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ボクシングで楽しくフィットネス! Switch用ソフト「Fit Boxing」のエクササイズ体験会をレポート
イベントで指導を行ったのは,一般社団法人フィットボクシングジャパン 代表理事の武藤直樹氏だ。
「Fit Boxing」と「フィットボクシングジャパン」,名前が一緒だなと思う読者もいるだろうが,それもそのはずだ。もともとフィットボクシングとは,ボクシングトレーニングを安全かつ効果的におこなうことを目的とした本格的なボクシングプログラムで,それを元にしたエクササイズソフトが「Fit Boxing」というわけだからだ。
また武藤氏は,「Fit Boxing」のトレーニングメニューや監修,モーションキャプチャなどに携わっており,参加者はゲームから飛び出した生のインストラクターによるレクチャーの下でエクササイズに取り組んでいた。
今回の体験会では「ジャブ」「ストレート」「フック」という3種類のパンチの打ち方と,攻撃を避ける防御動作「ダッキング」といった基本的な動作に絞ってレッスンが行われた。
武藤氏は,まず基本となる姿勢とパンチの打ち方をしっかりと教え,次はジャブとストレートを打つワンツーといったコンビネーション,最後に音楽に合わせてコンビネーションを繰り出し続ける本格的なエクササイズ……といったように段階を踏んで指導していった。
最初の軽いレクチャーでは余裕も見られた参加者だったが,運動量が激しくなるにつれ,表情も険しくなっていく。しかし,辛そうな中にも時折笑みがこぼれる場面もあり,真剣ながらも楽しくエクササイズに取り組んでいる雰囲気が感じられた。
さらに見ていて印象的だったのが,武藤氏は運動の強度を徐々に高めていく一方で,「皆さんいいパンチです!」「あと4回!」と,ゲーム内のインストラクターさながらに激励し続け,参加者の限界を引き出そうとしていたところだ。
筆者も実際に「Fit Boxing」をプレイして激しい運動でへばっている最中に,インストラクターに励まされ「もうちょっと頑張ってみようか」と思うことがあったのだが,なるほど,こういう現場の指導方法がゲーム中で生かされているのかと感じた。
フィットボクシングのレッスンが終わると,次はゲームの体験会に突入。会場には3台のSwitchが用意され,参加者は3グループに分かれて2人協力プレイモードの「デュエット」を楽しんでいた。
最後は参加者全員で記念撮影をパシャリ。アットホームな雰囲気のなかイベントは幕を閉じた。
「Fit Boxing」公式サイト
「フィットボクシングジャパン」公式サイト
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