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[E3 2018]「Unravel Two」プレイレポート。操作キャラクターが2体になって,さまざまなパズルや協力プレイが楽しめるように
前作のヤーニーは,生みの親のおばあさんの家に,体から伸びる毛糸がつながっており,これが“命綱”のような扱いだった。しかし,本作ではゲーム開始時に海に投げ出されてしまい,この大切な毛糸がちぎれてしまう。その状態で陸地に打ち上げられ,落ち込むヤーニー。しかし,同じ境遇の青いヤーニーと出会い,お互いのちぎれた毛糸をつなげることで,一緒に動けるようになる。そう,本作では2体のヤーニーが主人公なのである。
ヤーニーから伸びる毛糸を使ったワイヤーアクションを駆使して,パズルを解きながらステージを進めていくという点は,前作と同様だ。ただし本作では,片方が障害物を押さえているあいだに,もう片方が先に進むなど,2体のヤーニーが協力しないと先に進めない場面が登場するので,よりバリエーション豊かなパズルが楽しめるようになっている。
操作するヤーニーはいつでもボタン1つで切り替えが可能で,それぞれに別の行動をさせられるほか,合体させて同時に動かすこともできるので,キャラクターが増えたからといって,操作が煩雑になっているわけではない。
本作で追加された新要素が,2人でのCo-opだ。Co-opの場合は,2人のヤーニーをそれぞれのプレイヤーが操作する。筆者は,1人でチュートリアルを進めたあと,開発スタッフと協力して,ゲーム後半の難しいステージに挑戦したのだが,筆者のヤーニーが操作ミスで足場から落下してしまっても,開発スタッフのヤーニーが引っ張り上げてくれるなど,1人プレイではできなかった手助けが行えるため,非常に遊びやすかった。もちろん,ほかのプレイヤーと一緒にパズルを解く楽しさも味わえるので,個人的にはCo-opのほうがオススメだ。
冒頭で述べたとおり,本作は日本でもすでに配信されている。可愛らしい見た目に反して,頭を悩ませる複雑なパズルや,難しい操作が求められる場面もあり,ハードな内容を求める人も楽しめるだろう。一方で,前作にはなかったヒント機能が追加されており,どうしても先に進めないという場合はヒントに頼ることもできる。パズルやアクションが苦手な人も安心して遊んでみよう。
「Unravel Two」公式サイト
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