，プレイした方の評価は良かったと思います。
――「2」開発当時の，印象深いエピソードはありますか。
名越氏：
当時はシリーズが継続できるか，まだハッキリしない状況だったので，「龍が如く」をセガの新しいIPの柱とするため，“たまたま当たった”という領域からもう一段抜けていかなくてはいけませんでした。
また，「2」は1年以内に作るというのが大命題だったので，無我夢中でしたね。「1」も生みの苦しみがありましたけど，「2」は「龍が如く」を軌道に乗せるという苦労が大きかったです。正直，開発中の苦労って，「2」の方が記憶にないんですよ。それはたぶん，忙しさの限界を突破していたからだと思います（苦笑）。
――「2」を作り直すにあたり，苦労したポイントは教えて下さい。
名越氏：
演出やコンテンツの中身に関して，「2」は今見ると稚拙だったなと思うんです。当時は当時なりの理由があってあの形になりましたけど，ハードがここまで進化していることもあり，もう言い訳はできない。
僕らとしては，やり直したいことだらけだったので，その優先順位を付けることのほうが大変でしたね。
――それでは最後に，発売日を楽しみに待っているファンの方にメッセージをお願いします。
名越氏：
「極2」は10年越しのリメイクというよりは，最新作としてきっちり仕上げたタイトルです。シリーズ最高ボリュームのものに追加が入ったということは，事実上，「極2」が最高のボリュームの商品だと言ってもおかしくないと思っています。
ぜひ年末年始は，「極2」で楽しんでいただきたいですね。よろしくお願いします。
本稿では，「龍が如く」シリーズ総合監督の名越稔洋氏によるサイン会も行われた東京会場の模様をレポートしよう。名越氏への合同インタビューの模様も掲載しているので，そちらも確認してほしい。
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名越氏が来場するということもあり，会場は熱心なファンで埋め尽くされた。色紙や「龍が如く」のポスターなど，思い思いのアイテムにサインを入れてもらっていたほか，名越氏との記念撮影も。女性ファンやカップルと思わしき来場者の姿も確認でき，幅広いユーザーに支えられている「龍が如く」のならではイベントとなっていた。
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名越稔洋氏合同インタビュー
――本日から全国6か所の体験会が始まりますが，見どころを教えて下さい。
名越氏：
「龍が如く2」はシリーズの中で最もボリュームのある作品なので，今回作り直すにあたり，新作を作るのと同じくらいの苦労がありました。なので「極2」は，「6」の次回作であり，最新の「龍が如く」シリーズのコンテンツだという認識で見てほしいですね。体験会では，我々の自信の一旦を垣間見てもらえるのでないでしょうか。
――「極」というタイトルを冠するにあたり，「極2」で名越さんが特に重視したポイントはありますか？
名越氏：
追加コンテンツに注目している方も多いと思うので，その辺りは意識しています。特に真島吾朗は当時あまり注目されず，シリーズを重ねるにつれて人気が高くなっていったキャラクターということもあり，彼にフォーカスしたシナリオを入れています。
プレイヤーとしても使えますし，シナリオもたっぷり楽しめるので，我々としてはそこを注目してもらいたいですね。
――「極2」は東京ゲームショウ2017にも出展されていましたが，ユーザーさんの反応はいかがでしたか。
名越氏：
皆さん，安心してプレイされているなという感覚がありましたね。「6」で好評だったシステムを継承している部分もありますし，私としては，リメイクでワンクッションというよりは，最新作として評価してもらえるタイトルにしたかった。厳しい目で見られるかなとも思ったんですが，プレイした方の評価は良かったと思います。
――「2」開発当時の，印象深いエピソードはありますか。
名越氏：
当時はシリーズが継続できるか，まだハッキリしない状況だったので，「龍が如く」をセガの新しいIPの柱とするため，“たまたま当たった”という領域からもう一段抜けていかなくてはいけませんでした。
また，「2」は1年以内に作るというのが大命題だったので，無我夢中でしたね。「1」も生みの苦しみがありましたけど，「2」は「龍が如く」を軌道に乗せるという苦労が大きかったです。正直，開発中の苦労って，「2」の方が記憶にないんですよ。それはたぶん，忙しさの限界を突破していたからだと思います（苦笑）。
――「2」を作り直すにあたり，苦労したポイントは教えて下さい。
名越氏：
演出やコンテンツの中身に関して，「2」は今見ると稚拙だったなと思うんです。当時は当時なりの理由があってあの形になりましたけど，ハードがここまで進化していることもあり，もう言い訳はできない。
僕らとしては，やり直したいことだらけだったので，その優先順位を付けることのほうが大変でしたね。
――それでは最後に，発売日を楽しみに待っているファンの方にメッセージをお願いします。
名越氏：
「極2」は10年越しのリメイクというよりは，最新作としてきっちり仕上げたタイトルです。シリーズ最高ボリュームのものに追加が入ったということは，事実上，「極2」が最高のボリュームの商品だと言ってもおかしくないと思っています。
ぜひ年末年始は，「極2」で楽しんでいただきたいですね。よろしくお願いします。
店頭体験会実施店舗とスケジュール
10月28日（土）
10:00〜18:00 ビックカメラ有楽町店 4F ゲーム売場
東京都千代田区有楽町1-11-1
11月3日（金・祝）
12:00〜18:00
ソフマップ なんば店ザウルス１
大阪府大阪市浪速区日本橋3-6-18
11月11日（土）
11:00〜18:00 ヨドバシカメラ マルチメディア札幌 3F ゲーム売場
北海道札幌市北区北6条西5丁目1-22
11月11日（土）
10:00〜18:00 ビックカメラ名古屋駅西店1F エントランス
愛知県名古屋市中村区椿町6-9
11月18日（土）
11:00〜18:00 ヨドバシカメラ マルチメディア博多
3F TVゲーム売り場
福岡県福岡市博多区博多駅中央街6-12
11月22日（水）
17:00〜21:00 GAMES マーヤ
東京都江戸川区中葛西3-18-17
（名越稔洋氏のサイン会を実施予定）
「龍が如く 極2」公式サイト
- 関連タイトル：
龍が如く 極2
- この記事のURL：
（C）SEGA
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