プレイレポート
アニメを思わせる演出や奥深い戦闘システムに注目。スマホ向け新作アプリ「七つの大罪〜光と闇の交戦〜」のインプレッションをお届け
グラクロは,漫画家の鈴木 央氏が原作を手がけるコミックを映像化したTVアニメ,〈七つの大罪〉の世界をスマホで体験できる“シネマティックアドベンチャーRPG”と謳われる作品だ。サブタイトルにある「交戦」とは,作中に登場する伝説の騎士団〈七つの大罪〉と,闇の勢力間の巨大な戦いの前兆を暗示しており,TVアニメ版〈七つの大罪〉の世界観を徹底的に再現した作品となっている。
今回4Gamerでは,アプリの配信に先駆けてゲームをみっちりとプレイできたので,その様子を余すことなくレポートしていこう。
まずは,今やスマホ向けゲームアプリでも欠かせない要素となったムービーをチェックしてみた。
その内容は,大勢の敵に追われるエリザベスとホークの元に,いつもと変わらない余裕のある表情を見せるメリオダスが現れ,エリザベスを軽々と抱き上げてスタートするというもの。アニメーションのクオリティが非常に高かったことに驚きを隠せず,この先に用意されているシナリオやバトルに,いやが上にも期待させられた。
グラクロの運営担当者は,本作について「ファンはもちろん,〈七つの大罪〉を知らない人でも楽しめます」と述べ,作品の完成度の高さをアピールしていた。さらに,壮大な世界観やバトル要素,衣装の着せかえや料理コンテンツなど,項目ひとつひとつをとっても,〈七つの大罪〉の世界を存分に楽しめると,コメントを寄せた。
グラクロの注目ポイントとしては,大まかに2つを挙げられる。
1つめは,グラフィックスおよび世界観。Netmarbleの強みであるというグラフィックスは,とことんこだわり抜いて制作したとのこと。これにより,〈七つの大罪〉の世界をダイレクトに感じられるのではないだろうか。
ゲーム内では,〈七つの大罪〉の世界が再現されるとともに,キャラクター達が精巧に作られた3Dモデルになって登場する。ストーリーは,TVアニメ第1期が収録されており,アニメのシナリオが忠実に再現されているとのこと。ファンならアニメの感動を追体験できるだろうし,初めて〈七つの大罪〉に触れる人なら,アニメを見る感覚で壮大な世界観を味わえるだろう。
2つめは,スキルカードを使った戦略的なバトルだ。まるでTVアニメを見ているかのような必殺技の演出が施されており,カットシーンも目が離せない。それと同時に,各キャラクターの特徴を思う存分に感じられる場でもあるのだ。
このほかにも,〈豚の帽子〉亭を中心に繰り広げられるキャラクターとの交流要素が魅力に挙げられる。ここでは,メインキャラクターと交流して好感度を上げたり,リアクションを楽しみながら衣装を着せ替えたりと,さまざまなコンテンツを楽しめる。
そしてなにより,〈七つの大罪〉の世界を舞台にプレイヤー自身が主人公になり,ストーリーに沿って冒険を進められるというのが快感でしかない。
さて,ここからは,1時間ほどグラクロを遊んでみてのインプレッションをお届けしたい。
筆者は,チュートリアルをゆっくり進めてみることにした。冒頭は,メリオダスが〈豚の帽子〉亭でお客にご飯を提供しているところからスタート。キャラクターが滑らかに動いており,そのクオリティの高さから,ゲームを遊んでいるのではなく,アニメーションを楽しんでいるような感覚を覚えたほどだ。
続いて,グラクロの戦闘も体験してみた。チュートリアルではメリオダス,エリザベス&ホークの2キャラクターで戦闘がスタートし,1ターンに2回攻撃を繰り出していく流れになっていた。攻撃回数は編成しているキャラクターの数で変わるようだ。スキルカードはひとりにつき3種類用意されており,それらがターンごとに規定の枚数,ランダムで出現する。
また,同じスキルカードが隣同士になると強化されたり,カッコいい演出が見ものの必殺技カードが出現したりと,戦略的なバトルを楽しめそうだと感じた。
街中のエリアではメリオダスを自由に動かせる |
ログインボーナスをくれるエリザベスがかわい過ぎて,毎日のログインは欠かせなくなりそう……!? |
主な活動場所となる〈豚の帽子〉亭では,ストーリーを進めていくと,キャラクター達が常駐するようになっていく。最初はエリザベスとホーク,そしてお客さんのみだが,ゲームを進めていくと,バンが厨房に立っていたり,ディアンヌが窓の外にいたりと,随分と賑やかな雰囲気になっていく。余談ながら,ディアンヌが稀に人間サイズになって酒場に入ってくることもあるそうだ。
さらに,〈豚の帽子〉亭には料理を作れる機能も用意されており,ここでは料理のほか,「バーニャエール」というアイテムを獲得できる。各キャラクターには好物が設定されており,それをプレゼントすると好感度を上げられる仕組みだ。なお,戦闘前の編成画面でキャラクターに料理を食べさせると,パラメータを上げられる。
また,キャラクターの衣装を変更すると,戦闘中や街中に登場した際の姿にも反映されるとのことだ。これはぜひお気に入りのカスタマイズにしたいところ。
このほかにも,ゲームを進行することで開放されるコンテンツとして,「PvP」「殲滅戦」が用意されている。これらは特定条件下または特定期間でだけ遊ぶことができる。フレンドと一緒に楽しめるものもあり,ゲーム内の友だちを作るきっかけにもつながるのではないだろうか。詳細については,以下の囲みを確認してほしい。
・PvPモード(1)「バイゼル喧嘩祭り」
ランダムでマッチングしたほかの参加者と,リアルタイムで競い合うモードになる。階級に応じた報酬として,装備・ガチャチケット・ダイヤなどを獲得できる。
・PvPモード(2)「親善試合」
フレンドとリアルタイム対戦を楽しめるモードだ。バイゼル喧嘩祭りとは異なり,報酬が用意されていない。
・共闘モード「殲滅戦」
2人1組で「赤き魔神」に挑戦し,勝利すると育成アイテムを獲得できる。魔神は通常の敵より強く,特定の効果を受けないため,難度は高めだ。
豊富なコンテンツが用意されたグラクロだが,かわいいもの好きの筆者がとくに注目したのは,〈七つの大罪〉のキャラクター達と一緒に写真を撮影できるAR機能だ。これは,自分だけの空間に好きなキャラクターを並べたり,一緒に撮影できたりする,夢のような要素になる。いつでもどこでも撮影できるため,本編そっちのけで楽しんでしまいそうだ。
配信に先駆けて一足早くプレイしてみたが,シナリオやグラフィックス,バトルなど,ゲーム内で楽しめるすべての要素にワクワクドキドキさせられた。1シーンも見逃すことができそうにないので,正式サービスを心待ちにしたい。
「七つの大罪〜光と闇の交戦〜」の配信に先駆けて,クローズドβテストの実施が決定。参加者の募集も開始に
事前登録も受け付け中
3月5日に掲載した記事でもお伝えしたが,グラクロでは今春の配信に先駆けてクローズドβテストが開催される。締切は4月2日12:00。募集人数は2万名で,応募者多数の場合は抽選で決定されるとのこと。なお,4Gamerでは読者向けに1000名分の応募枠を提供してもらったので,一足先に遊んでみたい人は,以下に掲載したリンクから応募ページにアクセスし,手続きを済ませてほしい。
「七つの大罪 〜光と闇の交戦〜」クローズドβテストに4Gamer読者枠で応募する
また,事前登録も受け付けられている。登録者数に応じて,「SR『メリオダス』」やゲーム内アイテム「ダイヤ」など,さまざまな特典がプレゼントされるので,この機会をお見逃しなく。
このほか,事前登録の開始に合わせて,公式Twitterフォロー&リツイートキャンペーンが正式サービス開始前まで実施されている。これは,グラクロ公式Twitterのフォロワーが一定数を超えると,「ゴールド」や「メリオダスの武器コスチューム」がもらえるというもの。さらに,公式Twitterをフォローのうえ,キャンペーンツイートをリツイートすると,77万7777円分のAmazonギフト券やiPhone XS Maxなど,豪華賞品が抽選で当たるチャンスもある。奮って参加してみよう。
今春配信予定の「七つの大罪 〜光と闇の交戦〜」でクローズドβテストの実施が決定。4Gamer読者向けに1000名分の応募枠を用意
Netmarbleは本日(2019年3月5日),スマホ向け新作アプリ「七つの大罪 〜光と闇の交戦〜」でクローズドβテストの実施が決定したことを発表し,参加者の募集を開始した。応募締切は4月2日12:00。今回4Gamerでは,読者向けに1000名分の応募枠を提供してもらったので,ぜひ活用してほしい。また,事前登録の受付もスタートしている。
「七つの大罪 〜光と闇の交戦〜」公式サイト
© Netmarble Corp. & Funnypaw Co., Ltd. All Rights Reserved.
- 関連タイトル:
七つの大罪 光と闇の交戦
- 関連タイトル:
七つの大罪 光と闇の交戦
- この記事のURL:
キーワード
© 鈴木央・講談社/「七つの大罪 戒めの復活」製作委員会・MBS
© Netmarble Corp. & Funnypaw Co., Ltd. All Rights Reserved.