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国内発売予定のゲーマー向けディスプレイをASRockがCESで披露。横長有機ELモデルなど計6製品をラインナップ
中でも注目すべきは3製品の有機ELパネル採用ディスプレイで,27インチサイズの高リフレッシュレートモデルや,32インチサイズのウルトラワイドモデルなどが登場する。
●有機ELパネル採用モデル
- PGO34QR52A:34インチサイズ,解像度3440×1440ドット,アスペクト比21:9,曲率1800R(=半径1800mmの円を描くカーブ),垂直最大リフレッシュレート240Hz
- PGO27QFW2A:27インチサイズ,解像度2560×1440ドット,アスペクト比16:9,垂直最大リフレッシュレート360Hz
- PGO27QFS2A:27インチサイズ,解像度2560×1440ドット,アスペクト比16:9,垂直最大リフレッシュレート240Hz
●液晶パネル採用モデル
- PG32QRT2:32インチ液晶パネル,解像度2560×1440ドット,アスペクト比16:9,曲率1000R,垂直最大リフレッシュレート180Hz
- PG27FFX2A:27インチ液晶パネル,解像度2560×1440ドット,アスペクト比16:9,垂直最大リフレッシュレート520Hz
- PG27QFW2A:27インチ液晶パネル,解像度2560×1440ドット,アスペクト比16:9,垂直最大リフレッシュレート400Hz
いずれの製品もAMD独自のディスプレイ同期技術「FreeSync Premium」に対応している。さらにASRockらしいユニークな特徴として,ディスプレイ本体無線LANのアンテナを内蔵しているのも見どころだ。いまどきのASRock製マザーボードは,無線LAN機能を備えているものが多く,それらのアンテナ端子とディスプレイを接続することで,ディスプレイをアンテナとして使えるわけだ。
すべての製品を日本国内で販売するかは不明だが,人気が出そうなラインナップだ。ASRockも「日本市場でも競合の多いカテゴリーだが,勝算はある」と自信を見せていた。
また,ASRockと言えば,小型ベアボーンPCも多数展開している。CES 2024では,根強い人気の「DeskMini」シリーズと「DeskMeet」シリーズに,Socket AM5対応マザーボードを搭載した新製品「DeskMini X600」「DeskMeet X600」が登場した。
搭載するマザーボードの規格は,順にMini-ITXとMicroATXで,AMDが発表したばかりの「Ryzen 8000G」シリーズのAPUと組み合わせて,小型PCを自作できる。
マザーボード単体としては,Intel B760チップセット搭載のMini-ITXモデル「Phantom Gaming B760I Lightning Wi-Fi」に注目だ。こちらは,第14世代CoreプロセッサなどIntel製CPUを使った小型PCを自作したい人から人気を集めそうだ。
このほかにも,デスクトップPC用のエントリー市場向け新型GPU「Radeon RX 7600 XT」を搭載した「Radeon RX 7600 XT Steel Legend 16GB OC」や「Radeon RX 7600 XT Challenger 16GB OC」をはじめとするにグラフィックスカードが展示されていた。
ASRock日本語公式Webサイト
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