コーエーテクモゲームスは,PlayStation 4用ダーク戦国アクションRPG「
仁王2」に向けた有料DLC第2弾
「平安京討魔伝」の配信を,PlayStation Storeで本日(2020年10月15日)開始した。価格は1300円(+税)。配信済みの「牛若戦記」(
関連記事)と平安京討魔伝,そして今後配信予定となっているDLC第3弾「太初の侍秘史」がセットになったシーズンパスは,3000円(+税)で販売中だ。
平安京討魔伝の舞台は,牛若戦記よりさらに時をさかのぼった
平安時代中期の,魑魅魍魎が跋扈する平安京。ここでプレイヤーは,史上最高の討魔武者・
源 頼光や陰陽師・
安倍晴明と共に,新たな戦いに挑む。新たな物語(篇)はもちろん,新武器種「手甲」(てこう。
関連記事)や凶悪な新妖怪,ボス,装備,守護霊,スキルが追加。より上位の難度でゲームを楽しめる
「悟りの夢路」や,装備品希少度
「神宝」も追加されている。
安倍晴明と源 頼光 |
拳を覆うように装着し,敵を殴打する手甲 |
本日は,そんな平安京討魔伝の最新スクリーンショットが紹介文と共に届いているので,以下に掲載しておこう。
なお次回の仁王2最新情報は,
11月13日に届けられる模様だ。
■イベント
義経が残した言葉を手掛かりに、ソハヤマルの過去を探るべく京を訪れた主人公は、古びた箱が供えられた社を発見する。この箱が、再び主人公を過去へと誘(いざな)うことになる。
ソハヤマルを掲げ、名乗りをあげる女武者。彼女こそ、源氏相伝の名刀を振るって数多の妖怪を討ち滅ぼし、史上最高の討魔武者として名高い源頼光だった。
鳳凰のつがい、鳳と凰を背後に従えた頼光。頼光は実は女性であり、彼女の業績を元に弟が政治的手腕を発揮し、両者の活躍がともに「源頼光」の伝承として今日に伝わっていたのだ。
史上最強の陰陽師、安倍晴明。伝承では母ともされる葛葉狐(くずのはぎつね)を守護霊にしている。本編で登場し主人公に陰陽術を教えたのは彼の姿を写した式神だったが、こちらは本物だ。
頼光と晴明が並び立つ。平安時代中期はその優雅なイメージとは裏腹に、魑魅魍魎が跋扈する恐るべき時代だった。力を合わせて戦う二人の活躍がなければ、後世の歴史は変わっていたかもしれない。
燃える羅生門の奥から現れた陰陽師風の男。魑魅魍魎を伴って悠然と歩くその姿は、いかにも怪しげだ。
蘆屋道満。安倍晴明との間に因縁があり、ライバルとも目されていた人物である。多くの文献で、悪しき目的に陰陽術を用いた呪術師として扱われている。京の異変も、彼が引き起こしたのだろうか?
■ステージ
平安京市街の南端に位置する、巨大な楼門、羅生門。“羅城門”とも呼ばれたこの門は、平安京の中心へ伸びる大通りの起点であり、侵入を試みる賊やあやかしから京を守護する役目を担っていた。しかし、栄える市街への往来は激しく、やがて侵入を許した羅生門はあやかしの巣と化し、その色鮮やかな威容も紅蓮の炎の中に崩れ落ちようとしている。
大和国東大寺の大仏は、御仏の慈悲を求めて造られた巨大な仏像である。頻発する地震や疫病、飢饉により世が荒れる中、大仏の顔はその災い、憂いを一掃するほどの安らぎに満ちている。かつては衆人から寄進を受け隆盛を誇ったが、平安京に都が遷ると人足は次第に途絶え、あやかしの姿が目立つ荒寺となった。幾度か戦火を受けて焼失し、後年には松永久秀の焼き討ちも受けている。
■バトル
夜叉は、呪殺の力を得るために鬼神へと変じた女性の妖怪。ある貴族の娘が夜叉に変じるために行った儀式は、丑の刻参りの原型になったという。戦闘でも呪殺の力を使ってくるため、注意が必要だ。
朧車(おぼろぐるま)は牛車の妖怪。持ち主である貴族たちの醜い虚栄心や嫉妬心、場所争いに敗れた怨みなどの情念が牛車に宿り、妖怪と化したものと考えられている。どのような情念が表出するかによって顔が変わり、行動パターンも変化する。
土蜘蛛は蜘蛛のような多腕を備えた巨体の妖怪。糸で人を捕えて食らうとして京の近隣の人々に恐れられ、能や歌舞伎でもしばしば題材として取り上げられた。糸で捕縛されるとしばらくの間完全に無防備になってしまうため、絶対に喰らわないようにしたい。
常闇の中では、土蜘蛛の攻撃はさらに熾烈さを増す。六腕二脚、計八本の手足から繰り出される連撃は守りを固めているだけでは凌ぎ切るのは困難だ。隙を見つけて攻撃に転じ、常闇を解除させよう。
手甲(てこう)は拳を覆うように装着し、敵を殴打する武器。大きな金属製の鉤爪を装着したバリエーションも存在し、忍者の得物として有名なそれらの武器は手甲鉤(てこうかぎ)と呼ばれる。
手甲は徒手格闘術の威力を増し、受けの能力を強化するためのものである。他の武器術と比較した場合の特徴は流れるような連続攻撃にあり、攻め手をつなぐために蹴り技を織り交ぜることも多い。
主人公の元に、謎の果たし状が届く。平安時代に突然現れた、強力な力を持つ半妖の侍。かの一族の者が、その正邪を見極めんとするのは必定であった。諸仏が見守るなか、鬼を斬る鬼と超忍が激突する。
■システム
神宝は神器を超える装備品希少度で、「悟りの夢路」から出現する。当然、神器より高い性能を持っており、神宝でしか付与されない特殊効果も存在する。特に、小物に「恩寵」が付与されるのは神宝だけなので、ぜひ手に入れたい。
難行の石(なんぎょうのいし)は社メニューに追加された新機能。「あやかしの夢路」に進むと解放される。難行の石を所持していると敵が強化されるが、神器以上のアイテムドロップ率がアップする。
難行の石を受け取るためには、かわりに小物を預ける必要がある。難行の石を所持した状態で戦うと達成度が上がり、達成度が上限に達した難行の石を供養すると、返却される小物の希少度や+値がアップする可能性があるのだ。
■キャラスチル
源頼光(みなもとのよりみつ)は、平安時代中期の武将。
通称は頼光(らいこう)。武勇の誉れ高く、頼光四天王を率いて酒呑童子や土蜘蛛を退治したという伝説が残っている。
歴史書などには記されていないが実は女性であった。彼女の業績をもとに弟がもう一人の頼光として政治的手腕を発揮し、両者の活躍がともに“源頼光”の伝承として、今日に伝わっている。
安倍晴明(あべのせいめい)は、平安時代の陰陽師。
下級貴族の生まれとされ、陰陽師として才能を開花させながらも、出世は遅かったという。占いや妖怪封じなどで功を重ね、ついには陰陽師の大家として認められた。その活躍は、『今昔物語集』『宇治拾遺物語』など多くの書物に残されており、後世に陰陽師の代名詞となった。
蘆屋道満(あしやどうまん)は、平安時代中期の陰陽師。
播磨国(現在の兵庫県)出身とされる。道摩法師とも言われ、安倍晴明に並ぶほどの術の使い手であったと伝わっている。
道満は晴明との術勝負に敗れたあと、晴明の弟子になったとも京を去って呪術による大貴族の暗殺を試みたとも伝えられるがいずれも定かではない。
■『仁王2』ダウンロードコンテンツ第2弾 概要
○タイトル:平安京討魔伝
○配信開始日:販売中(2020年10月15日(木)配信)
○価格:1,300円+税
○収録内容:
- 新篇「平安京討魔伝」を追加
- 新武器種「手甲(てこう)」を追加
- 難易度「悟りの夢路」追加
- 新規の妖怪・魂代および妖怪技の追加
- 新規の守護霊を追加
- 新規の武器・防具・小物を追加
- 新規の秘伝書スキルの追加
- 新規の装備品希少度「神宝」の追加
など