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Intel,Windows 10用グラフィックスドライバ「25.20.100.6471」を公開。「BFV」や「MH:WORLD」への最適化を謳う
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印刷2018/12/25 17:33

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Intel,Windows 10用グラフィックスドライバ「25.20.100.6471」を公開。「BFV」や「MH:WORLD」への最適化を謳う

 米国時間2018年12月20日,Intelは,第6〜9世代Coreプロセッサ,および開発コードネーム「Apollo Lake」「Gemini Lake」世代のPentiumやCeleronの統合型グラフィックス機能(以下,iGPU)に対応する64bit版Windows 10専用公式グラフィックスドライバ「Version 25.20.100.6471」を公開した。
 25.20.100.6471ドライバは,Windows 10の新しいドライバモデルである「Universal Windows Driver」(以下,UWD)に対応する「Windows DCH Driver」と呼ばれるものだ。といっても,基本的にはソフトウェア内部の変更であり,エンドユーザーにとって目に見える違いは,UWD対応ドライバをインストールしたあとは,Windows Update,またはIntel製のドライバ更新用ソフトウェア「Intel Driver & Support Assistant」(Intel DSA)で新しいドライバソフトへと更新していくのが基本になるという程度だろうか。

 ただしIntelは,Windows DCH Driver導入後に導入以前のドライバソフトに戻すのは,「手順が複雑でシステムが不安定になる可能性がある」ため推奨しないとしており,ユーザーに対して,PCメーカーから公式のドライバソフトが提供されるのを待つようにと,従来以上に強調している。メーカー製PCを使用している人は,素直にメーカー側からUWD対応ドライバが提供されるのを待つべきだろう。
 そのうえで,どうしても自己責任で導入したいという人は,下に示したリンクを参照のこと。

64bit版Windows 10用Intel Graphics Driver Version 25.20.100.6471(327MB)

4Gamerの最新ドライバリンクページ

 そんな25.20.100.6471ドライバだが,アドベンチャー+ターン制バトルを組み合わせたゲーム「Mutant Year Zero: Road to Eden」への最適化版という位置付けで,「Battlefield V」や「MONSTER HUNTER: WORLD」への最適化も行われている。
 加えて,複数のGPUを用いるハイブリッドグラフィックス環境におけるDirectX 12対応ゲームの性能改善を実現したというのも見どころだろう。

 くどいようだが,メーカー製PCを使用している人は,メーカーからのドライバソフト提供を待つようにしてほしい。

## 以下,ドライバソフトの英文情報まとめ ##

●Version 25.20.100.6471の対応CPU
  • 第9世代Coreプロセッサシリーズ(開発コードネーム Coffee Lake Refresh)
  • 第8世代Coreプロセッサシリーズ(開発コードネーム Kaby Lake,およびCoffee Lake)
  • 第7世代Coreプロセッサシリーズ(開発コードネーム Kaby Lake)
  • 第6世代Coreプロセッサシリーズ(開発コードネーム Skylake)
  • Pentium Silverプロセッサシリーズ(開発コードネーム Gemini Lake)
  • Pentiumプロセッサシリーズ(開発コードネーム Apollo Lake)
  • Celeronプロセッサシリーズ(開発コードネーム Apollo Lake,Gemini Lake)
  • Atomプロセッサシリーズ(開発コードネーム Apollo Lake)


●Version 25.20.100.6471に含まれるソフトウェアモジュール
  • Intel Graphics Driver
  • Intel Display Audio Driver(Version 10.26.00.04)
  • Intel Media SDK Runtime
  • Intel OpenCL Driver
  • Vulkan Runtime Installer(Vulkan 1.1.93対応,※リリースノートではソフトウェアモジュール欄に記載なし)


●Version 25.20.100.6471における最適化

●Version 25.20.100.6471の新要素
  • Webブラウザ「Chrome」上で4K/1080pの動画を再生するときの動作を改善
  • Intel Graphics Control PanelにおけるHDR関連の設定で輝度および色を調整するときの表示品質を改善
  • 複数のGPUを用いるハイブリッドグラフィックス環境におけるDirectX 12対応ゲームの性能を改善
  • 「VESA Display ID 2.0」使用時におけるHDR表示および高解像度表示の有効化
  • DisplayPort対応ディスプレイをディジーチェーン接続した環境におけるHDR表示の改善
  • 「Conservative Morphological Anti-Aliasing」(関連記事)をゲームやアプリケーションで使用した場合の性能を改善
  • 動画再生ソフト「PowerDVD」における安定性の改善

●Version 25.20.100.6471で解決した問題
  • Battlefield V」「Call of Duty: Black Ops 4」および「CINEMA 4D」で突然クラッシュしたりハングしたりすることのある問題
  • 複数のディスプレイを用いたコラージュ表示時にシステムがハングしたりすることのある問題

Intelのゲーマー向け情報提供サイト(英語)

  • 関連タイトル:

    第9世代Core(Coffee Lake Refresh)

  • 関連タイトル:

    第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)

  • 関連タイトル:

    第7世代Core(Kaby Lake)

  • 関連タイトル:

    Core i7・i5・i3・M(Skylake)

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