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Intel,「ソウルキャリバーVI」「ロックマン11」への最適化版となるWindows 10用グラフィックスドライバ「25.20.100.6373」を公開
実はこのドライバソフト,ダウンロードページはオープンしていたものの,日本時間11月7日時点では肝心のダウンロードリンクが間違っており,正しいものを入手できない状態が続いていた。しかし,11月8日に問題が解消されたことを確認したので,改めて紹介する次第だ。
そんなドタバタの末に登場した25.20.100.6373ドライバは,サッカークラブ運営シミュレーション「Football Manager 2019」のリリースに合わせた最適化版という位置付けで,ほかにも「ソウルキャリバーVI」や「ロックマン11 運命の歯車!!」,「無双OROCHI3」(海外名:Warriors Orochi 4)といった発売済みタイトルに向けた最適化も行われているとのこと。
毎回述べていることだが,Intelの公開するグラフィックスドライバは,あくまでもリファレンスドライバという位置付けで,PCメーカーが独自に拡張した機能を使っている場合,Intel製ドライバソフトを導入すると問題を起こす可能性が否定できない。4Gamerとしては,とくに大手メーカー製PCに,Intelが公開したドライバソフトを導入することはお勧めせず,PCメーカーから公式のドライバソフトが提供されるのを待つことを推奨する。
ただ,それでも自己責任で導入したいという人は,下に示したリンクを参照してほしい。
→64bit版Windows 10用Intel Graphics Driver Version
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
●Version 25.20.100.6373の対応CPU
- 第9世代Coreプロセッサシリーズ(開発コードネーム Coffee Lake Refresh)
- 第8世代Coreプロセッサシリーズ(開発コードネーム Kaby Lake,および
Coffee Lake) - 第7世代Coreプロセッサシリーズ(開発コードネーム Kaby Lake)
- 第6世代Coreプロセッサシリーズ(開発コードネーム Skylake)
- Pentium Silverプロセッサシリーズ(開発コードネーム Gemini Lake)
- Pentiumプロセッサシリーズ(開発コードネーム Apollo Lake)
- Celeronプロセッサシリーズ(開発コードネーム Apollo Lake,Gemini Lake)
- Atomプロセッサシリーズ(開発コードネーム Apollo Lake)
●Version 25.20.100.6373に含まれるソフトウェアモジュール
- Intel Graphics Driver
- Intel Display Audio Driver(Version 10.26.00.01)
- Intel Media SDK Runtime
- Intel OpenCL Driver
- Intel Graphics Control Panel
- Vulkan Runtime Installer(Vulkan 1.1.82.1対応)
●Version 25.20.100.6373における最適化
- 「Football Manager 2019」「Dreadnought」「NBA 2K プレイグラウンド2」「ソウルキャリバーVI」「Thronebreaker: The Witcher Tales」「ロックマン11 運命の歯車!!」「無双OROCHI3」(海外名:Warriors Orochi 4)「LEGO DC Super-Villains」「My Hero One's Justice」(国内名:僕のヒーロー アカデミア One’s Justice,PC版は国内未発売)に向けた最適化
●Version 25.20.100.6373の新要素
- 「Warhammer: Vermintide 2」におけるパフォーマンスと最適化の改善
- マルチディスプレイ環境における表示品質の改善
- 動画再生ソフト「PowerDVD」における表示品質の改善
- Vulkanにおけるメモリ使用量の最適化
- セキュリティ面の改善
●Version 25.20.100.6373で解決した問題
- 「NARUTO TO BORUTO: SHINOBI STRIKER」(国内名:NARUTO TO BORUTO シノビストライカー,PC版は国内未発売)および「MOTHERGUNSHIP」で突然クラッシュしたりハングしたりすることのある問題
- 「アサシン クリード オデッセイ」「Boundless」「Rend」で画面表示がおかしくなることのある問題
- 「PowerDVD」で正常に再生できないことのある問題
- Intel Graphics Control Panelにある「ディスプレイ省電力テクノロジー」(DPST)が有効になっている場合,輝度を低く設定すると画面がちらつくことのある問題
- Windows 10の「April 2018 Update」を適用した環境で3D立体視映像を表示できないことのある問題
- Intel Graphics Control Panelで複数のディスプレイを用いたコラージュ表示を設定するときに「ベゼルの補正」を有効にしていると,「ディスプレイの配置」(Display Pattern)や[+/−]ボタンが表示されないことのある問題(※という意味と思われる。原文は「Display Pattern and +/- buttons may not show up sometimes in Intel Graphics Control Panel when enabling Bezel Correction in Collage mode」)
Intelのゲーマー向け情報提供サイト(英語)
- 関連タイトル:
第9世代Core(Coffee Lake Refresh)
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