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「Pokémon HOME」をひと足早く触ってきた。「ポケットモンスター ソード・シールド」のポケモンも全国図鑑に対応!
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印刷2020/02/10 00:00

プレイレポート

「Pokémon HOME」をひと足早く触ってきた。「ポケットモンスター ソード・シールド」のポケモンも全国図鑑に対応!

 ポケモンが2020年2月中にサービス開始を予定している「Pokémon HOME」は,“すべてのポケモンが集まる場所”をコンセプトにしたクラウドサービスだ。
 「ニンテンドーアカウント」と連携させることで,Nintendo Switchとスマートフォンで同じポケモンボックスを共有することができ,ポケモンたちをより手軽に預けたり,対応したソフトに連れて行ったりできるようになる。
 またNintendo Switch版では「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウLet's Go! イーブイ」「ポケットモンスター ソードシールド」との連携,スマートフォン版では「Pokémon HOME」上で各種ポケモン交換ができるなど,それぞれの機能を生かしたサービスが受けられるのも特徴だ(関連記事)。

 配信を前にメディア向け試遊会が行われ,実際にNintendo Switchとスマートフォンで「Pokémon HOME」に触って体験することができたので,その模様をお伝えしていこう。

※画面は開発中のものです
画像集#012のサムネイル/「Pokémon HOME」をひと足早く触ってきた。「ポケットモンスター ソード・シールド」のポケモンも全国図鑑に対応!

「ポケモンバンク」のポケモンたちと再び旅に出よう


 Nintendo Switch版とスマートフォン版のどちらでも,ニンテンドー3DS用ダウンロードソフト「ポケモンバンク」のポケモンたちを「Pokémon HOME」にひっこしさせることが可能だ(プレミアムプランのみ)。
 実際にひっこしを体験したが,ひっこしたいポケモンをボックス単位で選択し,「Pokémon HOME」側で発行されるパスワードを入力するだけで,簡単に行えた。

 中には,現在はニンテンドー3DSが使える環境にないという人もいるかもしれないが,会場で聞いてみたところ,「ポケモンバンク」で使用したニンテンドーネットワークIDをニンテンドーアカウントと連携させることで,ニンテンドー3DSを用いずにひっこしさせる手段も用意されているという。
 ただし一度「Pokémon HOME」に連れてきたポケモンは「ポケモンバンク」に戻すことはできないので,その点は注意しておきたい。

 「Pokémon HOME」にひっこしてきたポケモンたちは,連携するNintendo Switch用ソフトに連れて行って一緒に冒険できる。新しい出会いも嬉しいが,思い入れのあるポケモンと冒険したいというトレーナーも多いだろう。筆者も懐かしのトキワの森で出会った最愛のバタフリーと,「ガラル地方」を一緒に旅できるようになる日が待ち遠しい。

 現在,Nintendo Switchの対応ソフトは「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ」「ポケットモンスター ソード・シールド」となるが,各ソフトによって連れて行けるポケモンには一部制限がかかる。
 また,「ポケットモンスター ソード・シールド」で捕まえたポケモンを,「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ」に連れて行くことは,双方の作品に共通で登場するポケモンであっても不可能となっている(逆は可能)。
 サービス発表時の情報では,「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ」と「Pokémon HOME」は,一方通行でしかポケモンを動かせなさそうに見えたが,実際は一度「Pokémon HOME」に送ってから戻すことはできる。ただし,一度「ポケットモンスター ソード・シールド」に連れて行ってしまうと,「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ」で捕まえたポケモンであっても戻せなくなる。

 「ポケットモンスター ソード・シールド」のDLC「エキスパンションパス」では,これまでのシリーズからラッキーやガブリアスなどが登場することが明らかにされているが,これらのポケモンはエキスパンションパスに合わせた無料アップデートで「ポケットモンスター ソード・シールド」に連れて行けるようになる。

ゲーム中にボックスを操作するような感じで,ポケモンの移動が行える。「ポケモンバンク」に比べて,かなり使いやすくなった印象だ
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預けたポケモンたちが「全国図鑑」に登録される


 「Pokémon HOME」に預けることで,「カントー地方」から最新作の「ガラル地方」まですべての地方に対応した「全国図鑑」にポケモンを登録することができる。
 No.001のフシギダネからずらっと歴代ポケモンが並んでいる姿は壮観で,まだ登録されていないポケモンにも会いたいという気持ちがいっそう強くなるだろう。「ポケットモンスター ソード・シールド」のポケモン達に,全国図鑑のNo.が割り振られているのを見るのは,ここが初めてかもしれない。

画像集#002のサムネイル/「Pokémon HOME」をひと足早く触ってきた。「ポケットモンスター ソード・シールド」のポケモンも全国図鑑に対応!

 これまでの「ポケットモンスター」シリーズの図鑑説明文も網羅されており,どのソフトでどのような説明だったかを切り替えて楽しめる。また,「メガシンカ」や「キョダイマックス」の姿も登録されるので,図鑑を読んでいるだけでポケモンたちにより詳しくなること間違いなしだ。

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最大8個のアカウントを同時に管理できる


 Nintendo Switchでは本体1台につき最大8ユーザーまでアカウントを作成でき,それぞれでプレイデータを残せる。
 Nintendo Switch版「Pokémon HOME」では,この8ユーザーが個別にボックスを管理することはもちろんできるが,1つの「Pokémon HOME」に複数ユーザーのデータを呼び出して,ポケモンを預けたり,呼び出したりすることも可能だ。
 つまり,家族で「Pokémon HOME」を共有して一緒に図鑑を完成させたり,一台のNintendo Switchで,親子でポケモンをやり取りしたりといった使い方もできるのである。

画像集#005のサムネイル/「Pokémon HOME」をひと足早く触ってきた。「ポケットモンスター ソード・シールド」のポケモンも全国図鑑に対応!


世界中のトレーナーたちとポケモン交換をしよう


 スマートフォン版の目玉は,なんといってもポケモン交換機能だろう。自分の欲しいポケモンを探せる「GTS」や,最大20人参加できる「グループ交換」など4つの交換方法が用意されている。

●ミラクルボックス
 「ポケットモンスター X・Y」の「ミラクル交換」のような機能で,「ミラクルボックス」にポケモンを預けておくことで,いつのまにかポケモンが交換される。同時に預けられるポケモンはフリープランなら3匹,プレミアムプランなら10匹までとなる。

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●GTS
 自分が交換したいポケモンと欲しいポケモンを設定することで,条件に合ったトレーナーと任意でポケモンを交換する機能。性別やレベルなど,こだわりに合わせた条件設定もできる。
 ソフトのバージョンの関係で出現しないポケモンが欲しいという場合も,GTSで集めやすくなるだろう。

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●グループ交換
 最大20人のグループを作り,集まったメンバーで一気にポケモンを交換する機能だ。グループ内の誰からもらえるかは分からないので,どのポケモンが来るかわからないドキドキ感が楽しめる。
 グループの作成はプレミアム(有料)プラン限定だが,参加はID入力や二次元コードで誰でも行える。

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●フレンド交換
 「Pokémon HOME」でフレンドになったプレイヤーが,近くにいる場合に使用できる交換方法。これまでの通信交換に,一番近いのがこれだろう。
 16歳未満のプレイヤーはフレンド機能が利用できないため,ほかの交換機能を使用するか,一緒に遊んでいる保護者の方にお願いしよう。

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 今回は主に図鑑や交換要素を中心に試遊したが,手軽にポケモンの移動や交換ができるのは便利で,遊びの幅はさらに広がっていきそうだ。今後は「Pokémon GO」にも対応予定であり,どういった形で連携できるようになるのかも楽しみにしたい。
 「Pokémon HOME」は月額370円(税込み,12か月プランは1960円)のプレミアムプランだけでなく,無料のフリープランも用意されるので,サービスが開始されたらまずは試してみよう。

「Pokémon HOME」公式サイト

  • 関連タイトル:

    ポケットモンスター ソード

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    ポケットモンスター シールド

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    ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ

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    ポケットモンスター Let's Go! イーブイ

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