クトゥルフ神話をテーマにした見下ろし型RPG，「Stygian: Reign of the Old Ones」が2019年にリリース

　トルコのCultic Gamesが開発を行い，1C Companyがパブリッシングする新作タイトル「Stygian: Reign of the Old Ones」の最新トレイラーを公開した。対応機種はPCで，発売は2019年が予定されている。

「Stygian: Reign of the Old Ones」公式サイト

　H.P.ラヴクラフトのクトゥルフ神話をテーマにしたという本作は，1920年代の世界を舞台にした見下ろし型のホラーRPGだ。プレイヤーは，「冒険家」や「パスファインダー」といった8つのアーキタイプを元にキャラクターを作成し，精神病院から海の底まで，さまざまなロケーションでゲームを進めていくことになる。
　アーキタイプによって，ストーリーや，キャラクターの「信仰」（Belief）などが決まり，会話の選択オプションも変化するという。


　コンパニオンキャラクターも存在し，第一次世界大戦で戦死したものの，何かの理由によって蘇った「アウトサイダー」や，ナルシストの「ウルタールの猫」などが登場するとのこと。また戦闘は，ヘックスで表現されたマップを使ったターン制のシステムになっている。手描き風の2Dアートを使った独特な雰囲気も，特徴の1つだろう。


　最近，クトゥルフ神話をモチーフにしたタイトルが増えているが，「Stygian: Reign of the Old Ones」はそれらの中でも非常にユニークな印象を受ける。Steamのストアページもすでにオープンしており，日本語サポートがなさそうなのがRPGとして辛いところだが，続報に注目したい。