プレイレポート
「リネージュ2M」“血盟”に参加して,仲間と冒険しよう! リネ2Mをもっと楽しむクラン加入ガイド
古くからのシリーズ作品も含め,リネ2Mもよりディープに楽しもうと思ったら,血盟への加入はまず欠かせない。
同じ志のプレイヤーたちで集まり,気の合う仲間と一緒に冒険すれば,日々のプレイのモチベーションは上がるし,血盟の規模次第ではキャラクターの能力値も上がるしと,至れり尽くせりだ。
今回はそんな血盟についての加入ガイドをお届けしよう。
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「リネージュ2M」ダウンロードページ
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「血盟」の概要
まず基本的な説明から入ると,血盟とはプレイヤーたちが自発的に作り,集まるグループのことで,ほかのゲームでいうところの「ギルド」などに相当する。また,単に気の合う仲間たちで寄り集まるだけではなく,ゲーム攻略に役立つ機能なども備えているのが特徴だ。
血盟への加入条件は「キャラクター レベル20以上」。血盟加入の意志があっても,作りたてのキャラではダメである。
レベル20というのは,任務(メイン)クエストをこなすだけでレベルがポンポン上がっていた時期が終わり,徐々に難度を意識するようになるころ。そこからダンジョン「クルマの塔」が解禁されるレベル30,「取引所」やダンジョン「破壊された城砦」「激戦の島」が解禁されるレベル40までは一筋縄ではいかない道のりが続く。
しかし,血盟に加入すれば,歩く速度を上げやすくなる。
ほかのプレイヤーとの出会いや共闘は,MMORPGを遊ぶモチベーションにおいて,まさに最強の武器になり得るのである。
■血盟に加入しよう
血盟に加入するには,メインメニューから「血盟」アイコンをタップすればいい。「おすすめ血盟」タブには,ほかのプレイヤーが作った血盟がズラリと並んでいるので,そこから好きな集まりを選ぼう。なお,加入ボタンが「即時加入」の場合は,タップするだけですぐに加入できる。一方で「加入申請」の場合は,申請後に血盟主(リーダー)の承認フローがはさまれるため,おとなしく待っておこう。
しかし,自分で血盟を創設すれば,こうした手間は必要ない。
血盟は,創設費用の20万アデナを支払えば誰でも創設可能だ。すると血盟主として,血盟の名称や紋章,ほかのメンバーの加入申請の承認・拒否,特定の誰かを追放するなどの権限を行使できるようになる。
とはいえ,血盟主の負担はそう軽いものではない。加入申請の処理からはじまり,後述する「血盟レイド」の主催,「血盟アジト」のレンタルといった事務作業のほか,血盟メンバーの人間関係を円滑に保ったり,相談に乗ったり,トラブルを解決したりと……ゲーム攻略以外のマネジメント能力も求められる。
それだけに,未経験者による未知の挑戦をオススメしつつも,似たようなコミュニティで音頭を取っていた経験者には適役だ。
もちろん,リアル友達と内々だけの血盟を立ち上げて,新規メンバーを募集しないといったクローズコミュニティもありだ。この場合は加入設定を「拒否」や「パスワード」にしておけば,知らない人が勝手に入ってくることはない,隠れ血盟のできあがりである。
ちなみに血盟の選び方については,アドバイスのしようがない。なぜなら血盟に入る=新たな人間関係を構築することに,人それぞれのパーソナリティを知らない者から助言できることなどないからだ。
ゆえに,おすすめ血盟タブに並ぶ紹介文をしっかりと読み,自身の性格やプレイスタイルがフィットする場所を探してみてほしい。
なお,活動方針は血盟によってさまざまである。レイドボス討伐重視やキャラクター育成重視などの攻略系もあれば,自由なプレイスタイルを許容するところも,あいさつやチャットを必要としない無言コミュニティも,他勢力との抗争を楽しむPvP重視の血盟もある。
またごく一部の血盟では,一定レベル以上のみの募集だったり,後述する「寄付」などのなんらかのノルマが存在していたりもする。
さらには,加入前に血盟主による面接があるところも。スタンスの異なる人と一緒になってもあまりいい方向に転ばないという,MMORPGで培われてきたコミュニケーションの歴史から生まれた慣習だ。
幸い,大抵の血盟は紹介文にスタンスを記載しているので,あらゆる面を加味して,加入ボタンを押す直前までじっくりと考えるといい。
■「血盟商店」と「血盟バフ」を活用しよう
無事,血盟に加入できると,攻略に便利な機能を利用できる。それらは「血盟レベル」が上がるほどに増加していくので,盛んに活動している血盟ほどゲーム面でも有利になるわけだ。
最も分かりやすい機能は,血盟レベル1から使える「血盟出席」「血盟商店」だ。血盟出席は,血盟メニューから「出席報酬」ボタンを押すとアイテムをもらえる機能で,毎日の恒常ログインボーナスが追加で手に入るようなものである。ここでは「名誉の勲章」を手に入れられるので,プレイ時に出席しない手はない。名誉の勲章の入手数は,前日の出席人数によって変動するので,みんなのためにと毎日出席しよう。
血盟商店に関しては,各村や血盟アジトに存在する血盟メンバーだけが使えるショップで,品揃えは血盟レベルが上がるごとに充実する(血盟アジトの有無に関わらず使える)。
レベル1で「高級体力回復剤」,レベル2で「祝福されたテレポートスクロール」,レベル3で「武器/防具強化スクロール」,レベル4で「ミスリルアロー」,レベル5で「幸運の手紙」,レベル6では希少級スキルブック,レベル7〜8で「名誉クラス獲得券」「名誉アガシオン獲得券」,そしてレベル13で英雄級スキルブックが店に並ぶ。
ここからとくに注目すべきは「希少級/英雄級スキルブック」だろう。これは「高級スキルブック商人」から購入できないスキルになっており,モンスターからのドロップや,製作で手に入れるにもレア素材が求められるだけに,入手経路が増えるのはありがたい。
たまったリソースごとの入手を検討しよう。
それと「血盟バフ」は血盟メンバーのみにかかるバフで,キャラクターの能力を底上げしてくれる。能力値アップはレベル上昇と同義なので見逃せない恩恵だ。生まれたばかりの血盟でもEXPボーナス+1%,血盟レベル2でHP/MP上昇,レベル4で防御力,レベル5で命中,レベル7ですべてのダメージ補正,レベル9以降はダメージ軽減効果を得られる。
このバフは,血盟に加入しているだけで恒常的に適用される。
またアイテム「パイン ワンド」を利用し,アジト内の「血盟訓練所」にボスモンスターを召喚して戦ったり,血盟レベル6以降は「血盟レイド」に挑戦できるようになり,レイドダンジョンに挑めたりもする。
出現するボスは非常に強力だが,通常コンテンツよりもレアな報酬を獲得できる可能性がある。
■血盟に貢献しよう
血盟レベルの上昇に伴う恩恵についてはお分かりいただけたかと思うが,肝心の血盟レベルを上げる方法はどうだろうか?簡潔に答えを言うと「血盟EXP」を上げることだ。
キャラクターEXPとキャラクターレベルの関係と同じく,血盟EXPが一定値に達すると血盟レベルが上がる。また獲得するにも「寄付」と「狩り」の二つの手段が存在する。手っ取り早いのは,血盟レベル2で解禁される寄付のほうだ。
寄付はアデナを使う「一般寄付」,ダイヤを使う「高級寄付」「最高級寄付」が存在する(ダイヤは基本的に有料販売であるが,レベル40以降になれば取引所で確保できる可能性もある)。
一般寄付では10万アデナ,高級寄付では300ダイヤ,最高級寄付では900ダイヤを投じると血盟EXPのほか,おまけで名誉の勲章をもらえる。さらに高級寄付以上では,狩りで血盟EXPとアデナ獲得量上昇のバフ効果を得られる「アインハザードの祝福」も入手可能だ。
寄付とは言いつつ,ゲーム的にはWin-Winの仕様なのである。
本稿が参考になるようなプレイ状況であれば,現実的なのは一般寄付のほうだ。10万アデナと書くと高額に思えるが,現環境ではそうたいした負担でもないはず。血盟商店や血盟バフを充実させるためにも,しっかりお布施しよう。ゲームとはいえ他者との利害関係も絡むだけに,恩恵だけを享受するようなスタンスにならないよう注意すべきだ。
ただ,高級寄付以上は貴重なダイヤを投じることになる。購入したダイヤの使い道についてはしっかりと吟味し,無理しない範囲での寄付を心がけたい。もし無理を求めてくるような血盟であれば,こちらから脱退も検討すべきだろう。強さやバフやアイテムの恩恵よりも,こういった面で気負いなく遊べる遊べる仲間のほうがよっぽど大切である。
一方,狩りでも血盟EXPはもらえるが,アインハザードの祝福を消費しなければならない。とはいえ,そこに特別な操作は必要なく,狩りをするときに自動で持ち物から消費されていく。要するに,血盟に所属し,アインハザードの祝福を持った状態で狩りをすればいいだけだ。
その際は血盟EXPのほかに「熟練度」も得られ,ランダムで能力が上がる「等級効果」も得られる。まさに一石二鳥と言える。
アインハザードの祝福はログインボーナスや啓示クエスト,イベント関連での配布など入手機会も多く,レベル30前後のキャラクターであれば上限パンパンなことも少なくないだろう。血盟に所属しているからといって消費量が増えることもないので安心だ。ただし,適正レベルの狩り場で戦うほど消費は早くなるので,そこだけは意識しておこう。
■「血盟アジト」と血盟関連イベント
血盟に所属していると「血盟アジト」をレンタルでき,血盟関連のイベントで恩恵を受けられる。このアジトとは血盟専用の場所のことで,血盟メンバーしか入れない。内々の集まりにはもってこいだ。なお,入場するには雑貨商人が売っている「アジト帰還スクロール」が必要となるので,忘れずに買っておこう。
アジト内部には血盟商人,血盟レイド商人,倉庫番などが存在し,場合によっては村よりも便利かもしれない。
またグルーディオ,ディオン,ギランへ無料でテレポートできる。
ほかにも,血盟専用のイベントで恩恵を受けられる。例えば2021年5月中旬に開催された「団結せよ!血盟レイド!」では,血盟レイドに必要なアイテムが配布され,利用しやすくなっていた。つまり血盟アジトは単なる集会所ではなく,キャラクター強化の手段にも有用なのだ。
なお,血盟アジトのレンタルには「30日で100万アデナ」が必要だ。決して小さな負担ではないため,血盟主には感謝の言葉をかけよう。
■チャットについて
最後に,最大級に大切な,血盟での心構えを教える。血盟とはつまるところ人間関係であり,これらを円滑に保つためにも「チャット」は重要である。もちろん,それぞれのスタンスにもよるが,気軽にあいさつする,話題を振られたら乗る,質問をされたら答える……といったコミュニケーションには積極的に参加していきたい。
なかでも注意すべきは“血盟メンバーも自分と同じ人である”ということ,そして“文字だけのチャットは,思っているよりも印象の出し方や捉えられ方が人それぞれになる”という2点である。
気心の知れた友達同士の会話ならなんてことのないひと言も,文字で打つと誰かを不快にさせてしまうことがある。気軽な否定や煽りが,気軽に受け取られないこともある。自分がやられて不快なことはやらない。下ネタやジョーク,意見が分かれそうな物事なども,気心の知れぬうちから強く押し出してしまうと,不穏な空気が流れることもある。
筆者にせよ,リネ2Mでの話ではないが,とあるオンラインゲームでリアル友達とプレイしていたとき,チャットで失言して相手を傷つけてしまった経験がある。この件については反省しきりで,思い返すと今でも心が痛い。リアル友達でさえこうなのだから,文字だけでつながる相手となると,どれだけ慎重になっても足りないくらいだろう。
ただ,これもまた血盟のスタンス次第だ。場所によっては「煽りやディスも上等&推奨!」なんてところもあるだろうし,「郷に入っては郷に従え」ということわざもある。ロールプレイが形骸化している昨今だが,普段とは違う自分になるのだって構わない。
とにもかくにも気配り。この一言で,いろいろと解決できる。
ちなみにゲーム内チャットはログもあっという間に“流れて”しまうが,スマートフォン/PCともに同社のクロスプラットフォーム「パープル(PURPLE)」を導入しておくと,自分がログインしていない間の会話や,結構前の発言までさかのぼって見られる。
血盟内のイベントごとや連絡事項をしっかりと確認する意味でも,単純な遊びやすさの意味でも「パープル(PURPLE)」の導入はおすすめだ。
血盟は,共闘やコミュニケーションをとおして,不特定多数のメンバーの一員となって,自分たちが作り上げていくもの。ゲームシステムとしての恩恵も大きいが,人間関係はそれに勝るほど重要で,なによりもゲームを楽しくしてくれるスパイスなのである。
まだ血盟に入っていないという人は,ぜひとも加入してほしい。その第一歩こそが,リネ2Mの世界が最も大きく変わる瞬間となるはずだ。
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