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「ELDEN RING」が第28回AMDアワードの“優秀賞”10作品の1つに。“期待を上回るクオリティーで世界中のゲームファンを虜にした”
年間コンテンツ賞である「優秀賞」は,2022年1月1日〜12月31日に発売・発表された,最新のデジタル技術を駆使して制作された国内のデジタルコンテンツおよびサービスの中から,夏野 剛氏が審査員長を務める審査会によって選出された。
受賞作品は,50音順に「ウタ」「ELDEN RING」「きつねダンス」「silent」「アニメ『SPY×FAMILY』」「世界陸上オレゴン大会でのXRスタジオ」「ファスト映画アップローダーに対する損害賠償請求訴訟の勝訴判決」「『FIFA ワールドカップ カタール 2022』 ABEMA 全64試合無料生中継」「ぷにるんず」「VOICEVOX」となっている。
ゲーム業界からの受賞作となった「ELDEN RING」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One)は,フロム・ソフトウェアとバンダイナムコエンターテインメントから2022年2月25日にリリースされたアクションRPGだ。受賞理由として,“期待を上回るクオリティーで世界中のゲームファンを虜にした”ことなどが挙げられている。
また,功労賞は該当者なし,江並直美賞(新人賞)は藤井 亮氏,リージョナル賞は「30歳になったら静岡県!・ふじのくにパスポート」の静岡県/ロントラとなっている。
授賞式は3月7日16:30から帝国ホテルの「光の間」で行われる。当日は「優秀賞」受賞作品の中から選出された「大賞/総務大臣賞」「AMD理事長賞」も発表予定だ。
詳細は,以下のリリース文でチェックしてほしい。
デジタルメディア協会 公式サイト
デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’22/第28回AMDアワード
年間コンテンツ賞「優秀賞」10タイトルが決定
〜 「総務大臣賞」と「理事長賞」は、3月7日(火)に発表 〜
授賞式の模様はニコニコ生放送、YouTubeにてライブ配信決定!!
一般社団法人デジタルメディア協会(所在地:東京都中央区、以下AMD)は、『デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’22/第28回AMDアワード』において、年間コンテンツ賞「優秀賞」10タイトル、「功労賞」、「江並直美賞(新人賞)」、「リージョナル賞」の受賞作品及び受賞者を決定しました。
なお、「総務大臣賞」及び「AMD理事長賞」は、「優秀賞」の10タイトルの中から選考されます。
<年間コンテンツ賞「優秀賞」> 作品名50音順
優秀賞 受賞者/制作・関連会社等 1 ウタ ONE PIECE FILM RED 製作委員会 2 ELDEN RING 株式会社フロム・ソフトウェア
株式会社バンダイナムコエンターテインメント3 きつねダンス 株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 4 silent フジテレビ 木曜劇場「silent」 5 アニメ「SPY×FAMILY」 遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY 製作委員会 6 世界陸上オレゴン大会でのXRスタジオ TBS「世界陸上オレゴン」 7 ファスト映画アップローダーに対する損害賠償請求訴訟の勝訴判決 一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA) 8 「FIFA ワールドカップ カタール 2022」 ABEMA 全64試合無料生中継 株式会社 AbemaTV 9 ぷにるんず 株式会社タカラトミー 10 VOICEVOX 廣芝 和之
本年の年間コンテンツ賞「優秀賞」は、2022年1月1日より12月31日の間に発売・発表された、最新のデジタル技術を駆使して制作された国内のデジタルコンテンツ及びサービスの中から選出されました。
また受賞作品の審査は、審査会《審査員長:夏野剛(近畿大学 情報学研究所長 特別招聘教授)》にて審議し決定しています。
■『デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’22/第28回 AMDアワード』授賞式
日時:2023年3月7日(火)16:30(開場 16:00)
会場:帝国ホテル 中 2F 「光の間」(東京都千代田区内幸町)
デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’22/第28回AMDアワード受賞タイトル一覧および受賞理由
年間コンテンツ賞「優秀賞」 AMD Award
優秀賞 受賞者/制作・関連会社等 1 ウタ ONE PIECE FILM RED 製作委員会 ウタは映画『ONE PIECE FILM RED』映画から飛び出して現実に存在するアーティストとして活躍。登場キャラのウタによるその歌声が響くと、劇中の盛り上がりとシンクロするかのように 2022年を代表するキャラクターとして世間を賑わせた。アニメキャラクターが紅白歌手として初めて出演の快挙を果たし、リアルとアニメのシンクロによる新境地を切り拓いた。 2 ELDEN RING 株式会社フロム・ソフトウェア
株式会社バンダイナムコエンターテインメントこれまで数多の名作を世に送り出してきたフロム・ソフトウェア待望の新作は、期待を上回るクオリティーで世界中のゲームファンを虜にした。ジョージ・R・R・マーティン氏とディレクターの宮崎英高氏に構築された世界観を下地にした広大な世界は、未知の発見に溢れ、探索はつねに緊張感を伴い、プレイヤーは試行錯誤を重ねながら夢中になる。また、バンダイナムコエンターテインメントの海外ネットワークも合わさり、日本のみならず世界中のファンに広く遊ばれ、熱狂させた。忘れられない冒険と極上の達成感を味わわせてくれた本作開発チームに敬意を表する。 3 きつねダンス 株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 「きつねダンス」は北海道日本ハムファイターズの「ファイターズガール」によるパフォーマンス。「The Fox」に合わせ、みみカチューシャとしっぽを付けてキツネらしいかわいい振り付けのダンス。22年3月の初公開以来、動画サイトにおいて注目を集め、「踊ってみた動画」が日本はもとより、世界でUPされるブームとなり、日本各地のイベントやほかのスポーツにも波及、22年の国民的人気ダンスとして表彰する。 4 silent フジテレビ 木曜劇場「silent」 声がなくても愛が伝わる設定と演出、事情がわかると前に戻って観たくなる伏線と回収など、今の若者たちの空気感をオリジナルドラマとして見事に描き出した。放送後はtwitter の世界トレンドで毎週のように1位を獲得、見逃し配信は全11話で6191万再生と歴代最高を記録している。SNSではスポーツ中継延長時に本編に入りきらなかった未公開シーンや小道具の投稿をする等今の生活スタイル合わせたきめ細かな工夫も光った。時代を切り取るセンスと新しいことに挑戦する姿勢を高く評価。 5 アニメ「SPY×FAMILY」 遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY 製作委員会 「少年ジャンプ+」連載時から注目を集め、満を時してのアニメ化となった。アニメーション制作はWIT STUDIOとCloverWorksの2社による共同制作。また、Season1を通して本作の主題歌をOfficial 髭男 dism、星野源、BUMP OF CHICKEN、yama と、豪華アーティスト陣が担当。登場キャラのアーニャとその口調がSNSのトレンドになるなど、様々な年間ランキングを席巻した。 6 世界陸上オレゴン大会でのXRスタジオ TBS「世界陸上オレゴン」 「世界陸上オレゴン大会」においては、TBSテレビがXR技術を駆使した新しい生中継表現を実現し、多くの視聴者に臨場感のあるリモート中継で陸上競技の魅力を伝えた。日本初のLIVE 映像と XR 技術を組み合わせたテレビ放送中継により、スタジオにいながらどこの場所にも瞬時に移動し、そこから生中継しているような時空を超えた新しい映像演出を高く評価。 7 ファスト映画アップローダーに対する損害賠償請求訴訟の勝訴判決 一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA) 映画の映像を権利者に無断で、10分程度に編集、要約した動画を無断アップロードする「ファスト映画」問題が深刻化する中、会員企業13社からなる原告の窓口としてまとめあげ、ファスト映画を無断アップロードしていた被告に対して損害賠償請求訴訟を提起。5億円の損害賠償判決という司法判断が下る先駆的ケースを作り上げ、著作権の適性な保護、流通に大きな一歩を作り出した功績を評価する。 8 「FIFA ワールドカップ カタール 2022」 ABEMA 全64試合無料生中継 株式会社 AbemaTV サッカーの新しい視聴体験を幅広い世代に提供し、日本中に大きな感動を作り出した。見逃しフルマッチ配信やハイライト映像、複数台のカメラによる様々な視点でのマルチアングル映像など、場所や時間を選ばない新たなサッカーの視聴体験を提供してくれた。日本対スペイン戦が行われた 2022年12月2日(金)の「ABEMA」の1日の視聴者数は、開局史上最高となる1700万を超えた。日本を元気に、そしてブラボーにしてくれた挑戦心を称えたい。 9 ぷにるんず 株式会社タカラトミー デジタルとアナログを融合した新“触感”液晶お世話トイ。おもちゃのテクノロジー活用が進む中、育成ゲームにアナログな“ぷにぷに”触感を付加することで、デジタルトイながら温かみのある新しい体験を提供し、令和の子供たちを夢中にさせた。それはリアルで触れ合える機会が急減した昨今において癒やしでもあっただろう。 10 VOICEVOX 廣芝 和之 AIによる高品質な音声を無料で使える音声合成ソフト。VTuberなど、音声合成の利用が広がる中、品質の高さや、活用範囲の広さ、音声ごとにキャラクターイラストで表現されている世界観などで話題になった。クレジット表記を入れれば無料・無許諾で商用利用できることや、オープンソースで制作されている点は特に注目された。
功労賞 Lifetime Achievement Award
受賞者 該当者なし
江並直美賞(新人賞) Naomi Enami Award
受賞者 株式会社 豪勢スタジオ 映像作家 / クリエイティブディレクター 藤井 亮 2022年7月にNHKで放送されたテレビ番組「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」。「1972年に制作された特撮作品」という体裁のもと、岡本太郎の作品や言葉など、その世界観を体現した特撮番組がSNSで話題を集め、展覧会や関連イベントが続々開催。コミケやハロウィンではコスプレイヤーも登場するなど、その世界は一気に広まった。本作を制作した藤井亮はこの作品にとどまらず、実写やアニメーションを使い、ユニークな映像作品を作り続けている。
リージョナル賞 Regional Achievement Award
作品名 受賞者 30歳になったら静岡県!・ふじのくにパスポート 静岡県/ロントラ株式会社 我が国では、若者の東京圏への流入により、その他地域における人口減少が深刻な課題となっている中、静岡県では、SNS等を有効に活用し、静岡県出身で県外在住の若者のU・Iターン促進及びつながり維持を目指す取組を行っている。高校卒業生全員に地域の魅力を発信するウェブサイトのQRコードを記したカードを配布し、LINE、メルマガ登録を促進し、潜在的なU・Iターン層とのつながりを維持するとともに、各種SNSと連動し、静岡県で暮らし働くことへの興味・関心を促す情報を随時提供するなど故郷が忘れ去られない取組を行っている。このような取組を一過性のものとするのではなく長年続けることにより、中長期的な視点で郷土愛の育成を図っており、既に3万人以上のフォロワーを獲得するなどの成果をあげており、先導的な取組となっている。
〜一般社団法人デジタルメディア協会〜
【活動概要】
約60社の会員により、コンテンツ分野で活躍するプレーヤーの支援、コンテンツ分野におけるビジネス環境の整備、新たな配信メディアの開拓等、コンテンツビジネスの発展に向けた多様な取組を進めています。AMDは、政府のIT戦略本部や知的財産戦略本部の取組とも歩調を合わせ、より多くの事業者や関係者と共に、一層のデジタルメディア・コンテンツ産業の振興に向けて活動を拡大してまいります。
〜デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'22/第28回AMDアワード開催概要〜
■名称: デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'22/第28回AMDアワード
■主催: 一般社団法人デジタルメディア協会(略称/AMD)
■後援: 総務省
■協賛: 株式会社KADOKAWA、株式会社コーエーテクモホールディングス、株式会社スクウェア・エニックス、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、株式会社東北新社、任天堂株式会社、株式会社バンダイナムコホールディングス
■推薦期間: <年間コンテンツ賞> 2022年11月10日(木)〜2022年12月31日(土)
■授賞式: 日 時/2023年3月7日(火) 16:30〜会 場/帝国ホテル 「光の間」
■趣旨: コンテンツ制作者の立場からデジタルコンテンツ産業の発展のために、デジタルメディアの質的向上ならびに人材育成を目的として、「AMD アワード」を制定致しております。
■対象作品:<年間コンテンツ賞>
対象期間:2022年1月1日より12月31日
(1) 対象期間中に、日本国内において発売・発表されたデジタルメディアにて表現されたコンテンツ及びサービス(期間内に国内において普及・注目されたものを含む)
(2) 対象期間中に、最新のデジタル技術を駆使して国内で制作されたコンテンツ及びサービス(海外展開含む)
■審査方法: 「年間コンテンツ賞」については、実行委員会の指名する第28回AMDアワードサポーターおよび一般推薦者により、AMDホームページから推薦された作品を別に組織する審査会
《審査員長:夏野 剛(近畿大学 情報学研究所長 特別招聘教授)》にて審議し、各賞を決定しています。
■賞の内容:<年間コンテンツ賞>
1) 大賞/総務大臣賞
◆Digital Contents of The Year'22 The AMD Grand Prize 〜総務大臣賞〜
2) AMD 理事長賞
3) 優秀賞
※1)、2)は、「優秀賞」受賞作品の中から選出され、授賞式当日の発表となります。
4) 功労賞
業界への長年の献身・功績のあった人物に対し与えられます。
5) 江並直美賞(新人賞)
対象業績が業界における第一線へのデビューを飾るものであることを前提に業界の発展に寄与したと認められる人物に対し与えられます。
6) リージョナル賞(該当1作品の企画団体)
地域に根ざしたデジタルコンテンツやサービスの中で、最も優れた功績を挙げた人物・団体に授与されます。
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