攻略
味方のピンチに駆けつける姿はマジ天使。使用者の腕前を問わない強力なサポート性能を持つ,「伝説対決」のヒーロー「ザニエル」を解説
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サポートを担当したことがあるプレイヤーならば,どこかのレーンにロームをしに行く途中や,リコールしている味方の代わりにタワーのカバーをしているような“うまく折り合いがつかない状況”で,集団戦が始まってしまった経験をしたことがあるだろう。
しかし,2019年5月16日に追加された新ヒーロー「ザニエル」を使えば,そんな心配ともおさらば。なぜなら彼はアビリティ3によって,マップ内のどこからでも味方のもとに舞い降りれるからである。
この強力な性能のアビリティ3を活用すれば,単騎でタワーにミニオンを押し込みつつ,集団戦が始まったらすぐに味方のもとへと駆けつけるという動きも可能だ。スプリットプッシュ時の“命綱”を持ち,それが同時に味方とのグルーピングを助ける“翼”にもなりえる。
味方にすぐ合流できる「ザニエル」は,その性質上スレイヤーレーンでも活躍しやすいヒーローだが,1対1に強いと言える何らかの決定打を持っているわけではない。そのため本稿ではサポートとしての使い方を解説していこう。
「天使降臨」で戦場に舞い降り
「聖なる盾」で前線を維持しよう
まずは「ザニエル」のアビリティ内容を詳しく解説していこう。
最初に触れたいのは,アビリティ3「天使降臨」によるテレポート能力。発動すると,選択した味方ヒーローのもとに「ザニエル」が瞬間移動すると同時に,着地点の周囲の敵に魔法ダメージを与えられる。
さらに「天使降臨」には,選択した味方ヒーローのへのダメージを2.2秒間軽減しつつ,HPを最大量の15%回復する効果もあるため,魔法ダメージを敵に避けられても十分な支援効果が期待できる。
「天使降臨」とともに支援寄りのアビリティとして挙げられるのが,アビリティ2「天誅」だ。天誅は指定した地点に「ザニエル」が飛びかかり,魔法ダメージとスタン効果を与える。発動から判定までにやや溜めがあるが,「ザニエル」にとっては貴重なCC手段なので,タンク/サポートクラスとしての役割を果たすためにも,きっちりと当てたい。
アビリティ1「聖なる盾」は自身にシールドを付与するという効果で,一見すると防御寄りのアビリティに思えるのだが,その本質はシールド爆発時に生じる魔法ダメージと移動速度ダウン効果にある。これはシールドが破られずに一定時間が経過するか,2.5秒後にボタンを再タップすることで発動する。シールドで被ダメージを抑えられるだけでなく,うまく使えば相手にダメージと妨害を与えられるのだ。
スレイヤーレーンなどで運用する場合,「ザニエル」にとって「聖なる盾」の爆発ダメージは貴重はダメージ源となるので,本アビリティはシールドでありながら,なるべくダメージを受けないことを良しとするジレンマがある。しかしサポートなら味方のメイジやマークスマンの盾になれれば十分だ。むしろシールドをうまく使って積極的に狙われよう。
どちらかというと支援向きのアビリティ構成だが,通常攻撃の3回目は自身の最大HPに応じた固定ダメージを与えるという攻撃的なパッシブアビリティを持っているので,「ザニエル」は殴り性能もそこそこ高い。ドラゴンレーンでは,聖なる盾と通常攻撃を併用して敵のマークスマンのHPを削るといいだろう。
優先すべきは味方の前衛ヒーロー
転ばぬ先の「天使降臨」活用法
続いては「ザニエル」最大のストロングポイントである「天使降臨」を,より効果的に使うための細かいテクニックや,使用すべき状況などをケース別に紹介していこう。
まずは「天使降臨」の発動対象として選択する味方は,メイジやマークスマンなどの後衛を務めるヒーローが単独で敵に追われている場合を除き,タンクやウォーリアなどの前衛ヒーローをおすすめしたい。「天使降臨」は発動してから自身が飛び降りてくるまでにやや時間を要するため,近接戦が主体の前衛を狙えば着地時の範囲ダメージをより叩き込みやすくなるからだ。
また,「天使降臨」のHP回復効果が割合回復になっている点からも,総HP量が多いタンクを選択した際の恩恵は大きいと言える。そもそも味方の後衛が敵に追いかけ回されている時点で,集団戦の展開としては後手を踏んでいる場合が多く,「ザニエル」が割り込んだからと言って戦況を打開できる可能性は低いだろう。
後衛がピンチに陥っているのを確認してから「天使降臨」を使うよりも,前衛が火花を散らした時点で使ってしまうといい。
ちなみに,「天使降臨」の横に表示される味方アイコンの並び順は,スコア画面の並び順と対応している。できればゲーム開始時に味方の前衛と後衛がどの順番で並んでいるかを覚えておき,ノールックで選択できるように意識しておくと,判断を早く下せるはずだ。
試合の中盤以降から終盤にかけては集団戦の開戦時に「天使降臨」を使っていくことが多くなりがちだが,序盤〜中盤はほかのレーンへのロームやカバーをした帰り道のために温存しておくとで安定感が高まる。
というのも,各レーンの人員配置があまり流動的ではない試合時間帯で無闇に「天使降臨」を使ってしまうと,敵にクールダウン中であることを教えているようなものだからだ。たとえば「ザニエル」がアビリティ3でスレイヤーレーンに駆けつけた場合,ドラゴンレーンに1人で取り残された味方のマークスマンは,敵のジャングラーの標的になる可能性が高まる。
アビリティ3を温存し,徒歩でロームすれば「いつでも駆けつけられるぞ」というプレッシャーを維持し続けられるので,結果として「天使降臨」の出番がなくとも試合展開としてはプラスに働くことが多いのだ。裏を返せば,「天使降臨」によるテレポートがあるといっても,序盤〜中盤は既存のサポート系ヒーローと同様に丁寧な立ち回りをしたほうがいい。
敵の3本目のタワーを破壊してそろそろコアに手をかけようという試合終盤では,最後のダメ押しをする前に一旦リコールを挟んでおく動きが強力なのもお伝えしておきたい。これは,自陣最後方から「天使降臨」ですぐに前線に復帰できる「ザニエル」にしかできない動きだ。
集団戦で消耗させたはずのサポートがHPとマナを全回復し,大きなタイムラグなしに前線に復帰してくるなど,敵チームからすれば疑似的な5対6である(ザニエルが2回)。
なお,アビリティの消費マナが多めである「ザニエル」は,試合終盤の総力戦でもマナ不足に陥りがちなので,こまめにリコールを挟んだほうが結果的にうまくいきやすい。
また,敵に押し込まれてコアを死守せねばならない状況に追い込まれた際は,「ザニエル」単独でレーンをプッシュし,「天使降臨」で自陣のコア付近に帰還するという戦法も有効だ。
彼のスプリットプッシュ能力の高さは劣勢の状態でも生きる。ちゃっかりと敵ミニオンの侵攻を遅らせておき,逆転勝利への道を切り拓こう。
「ザニエル」の解説は以上となる。「天使降臨」の性質上,否が応でもマップに気を配る重要性を意識させられるので,「ザニエル」はMOBA初心者がスキルアップを図るヒーローとしても,打ってつけだ。
ゲームへの理解が進んだ上級者にとっても,どこからでも集団戦に参戦できる「ザニエル」の有用性は大きいはず。ビジュアルのカッコいいヒーローでもあるので,ぜひ使ってみてほしい。
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