キャラクターのラインナップに思わずニンマリ。スマホ向けRPG「幽☆遊☆白書 100％本気（マジ）バトル」先行プレイの模様をお届け

　KLabとアクセルゲームスタジオが共同開発し，現在事前登録が受け付けられているスマートフォン向け新作アプリ「幽☆遊☆白書 100％本気（マジ）バトル」（以下，マジバト）。本作は，2017年にTVアニメ化25周年を迎えた「幽☆遊☆白書」の世界観を再現したRPGだ。本稿では，一足先にゲームを楽しめた先行体験会の模様をレポートしよう。

原作の「暗黒武術会編」までのキャラクター達が参戦

5人一組でチームを組みライバルと戦おう！

　まず，マジバトの内容について簡単に説明すると，原作の「暗黒武術会編」と同様に5人のキャラクターでチームを編成し，相手チームと戦いを繰り広げていくというものだ。バトルに登場するキャラクター達は，リアルな頭身のイメージはそのままにデフォルメされたビジュアルで描かれており，そのCVには佐々木 望さん（浦飯幽助役），千葉 繁さん（桑原和真役）ら，TVアニメ版と同じ声優陣（※）が起用されている。

※TVアニメの放送から長い時間が経過しているため，諸事情によりキャスティングが異なる場合もあるとのこと。

マジバトのストーリーはアニメの内容をなぞったものとなる。原作アニメで描かれたシーンが挿入される演出もあった

　本作のバトルは基本的に自動で進んでいく。各キャラには2種類の必殺技が用意されており，画面下にあるゲージが溜まったら任意のタイミングで発動できるようになっている。必殺技は浦飯幽助の霊丸，飛影の炎殺黒龍波など，おなじみの技が収録されており，発動時にはカットインも入り見た目も華やか。原作に対するリスペクトを感じられた。

バトルスピードを速められるのはもちろん，必殺技の発動も自動化できる。とくに後者は周回プレイに役立ちそうだ

バトルには敵味方合わせて最大10名のキャラクターが登場。そのタイプは，メインで戦うキャラクターと彼らをサポートする2種類に分けられる

　クエスト以外にも，ほかのプレイヤーが育てたチームと対戦する「暗黒武術会」というモードが用意されていた。こちらは完全オートで進むもので，チームの戦闘力が物をいう。自慢のキャラクターでチームを組み，どれだけ勝ち進められるかに挑戦してみるのも面白そうだ。
　その内容に筆者は，戸愚呂（弟）が話した「技を超えた純粋な強さ、それがパワーだ！」という台詞が脳裏に浮かんだ次第である。


　さて，ファンにとってはゲームの完成度はもちろん，「どのキャラクターが参戦するのか」も気になるところだろう。今回の先行体験会でプレイできたバージョンでは，原作の暗黒武術会編までに登場するキャラクターを確認できた。浦飯幽助，桑原和真，蔵馬，飛影ら主役級はもちろん，浦飯チームと激闘を繰り広げた戸愚呂兄弟，武威ら敵キャラクター，ジョルジュ早乙女など脇役まで網羅されており，幽☆遊☆白書ファンの筆者は思わず頬が緩んでしまった。

衣装バリエーションなどで，同名キャラクターでも複数の種類が存在するものもある。この飛影は剛鬼・蔵馬とともに活動していたころの姿だ。懐かしい！

　各キャラクターにはレアリティが設定されており，もっともレアなものは★5となる。★の数が多いほど能力値が高くなる仕組みだが，KLabGamesの小山卓也氏によれば，レアリティの低いキャラクターでも，とことん強化すれば活躍できるようにしたいとのことだった。

　育成方法には，ステージクリア時に得られる経験値や育成用のアイテムを使うものなどがあり，レベル上限に達したら“魂片”というアイテムで覚醒させられる。
　ちなみに魂片は，ガチャを回したとき，所持しているキャラクターが排出された場合に入手できるという。小山氏によると，ステージで手に入れることができるようなイベントも盛り込む予定があるそうだ。

　一通りプレイしてみたところ，テンポよく進むバトルでストレスを感じることなく遊べるうえに，S級妖怪からD級妖怪まで，幅広いキャラクターが登場するのは原作ファンとしてはうれしい限り。
　さらに，低レアリティのキャラクターも育成次第で活躍できるそうなので，好きなキャラクターをじっくり育成していく楽しみかたもできそうだ。正式サービスが始まったら，原作で大好きなキャラクター・死々若丸をひたすら強化しようと思う。

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