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「日本・サウジアラビアeスポーツマッチ」調印式をレポート。2019年1月開催,賞金総額3000万円。「ストVAE」「ウイイレ2019」「鉄拳7」などを使用
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印刷2018/08/16 19:36

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「日本・サウジアラビアeスポーツマッチ」調印式をレポート。2019年1月開催,賞金総額3000万円。「ストVAE」「ウイイレ2019」「鉄拳7」などを使用

 一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)は本日(2018年8月16日),東京都内の電通本社にて,「日本・サウジアラビアeスポーツマッチ」の調印式を開催した。調印式にはJeSU会長の岡村秀樹氏と,サウジアラビアeスポーツ連盟会長であるファイサル・ビン・バンダル・アール・サウード王子が出席。2019年1月に行われる親善試合についての調印とスケジュール発表を行った。

写真左から,サウジアラビアe-Sports連盟会長であるファイサル・ビン・バンダル・アール・サウード王子と,一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)会長の岡村秀樹氏
画像集 No.001のサムネイル画像 / 「日本・サウジアラビアeスポーツマッチ」調印式をレポート。2019年1月開催,賞金総額3000万円。「ストVAE」「ウイイレ2019」「鉄拳7」などを使用

 ファイサル王子は,2018年1月に行われた格闘ゲーム大会「EVO Japan 2018」をお忍びで視察するなど,eスポーツを熱心に推進している人物だ。「SASUKE」のアラビア語圏版や「風雲!たけし城」のサウジアラビア版制作の立役者になるなど,日本とも縁が深い。4GamerではEVO Japan 2018の会場でインタビューを行っているので,興味のある人は確認してみてほしい。

 日本・サウジアラビアeスポーツマッチは,JeSUとサウジアラビアeスポーツ連盟が主催するイベントだ。両国で一度ずつ大会を開催するホーム&アウェイ方式で行われる。サウジアラビアでは2019年1月18日〜19日,日本では2019年1月26日〜27日に開催される予定だ。現時点で使用が決まっているタイトルは「ウイニングイレブン 2019」「ストリートファイターV アーケードエディション」「鉄拳7」の3本。岡村氏によれば,これ以外のゲームについても採用の予定があるとのこと。賞金総額は3000万円で,代表選考方法については改めて発表が行われる。

 今回の日本・サウジアラビアeスポーツマッチは,ファイサル王子からJeSUに提案があったもの。経済産業省からは、両国の戦略的パートナーシップ「日・サウジ・ビジョン2030」の一環として開催したいという申し出があり,実現に至ったのだという。サウジアラビアは非・石油分野の歳入を増やす経済改革計画「サウジ・ビジョン2030」を掲げているが,これと日本の成長戦略をシナジーさせて両国の発展を目指すのが「日・サウジ・ビジョン2030」だ。eスポーツ大会としてはかなり変わった成り立ちと言えるだろう。

 岡村氏は「サウジアラビアとゲーム大国・日本の協業は,両国のeスポーツの発展や友好を深めていく絶好の機会であり,eスポーツ競技者にも新たな活躍の場を提供するもの。成功に向けて,全力で取り組んでいきたいです」と大会に向けて意欲を見せた。

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「日本・サウジアラビアeスポーツマッチ」調印式をレポート。2019年1月開催,賞金総額3000万円。「ストVAE」「ウイイレ2019」「鉄拳7」などを使用

 また,ファイサル王子は「今大会は両国が素晴らしい関係を作っていくためのきっかけだと思っています。今後,サウジアラビアeスポーツ連盟はゲーム業界の経済発展を支援し,eスポーツ選手に最高の舞台を提供していきます。今回の大会はeスポーツ文化を向上させる第一歩であり,両国が素晴らしい関係を続けていける始まりになることを信じています」と,日本とサウジアラビアの結びつきを強調した。

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 両氏は今回の大会をeスポーツ発展の第一歩として位置づけており,「時間がかかるかも知れないが,中東とアジアの国々が参加する大会にまで発展させるという志を持ちたい」(岡村氏),「この大会は日本とサウジアラビアの関係が進展するだけでなく,eスポーツにおいて国家チームが何をできるかを示す第一歩。両国のeスポーツ選手は人間としても質が高く,今回の大会はオリンピックでのeスポーツ競技化にもいいステップになります」(ファイサル王子)と,大会後を見据えたビジョンを語った。

調印が滞りなく終わると,会場からは拍手が起こった
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 また,サウジアラビアを含む湾岸諸国でeスポーツが発展した理由について,ファイサル王子は「周囲の優秀な選手やトップチーム達が色々と頑張ってくれたおかげで知名度が高まりました。自分はサウジアラビアeスポーツ連盟の会長ですが,eスポーツを発展させるには自分1人が動くだけではダメで,プロ選手としてエネルギーを持つ人の存在を周囲に伝えるのが大事」と持論を述べた。今回発表された3タイトルについてはサウジアラビアでも人気があるそうで,ファイサル王子によると「国同士の距離は遠く離れているが,日本とサウジアラビアは似ている」という。

 遠く離れた国同士が大会を開くのだから,技術を競い合うだけでなく,親睦も深め合うような,有意義なイベントになることを期待したいところだ。

■日本・サウジアラビアeスポーツマッチ
・開催日
サウジアラビア大会:2019年1月18日〜19日
日本大会:2019年1月26日〜27日

・採用タイトル(2018年8月16日時点)
「ウイニングイレブン 2019」
「ストリートファイターV アーケードエディション」
「鉄拳7」

・賞金総額
3000万円

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