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  • ガンバリオン
  • 発売日:2017/12/29
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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[TGS 2017]一太刀の重みを感じろ。ガンバリオンのスマホ向け剣劇アクション「修羅道」のプレイレポート
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印刷2017/09/22 23:39

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[TGS 2017]一太刀の重みを感じろ。ガンバリオンのスマホ向け剣劇アクション「修羅道」のプレイレポート

 東京ゲームショウ2017のインディーズゲームコーナーでは,ガンバリオンが2017年内の配信を目指すスマホ向け剣劇アクション「修羅道」iOS/Android)が展示されている。

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「修羅道」公式サイト


 同社のパブリッシングタイトル第2弾となる本作は,「修羅道に堕ちた者が敵を倒し,より強い武器を集め,ひたすら上を目指す」というバトル重視のアクションRPGだ。

 会場では大画面のディスプレイにつながれる形で展示されていたが,これがまたかなりすごいグラフィックスで,ブースに近づいてスマホ端末を確認するまでは,コンシューマタイトルだと思っていた。

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 試遊は,和風なデザインのステージを一本道に進み,敵と3戦するというもの。操作は画面を上方向にスワイプすると主人公がオートで走り,下方向にスワイプすると歩行状態に,左右方向にスワイプするとカメラ回転というもので,最近のタイトルのトレンドからはちょっと外れているという印象。

 本作が本領を発揮するのは「1対1のバトル」で,なおかつ上記の操作方法なればこそのギミックも仕込まれている。トレンドからは外れているかもしれないが,ゲームデザインと操作方法とのマッチングが絶妙であったことは,あらかじめお伝えしておきたい。

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 道なりにまっすぐ進んでいくと,敵が現れる。デザインを見てお分かりのとおり,本作のキャラクターは人間ではない。人間ではないが,修羅道に堕ちた者だというのだから,興味をひかれる。主人公が良性の存在ではないのなら,鬼畜の類なのだろうか。さらなる世界観の公開に期待したい。

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 バトルは攻撃か防御,回復か武器交換をタップで選択するだけだ。これらのアクションは入力されたタイミングで動作が始まる。移動は存在せず,主人公は画面左側に,敵は画面右側に表示される。操作は画面の右側タップで敵を攻撃,左側タップかホールドでガード,画面左右を同時押しで連撃を加える特殊攻撃が発生するというものだ。

 本作はアクションゲームで,成長要素があるのでRPGでもあるが,「スマホ向けタップゲーム」と呼ぶのもアリかもしれないと思った。主人公および敵のモーションは重々しく,1度の攻撃にそれなりの時間がかかる。敵もタフで3発ぐらいでは倒せないため,1戦の緊張感は高い。

 プレイ中,軽い振りで攻撃できる「刀」と,重々しい一撃の「大剣」の2種類の武器がいつでも交換できた。しかし,「いつ敵に攻撃されるのか分からない」というプレッシャーがのしかかってくるので,速いからといって刀を,強いからといって大剣を選んでも,攻撃ばかり安易にするのは怖い。戦闘の駆け引きは濃密だ。

 ゲージ周りについては「体力」と,攻撃や武器交換を行うと消費する「スタミナ」が存在している。主人公の体力が尽きたらゲームオーバーだが,スタミナは未行動時に自動回復する。動きすぎるとスタミナが足りなくなるため,ゲージ管理は重要だ。

 体力はアイテムを消費することで回復が可能。アイテムは,敵を倒したときや,道中に配置されている青い霊力「御霊」を一定数集めることで使用可能になる。御霊はタップすると収集できるので,スワイプで自動ダッシュをしつつ,御霊をタップで集めることになる。面倒だからとスルーしていては回復がおぼつかなくなるので,移動中でも気が抜けないのだ。

 もちろん,取りこぼした御霊は主人公を停止させ,あらためて回収することも可能だ。個人的には,最近の一般的なゲームと異なる操作デザインであるため,移動だけでも新鮮な感覚を覚えた。

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 どうにか1人め,そして2人めを斬り倒したところで,重々しい甲冑を着込んだボスが登場した。ボスの体力は多く,攻撃を数発当てた程度ではまったく減らせた気がしない。一方でボスの攻撃はこちらの体力をかなり奪うので,相手のモーションの初動に注意しつつ,すぐさまガードができるように意識しなければならない。

 プレイ中,ガンバリオンの担当者が「このボスは,10人に2人くらいしか倒せてないんですよ」と話してくれたが,筆者はそのとき,主人公と敵の攻撃タイミングがかち合ったときに発生する「鍔迫り合い」を制するため,画面を必死で連打しているところだった。

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 冒頭でも書いたように,「修羅道」の配信は2017年内が予定されているとのこと。開発の進捗度については現在66%(つまり,3分の2)だそうだ。続報を楽しみにしたい。

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  • 関連タイトル:

    修羅道(Shurado)

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