マフィア梶田の二次元が来い！：第500回「10周年を迎えていた話者友達のガンズゴア＆カノーリ」

　「マフィア梶田の二次元が来い！」。ありがたいことに，今回で連載が500回を迎えました。なんとまぁ，2010年4月9日のスタートからもう10年も続いているんですよ，この連載。俺が記念日などに頓着しない性質なので，さらっと10周年の回とかスルーしていたことに今気付いたんですけれども。……4Gamerさんから何か一言くらい，あっても良かったんじゃない!?

　ちなみに，今まで100回，200回，300回，400回と，とくになにもしてこなかったんですけれども，「500回はさすがになんかしようぜ」と書いたのは覚えてくれていたみたいで。担当編集者のおれっちがケーキを用意してくれました。嬉しい。

　こんなご時世なので，みんなでケーキをつつくようなことはできませんでしたが，家に持ち帰って大事に食べました。それにしても，連載もここまで続けられたのなら，4Gamerという媒体が消滅しない限り死ぬまで書いていそうな気がしますね。いつまでもネタが尽きないような生活を送りたいものです！

いくつになってもケーキをもらえるというのは嬉しい

　「RADIO 4Gamer Tap（仮）」の第141回では，2Dガンアクションゲーム「ガンズゴア＆カノーリ」のNintendo Switch版を特集。今回も新型コロナウイルスの感染防止対策に努めつつ，いつものメンバーで遊んできました。

　本作はマフィアの用心棒である主人公が，襲い来る大量のゾンビに立ち向かうという内容の横スクロールアクション。最大4人による協力・対戦プレイが可能で，ストーリーもしっかりしています。ひとりでも多人数でも楽しめる骨太なゲームなので，ぜひプレイしてみてください！




　フリー“なんでも”ライター・マフィア梶田と声優・中村悠一がお届けするYouTubeチャンネル「わしゃがなTV」。主に10代美少女（!?）をターゲットとした企画の数々（※ビックリマンシールやレトロゲーム）で好評を博している同チャンネルですが，スタジオ収録のほかに不定期で自宅からの配信も行っております。


　そして先日，なんと初のゲストとして「星のカービィ」や「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズの生みの親として知られるゲームディレクターの桜井政博氏が番組に参戦してくれました。
　連載でもちょくちょく触れておりますが，みんなで「富士サファリパーク」へドライブに行って以来，わりと気軽に「あ〜そ〜ぼ〜！」とお誘いできるようになった桜井さん。
　ゲームクリエイターとして全世界から注目されている立場なので，なにかとしがらみが多くて大変そうなのですが……我々の場合，一緒にいてもスマブラに参戦する可能性はゼロを通り越してマイナス。変なことに縛られず，本当に「ただの友達」として接しています。


　なので今回の配信も「ただ一緒に遊びたいから」という純粋な気持ちで参加してくださったわけでして。選んだタイトルもビックリするほど気を使っていません。まぁ，熱心なファンに「スマブラやれよ！」とキレ散らかされても仕方ないとは思っています。反省はしないが！
　「悪魔城ドラキュラＸ 月下の夜想曲」に至っては中村さんがひとりで遊んでいるところを他3人で眺めるという，完全に小学生時代のノリだったんですが，本作が世代ではない俺にとってはとても新鮮でした。

Steamストアリンク「Broforce」

悪魔城ドラキュラ ポータルサイト

　また，いつもながら桜井さんのゲームに対する知識量・記憶力には驚かされましたね。要所要所に挟まれる解説の上手さ，ゲームライターとして見習うべき点がとても多いです。こんな仕事をやっていると，素人さんからは「古今東西，なんのゲームでも詳しい」というイメージを持たれがちなんですが，実のところゲームというものは時代に寄り添ったコンテンツなので，いくら知識として詰め込もうと，その当時を知る人々の“思い出”には届かないんですよね。


　幼少期にゲームを買ってもらえなかった自分の場合，「わしゃがなTV」で中村さん側がチョイスするタイトルに触れるたび「あり得たかもしれない青春」を追いかけているような，とても満足感のある気持ちにさせてくれます。同世代というのは共有できる思い出が多くてイイものですが，それ以上に年の離れた友人から学べることはいつだって俺をワクワクさせてくれるんですよね。

　次はどんなゲームで遊ぼうか。10代美少女（※男性視聴者率75％）の皆さんも，世代を超えた友達感覚で「わしゃがなTV」を楽しんでくだされば幸いです。

YouTubeチャンネル「わしゃがなTV」

公式Twitter「わしゃがなTV」