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カルト教団の夢の果て。繰り返し挑戦したくなるステルスアクション「The Church in the Darkness」をプレイ
1970年代を舞台とする「The Church in the Darkness」は,アメリカから南米の奥地へと移住して理想を求めるカルト教団に参加した甥の安否を探るべく,その居住地に潜入する元警察官のヴィクター(もしくはヴィクトリア)の物語が描かれる。
カルト教団の教祖であるアメリカ人夫婦の声優には,「Team Fortress 2」のスナイパー役で知られるジョン・パトリック・ロウリー(John Patrick Lowrie)さんと,「Portal」のGLaDOS役を務めたエレン・マクレーン(Ellen McLain)さんを起用していることから,海外ゲーマーの注目度はかなり高い。
「フリーダムタウン」と名付けられた居住地では,屋外のスピーカーから教祖夫妻による教義が流れ続けており,背筋がゾッとしてくる。ゲームのスタイルはトップダウン型のシンプルなものだ。居住地の周辺では信者達が警備を行っているが,ボタンを押すと彼らの視界が扇状になって表示される。
日中であっても,信者の視界に入らなければ気づかれることはなく,足音や物音で察知されることもない。少々緊張感が足りないという印象を受けたものの,なかには常に動き回っているキャラクターがいるので,しっかりと安全なルートを見極めてから潜入したいところだ。
また,信者の視界はカテゴリによって色分けされており,黄色の扇が表示される労働者であればで素通りしても問題ない。オレンジの扇は相手が武器を持っていることを示し,黒い扇の場合は非常に手強い相手であるとのこと。
建物を探索したり,信者を倒したりしてアイテムを入手しながら,甥の居場所を探すことになるが,それだけでなく,教祖夫妻を襲撃して彼らの真の目的も探り出せる。
ゲーム自体は1つのマップしかなく,1回のプレイ時間もそれほど長くないが,リトライするたびにキーキャラクターの居場所などが変わる,ローグライクなものになっている。毎回,どんなアプローチを取るべきかが変化するだけでなく,そのストーリーも微妙ながらも変化するようだ。
「The Church in the Darkness」の舞台である1970年代と言えば,アメリカ発祥のカルト集団が独立国家を夢見てジャングルに分け入り,思想の過激化によって集団自殺に至るという事件が発生した時期にあたる。そんな宗教や信仰という難しいテーマを扱う本作は,2018年内にPC,Mac,PlayStation 4,Xbox One向けにリリースされる予定だ。
「The Church in the Darkness」公式サイト
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The Church in the Darkness (C) and (R) 2018 Paranoid Productions LLC. All Rights Reserved.
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The Church in the Darkness (C) and 2018 Paranoid Productions LLC. All Rights Reserved.
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