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ランダム生成されるマップでたっぷり楽しめそうなターン制ストラテジー,「Into the Breach」がリリース
「Into the Breach」公式サイト
地底から現れた巨大昆虫型クリーチャー「Vak」の侵攻と,彼らが引き起こした地殻変動によって文明が崩壊した未来世界。プレイヤーは残されたロボット兵器を駆使して人類の営みを守り続けるリーダーとしてプレイすることになる。
ブリーフィング画面でマップの状況が把握でき,戦闘中には相手の攻撃目標が表示されるなど,一見すると簡単に遊べそうな雰囲気のあるゲームだが,突然,火山の噴火や洪水が起きたり,マップの一部が地殻変動で崩壊してなくなるなど,ターンごとに予測のできない展開が待っている。
自動生成されるタイル状のマップは,8×8マスと小さめだが,北の地域では氷を溶かして相手を海に突き落としたり,工場のマップでは酸性の液の入ったコンテナを破壊して相手にダメージを与えるなど,さまざまな戦略が考えられるところも魅力だ。
それぞれのマップで表示されるターンの間,敵の攻撃を防ぐのがプレイヤーの目的で,最後は「パワーグリッド」と呼ばれるヘルス値を残した状態でフィニッシュしなければならない。1ゲームは1時間ほどで終わり,例えば基地のマネジメントといった細かな部分を考える必要もないので,ストラテジックなアクションだけに集中して,何度も繰り返して楽しむというゲームデザインになっている。また,失敗すると時間を巻き戻してプレイし直すというオプションも用意されているという。
日本語には対応していないが,ストラテジーにしてはそれほど文章を読む必要がなく,それぞれの英文はシンプルにまとめられているため,プレイはしやすそうな印象だ。欧米メディアのレビュースコアも高いので,2018年注目のインディーズタイトルの1つと言えるだろう。
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Into the Breach
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