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[gamescom]オープンワールド型アクションRPG「Biomutant」の最新情報が公開。擬人化された動物が巨大モンスターと戦うマジカルな作風に
Experiment 101は,Avalanche Studiosで「ジャストコーズ」シリーズのアートディレクターとして活躍していたステファン・リュンクヴィスト(Stefan Ljungqvist)氏が立ち上げたスタジオだ。その処女作となる本作は,擬人化された動物達が暮らすファンタジー世界で,レッサーパンダ風の主人公が世界の秩序を保ってきた生命の樹を守るために,巨大なモンスターと戦っていくというストーリーになっている。
主人公の名前は無いようだが,ゲーム開始時に「力強さ」「カリスマ」「知性」など,いくつかのステータスをDNA操作に見立てて変更することで,その容姿が自動的に変化する。そのため,現在公開されているアートワークのようなレッサーパンダだけでなく,アライグマやキツネ,あるいはモルモット風になったりするのが面白い。
生命の樹は,8平方kmという広大な世界で5つの方向に根を伸ばしており,その一部は地表に露出しているという。ゲーム内の5つの地域が,中国思想の「五行」を表しているイメージだ。また,本作における評判システムは「陰陽」になぞらえたもので,プレイヤーの行動がNPCからの評価に影響していくという。
アクションは非常に軽快で,体の大きなモンスターの周囲を飛び回りながらパンチやキックをお見舞いし,離れた場所からは銃器による攻撃もスムーズに行える。今回見せてもらったムービーデモではボタンのアイコンが表示される場面もあり,タイミングよくボタンを押すことで,横っ飛びしながら銃を撃ったり,スローモーションのフィニッシュムーブを繰り出したりできるようだった。
5つの方角で生命の樹の根っこをかじっている,5体のボスが存在するとのことだが,それ以外にも現時点で24種類ほどの巨大モンスターがおり,20分くらいかけて戦う壮絶なバトルも用意されている。
ほかにも,ウマのような生き物からエアシップ,さらには強化外骨格のような二足歩行型のメカまで,さまざまな乗り物があり,広大な世界を自由に移動しながらモンスター狩りを行っていくゲームになりそうだ。
「Biomutant」は,タイトルにもなっている遺伝子操作による能力の向上や,リュンクヴィスト氏が話してくれた武器のカスタマイズ機能など,まだまだ発表されていないフィーチャーも多く,発売は2020年へとずれ込むようだ。現時点では日本語化の予定はないが,映画「カンフーパンダ」と「マッドマックス」の雰囲気を組み合わせつつ,独自の世界観に仕上げているのは好印象で,今後の情報にも注目していきたいところである。
「Biomutant」公式サイト
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(C)2019 THQ Nordic AB & Experiment 101 AB. Developed by Experiment 101 AB. THQ and their respective logos are trademarks and/or registered trademarks of THQ Nordic AB. All rights reserved. All other trademarks, logos and copyrights are property of their respective owners.
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