プレイレポート
天地雷鳴士になって,バトエンで遊べる!? 3年ぶりに「ドラゴンクエストX」の世界に戻ったら,いろいろ驚いた
そんな独り言をつぶやいてしまった蒸し暑い夏の夜。
目の前にある画面では,たくさんのプレイヤーが往来し,思い思いに走ったり,手を振ったり,仲間とのおしゃべりに花を咲かせてたりしている。
まるで故郷に帰ってきたような……いや,かつて住んでいた大好きな町を久しぶりに訪れたような感覚。友人やギルドの仲間とともに過ごした時間の楽しい思い出が,次々と浮かんでくる。
……なぜこんなポエムを書いているかというと,かつて毎日のように楽しんでいたMMORPG「ドラゴンクエストX」(以下,DQX)を,久しぶりにプレイしてみたからです。
DQXでは,これまでに「目覚めし五つの種族」「眠れる勇者と導きの盟友」「いにしえの竜の伝承」「5000年の旅路 遥かなる故郷へ」という4バージョンがリリースされてきましたが,筆者が最後にログインしたのは3年前,バージョン2に当たる「眠れる勇者と導きの盟友」のときでした。続けたいとは思っていたんですが,仕事とか家庭の用事に追われているうちに,少しずつ離れてしまった,という感じです。
プレイを再開するきっかけとなったのは,4バージョンすべての内容を収録する「ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ」(PC / PS4 / Switch / Wii U)が2018年7月26日に発売されるというニュースでした。自分がプレイしていた世界から2つもバージョンアップしているということで,その変化を確かめたくなったのです。追加パッケージを2つ買うよりお得だし!
なお,DQXの公式サイトには「利用券のご購入がなく、一度もオンラインモードにログインしていない期間が3か月以上になると、「ドラゴンクエストX」のサーバー上に保存しているキャラクターデータ(冒険の書)が消えてしまう可能性がありますので、ご注意ください」という注意書きがあります。
なので,おそるおそるゲームを起動したのですが,冒険の書は無事でした。ということで,久しぶりに訪れたアストルティアの様子をレポートします。
3年もの間待ってくれていた,仲間やマイホームと再会
ログインしてまず目に入ったのが,自分の分身であるキャラクター,「ぷりん」。お気に入りの赤いドレスを着て,黄色いチューリップ傘を持っていました。実に自分らしいセンスだなぁとニヤニヤ。
そして隣には,青くてぷにぷにしたホイミスライム。いつも冒険のおともに連れていた「むにむに」も,変わらず付き添ってくれていました。感激です!
次に気になったのがマイホーム。現実は35年ローンでも,ゲームでなら一括購入できる! ということで必死にお金を貯めて購入し,お気に入りの家具でかわいく飾り付けたマイホームです。
DQXの公式サイトで,「1年以上ゲームにログインしていない場合、そのアカウント内にいるすべてのキャラクターの土地が回収され、他のキャラクターが購入できるよう開放される可能性があります」という告知があったので,果たして残っているのだろうか……と,ドキドキしながら行ったのですが……無事に残っていました!
花のアーチをくぐると,満開の桜が出迎えてくれて,畑には3年前に植えたであろう花が収穫を待っていました。ああ,何ひとつ変わってないなぁ。マイホームでのんびり過ごしたり,目の前の海で釣りをしたりして楽しんだ思い出が浮かんできます。
新職業「天地雷鳴士」は,最初から強い!
操作方法をすっかり忘れていたので,コンフィグでキー配置を確認しつつ,しばらくはリハビリ的にプレイ。ルーラストーンで町を巡った後,モンスター討伐に行こうと思ったところで,かつて所属していたギルドはとうに除名になっていて,フレンドも少なくなっていることに気づきました。
タイトルによっては「クエストに行きたいけどパーティが組めない!」となるところですが,DQXなら心配無用。酒場に行き,仲間にしたいプレイヤーの職業やレベルを選ぶだけで,オフラインになっているプレイヤーのキャラクターが仲間になり,自動で一緒に戦ってくれるのです。
深夜で人がいないときでもすぐに,プレイ時間がなくてほかの人に迷惑をかけたくないときでも遠慮なくパーティを組める,素晴らしいシステム。しかも,自分のキャラクターがほかのパーティに参加するよう登録すれば,誰かの役に立てるうえに,プレイせずに経験値やお金を稼げて2度お得なんです。
酒場で自分と同じくらいのレベルのプレイヤーを仲間にしたところで,見慣れない職業があることに気づきました。「天地雷鳴士」……?
調べてみると,天地雷鳴士は最新のバージョン4で追加された新しい職業で,4種類の「げんま」を呼び出して敵と戦わせる「しょうかんスキル」を使えるようです。そして,ほかの職業は,転職時にレベル1から始めなくてはいけないところ,天地雷鳴士はレベル50からスタートできるとのこと。
DQXは比較的サクサクとレベルを上げられるのですが,やはり高レベルまで行くには,それなりの時間や手間がかかるので,これはなかなか嬉しい。私のメイン職は僧侶ですが,そのときの気分やパーティバランスなどに合わせて,戦士や魔法使いなど,いろいろな職業を体験してきたので,天地雷鳴士にも転職したくなってきました。
そこで王都カミハルムイへ。桜の花びらが降りしきるこの町は,落ち着いた和の雰囲気で,お気に入りの場所のひとつ。とある人物に話しかけて,いよいよ転職クエストのスタートです。
川に落とされたり,おまんじゅうを探すことになったりと,なかなか大変な目にあいつつ,クエストをクリアし,晴れて天地雷鳴士の一員に。げんまを召喚しまくって戦います。これは爽快で楽しい!
天地雷鳴士のほかにも,筆者が離れていた間に「占い師」「踊り子」が実装されているようなので,そちらも試してみたいと思っています。
あの「バトエン」も遊べる
無事天地雷鳴士になった筆者が次に挑戦したのは「バトエン」。ピンときた読者の方も多いと思いますが,あの,えんぴつを転がして戦いを繰り広げるゲーム「バトルえんぴつ」が,DQXの世界でも遊べるようになっていました。
港町レンドアの宿屋にいる「バトエン復興組織 レジェンズ」の会長であるレジェス氏に話しかければ,クエスト兼チュートリアルがスタート。遊び方を教えてもらえるうえに,バトエン用アイテム一式がもらえます。
それが終われば,プレイヤーと自由にバトルできる「フリー対戦」や,バトエンにまつわるストーリーが解禁。フリーで遊ぶ自信がないときは,会長の隣にいる秘書のローリンさんといつでも勝負ができます。
バトエンで勝つと「バトエンポイント」が溜まり,バトエンが入ったパックや武器,家具などと交換できるので,手軽にバトエンの興奮が楽しめるだけでなく,実用性もあるのです!
かわいい「ついてクン」を連れて歩きたい
バトエンにハマり,しばらくの間勝負を繰り返した筆者。久しぶりに町を散策してみると,プレイヤーの後をついていく小さなペットに気が付きました。仲間モンスターではないみたいだし,以前はいなかったような……と思って調べてみると,これは「ついてクン」という名前の錬金人形だということが判明。何かしてくれるわけではないけれど,プレイヤーの周りをトコトコと歩いたり漂ったりする様子が可愛らしいです。
「ついてクン」を装備するには,ついてクンが入っている特別なカプセルを入手する必要があります。首尾良く1つ手に入ったので,玩具屋のカルタさんに開けてもらうと,「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」でおなじみの「クルッチ」くんでした!
バージョン4では,ほかにも「どうぐかばん」や「そうびぶくろ」が拡張できたり,顔コーデが増えたりと,細かいけれど,個人的にとても嬉しい要素がたくさん追加されていました。
上級者向けには,8人パーティで敵を倒していく「アストルティア防衛軍」というバトルコンテンツも登場しているとのこと。こちらはレベル90以上で参加できるそうなので,のんびりと目指してみたいと思います。
あの人気キャラとのクエストも楽しめる
復帰プレイヤーとして嬉しかったのが,NPCとのクエストが増えていたこと。この世界には,たくさんの魅力的なNPCがいて,毎年「アストルティア・クイーン総選挙」が開催されているほどですが,そのクイーンの1人,合成屋を営むリーネさんのクエストを発見しました。彼女からの頼み事なんて,絶対断れない……ということで,挑戦してみました。
もちろん,メインとなるストーリーにも新しいものが追加されていますが,バージョン3までをクリアしていない筆者が現時点でのすべてを見届けるのは,しばらく先になりそうです。
とは言え,どんなストーリーになるのかはやっぱり気になるので,タイトルムービーを見てみました。
ムービーには,今までに見たことのない風景や,新しいキャラクターが登場していました。新要素にも興味津々ですが,主人公は物語の最初で実の兄弟姉妹と生き別れになっているので,その行方も気になっています。
戻ってみたら,やっぱり楽しかったDQX
3年という時間を空けて戻ったDQXの世界は,やっぱり楽しいものでした。冒険はもちろん,カジノ,バトエン,仲間とのおしゃべりまで,魅力的な要素が満載で,復帰直後から楽しめる新要素が多かったのも好印象でした。
現在,「カムバックさん応援キャンペーン」や「新人さん おうえんキャンペーン」などが開催されているので,しばらく離れていた人や,興味があったけどプレイしていなかった人は,ぜひこの夏アストルティアへいらっしゃってください!
「ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ(version1-4)」公式サイト
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- ライター:相川いずみ
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