【PR】“まとめ狩り”の爽快感をスマホでたっぷり味わえる。事前登録を受付中の「グランドチェイス -次元の追跡者-」の概要と見どころを紹介

　新作スマートフォン向けアプリ「グランドチェイス -次元の追跡者-」（iOS / Android）の正式サービスが，2018年下半期に開始される予定だ。

　本作は，同名のPC向けオンラインアクションRPG「グランドチェイス」の後継作である。開発・運営を行っているのは，「ELSWORD」などでおなじみの韓国のゲームメーカーKOGだ。同社は手触り感の良いアクションにこだわり続けるデベロッパで，本作ではそのこだわりが，スマホ向けアプリでたっぷりと味わえるのだ。
　なお，本作のゲームジャンルはリアルタイム戦略アクションRPGとされており，一般的なアクションRPGと比べて“戦術”に重きが置かれているのも大きな特徴となっている。

PC向け「グランドチェイス」は，海外を含めると10年以上にわたってサービスが続き，累計で2000万人以上がプレイしている。ブラジルでの人気はとくに高く，“国民的RPG”として親しまれているそうだ

　本稿では，この「グランドチェイス -次元の追跡者-」のゲーム概要や主な見どころを，正式サービス開始に先駆けて紹介する。現在，事前登録が受付中なので，もし興味を持ったら以下のリンクから忘れずに申し込んでおこう。

「グランドチェイス -次元の追跡者-」公式サイト

4名編成のパーティを指一本で操る

アクションRPGとRTSが融合したシステム

　本作のバトルでは，4名編成のパーティを操ることになる。プレイヤーはタップ/ドラッグで全員をまとめて移動させ，各キャラがオートで通常攻撃を行うなか，アクティブスキルの使用を適宜指示するというのが基本スタイルだ。

　常に複数のキャラを操ることもあり，全体的なプレイフィールは，リアルタイムストラテジー（RTS）寄りのアクションRPGとなっている。もっとも，操作そのものは複雑ではなく，画面の小さなスマホ端末でも快適なプレイが可能だ。

タップ/ドラッグを行うと，パーティ全員がまとまって移動する。キャラを個別に移動させる必要はないため，見た目はRTSライクでも操作は意外なほど簡単

　キャラはそれぞれ2種類のアクティブスキルを習得しており，スキルアイコンをタップしたあと，その対象（範囲）を再度タップすることで使用できる。範囲を指定するときはゲーム進行がスローになる仕組みなので，ゲームに不慣れな人でも落ち着いて操作できるだろう。

　アクティブスキルの内容はキャラによって異なるが，ほとんどは何かしらの範囲タイプとなっている点に注目してほしい。オーソドックスな範囲攻撃や回復のほかにも，周囲の敵を引き寄せたり，任意の方向に押し出したりと，敵味方の位置関係を変化させる効果を持つものもある。
　そのほかには，バトル中にアクティブスキルを計6回使用することで，超必殺技ライクな“パーティスキル”が繰り出せる。アクティブスキルをテンポ良く使い続け，パーティスキルにつなげたいところだ。

　ただし，アクティブスキルを使用するには専用ゲージのSPが必要で，これは敵への通常攻撃によってチャージされる。そして，通常攻撃を安定して繰り出すには，後述する隊列が重要となる。

画面下部にはパーティの4名が，使用できるスキルとともに一覧になっている。これらのアイコンをタップし，その後に対象をタップしてスキルを繰り出す

スキルアイコンを1回タップすると，画面が薄暗くなるとともにゲーム進行がスローになる。スキルを繰り出す場所を落ち着いて指定できるのだ

パーティスキルでは範囲攻撃や回復などが行える。一般的なアクティブスキルより強力な効果があり，その中から3種類をセットしてバトルに挑む

2通りの移動方法を使い分けよう

強制移動を駆使した“まとめ狩り”は痛快！

　パーティの移動方法は，タップによる一般移動とドラッグによる強制移動の2通りが用意されている。強制移動のシステムがやや特徴的なので，特性をしっかり押さえて使い分けよう。

・一般移動
　画面をタップすると，4名全員がその場所へ移動する。移動途中で敵と遭遇した場合は，各キャラの攻撃範囲に応じて通常攻撃を行う。


・強制移動
　画面をドラッグすると，4名全員がその場所へ移動し，その途中で敵と遭遇しても戦わずに無視する。また，移動し終えるとドラッグした向きに応じて，パーティの隊列が整えられる。

　隊列を整えると，たとえば前衛系のキャラは前方（ドラッグした方向）に，後衛系は後方に位置取りを行ってくれる。このため，隊列を敵に向けたうえで迎撃することで，防御が比較的薄い後衛系のキャラを守りやすくなるのだ。

　隊列による実践例を紹介しよう。バラけた敵が襲いかかってくる状況では，いきなり突っ込まずに少し下がり，隊列を整えるとよい。そうすることで，ある程度まとまった敵を，前衛系のキャラがガッチリ受け止められる。さらに，通常攻撃によるSPチャージが安定するだけでなく，より多くの敵をアクティブスキルの範囲内に含めやすくなるのだ。

　あるいは，強制移動で広範囲の敵を連れ回し（いわゆるトレイン），1か所に集めたうえで範囲攻撃で一網打尽，といった強引なプレイも可能だ。

　これらに代表される“まとめ狩り”は，本作をプレイしていてもっとも楽しい瞬間である。まとめ狩りを行うために，いかにして敵を1か所にまとめるかという部分に，さまざまな戦術が詰まっているのだ。

アクティブスキルを繰り出すためにはSPが必要。後衛系のキャラが攻撃されないように，適切な隊列を組んで戦うとSPを溜めやすい

厳密に言うとアクティブスキルの使用時は，タップした指を離した瞬間に効果が発動する。指をホールドしたまま，スキルを繰り出す位置やタイミングを調整するとよい

ボスモンスターが繰り出す大技や，ステージのギミックなどでは，危険地帯が赤いガイドで事前に示されることも。こういった場合は，一般移動ではなく強制移動ですかさず離れよう

いったん引き下がり，隊列を整えたうえで交戦するには，画面の外側から内側に向けてドラッグすることになる。感覚的に，敵から逃げるときは外側にドラッグしたくなるのだが，本作では逆となっているのがユニークだ

◎ストーリーモードにおける主人公キャラ2名を紹介

・カイル
　本作のタイトル名にもなっている精鋭部隊“グランドチェイス”に憧れる少年。常に自信満々かつ負けず嫌いな性格で，口癖は「俺は剣聖になる！」と，若干こじらせ気味。

カイルの使用スキル（※紹介動画）
【アサルトラッシュ】 指定した場所に飛び込み，範囲攻撃を行う
【クリティカルX】 自分を中心とした周囲の敵を浮かし，連続攻撃を行う

・シンディ
　もう一人の主人公として登場する活発かつ優しい女の子だが，一緒に修道院で育ったカイルとは，なぜかいつも衝突してしまう。現在は魔法使いになるために勉強中。

シンディの使用スキル（※紹介動画）
【エクスプロージョン】 指定した場所に，遠距離による範囲攻撃を行う
【ファイアーボール】 火炎の球を直線状に飛ばして，敵を押し出しつつダメージを与える

　ゲームの開始直後は，カイルとシンディによるスキルを軸に戦術を考えるのがオススメ。たとえば強制移動を行いつつ，敵の数がある程度まとまったら，クリティカルXからアサルトラッシュやエクスプロージョンをつなげるコンボが効果的だ。そしてゲームに慣れてきたら，そのほかのキャラのスキルを含めた戦術を模索するとよい。

　新たなキャラは，メインストーリーの報酬として受け取れるほか，ガチャでも得られる。キャラの育成システムに関しては，装備やランクアップなど一般的なモノは押さえられているが，いわゆるキャラクターレベルが存在していないという部分に注目してほしい。
　本作では“クラスのレベル”が設定されており，これは全キャラで統一されている。該当クラスのレベルを上げておくことで，新たなキャラが加わった場合も，直ちに実戦投入できるのだ。

クラスは守護型/近接型/狙撃型/回復型/魔法型の5種類。それぞれのクラスのレベルを上げておけば，新たなキャラが加入しても，すぐに実戦投入できる（※開発中のためスクリーンショット内のテキストは変更される予定です）

キャラ単位での育成システムも用意されている。キャラクターレベルこそ存在していないものの，お気に入りのキャラを手塩にかけて育てることも可能だ

本作ではキャラレベルの代わりにクラスのレベルが導入されているため，コンテンツなどに応じてパーティメンバーを入れ替えやすい。スタメンが固定化してしまいがちなゲームは多いが，本作ではそうならないように配慮されている

すべてのキャラが最高レアリティまで育成できる。各キャラは基本的に，アクティブスキル2種類とパッシブスキル1種類を習得しているが，S以上になると“必殺技スキル”が習得可能だ

　そのほかキャラクターに関しては，同社の「ELSWORD」におけるメインキャラの一人であるエリシスが，本作にも登場している。ゲーム内のプロローグや，本作のメインビジュアルにも彼女は登場しており，いったいどのような形で関わってくるのか気になるところだ。

カイルとシンディが主人公となる冒険モードでは，ステージをクリアするたびに，マンガチックなコマ割でストーリーが展開される

オートバトルなどライトゲーマー向けシステムも搭載

手軽な操作で戦術を満喫できるタイトル

　本稿ではこれまで，戦術の奥深さを中心に紹介してきたため，ライトゲーマーにとっては“手強い”印象を受けるかもしれない。だが，これらの戦術が実際に求められるのは，しばらく先の話だ。オート移動やオートスキル使用の設定も用意されており，ライトゲーマーでも問題なく楽しめるという部分を強調しておこう。

　一方でコアゲーマーなら，いかにして“まとめ狩り”を決めるかを実践しながら，手っ取り早く先を急ぐとよい。本作ではレイド/殲滅戦/ギルド戦/幻影の迷宮/次元怪獣/試練の塔などなど，（キャラの強さではなく）プレイヤーの腕を試すコンテンツもたっぷり用意されているのだ。

　このように「グランドチェイス -次元の追跡者-」は，シンプルな操作で奥深い戦術が楽しめるタイトルである。操作システムがやや独特だが，“まとめ狩り”を見事に決めた瞬間は，ほかのアプリではなかなか得られない爽快感が味わえる。興味を持ったら，ぜひ事前登録を行っておこう。

4人を操作するため慌ただしくなってしまいがちだが，きちんとスキルの効果範囲など理解したうえでプレイしよう。その経験が，後々にさまざまなコンテンツに挑戦するとき，きっと役立つはずだ

「グランドチェイス -次元の追跡者-」公式サイト