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AMD,Zen3ベースのデスクトップ向けAPU「Ryzen 5000 G」シリーズを発表。OEM向けのみの提供に
Ryzen 5000 Gシリーズは,2021年1月に発表となったノートPC向け「Ryzen 5000」シリーズと同じく,Zen 3アーキテクチャベースのCPUと,VegaアーキテクチャベースのRadeon GPUを搭載するのが特徴だ。CPUマイクロアーキテクチャの変更により,性能が大幅に向上している。
製品ラインナップは表のとおり。製品名の末尾に「G」が付くモデルは,TDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)が65W,「E」が付くモデルは35Wとなっている。
Ryzen 5000 Gシリーズはゲーマーにも魅力的な製品に思えるが,単体販売が行われないのは残念だ。ただし,Ryzenシリーズでは,「Ryzen 9 3900」のようにもともとはPCメーカー向けに提供されていたが,後に単体販売したケースもある。今後の展開に期待したいところだ。
AMDのRyzen 5000 G製品情報ページ(英語)
- 関連タイトル:
Ryzen(Zen 3,Zen 3+)
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