「Marvel’s Avengers」の次期DLC「ワカンダの戦い」を紹介するコンセプトアートが公開

　スクウェア・エニックスとCrystal Dynamicsは，「Marvel's Avengers」（PS4 / Xbox One / PC / PS5 / Xbox Series X）の次期拡張パック「ワカンダの戦い」の舞台となる，架空国家“ワカンダ”を紹介するコンセプトアートを，公式ブログ（英語版）にて多数公開した。


　有料コンテンツとして8月中のリリースがアナウンスされている「ワカンダの戦い」は，ブラックパンサーの父であるティ・チャカ王を殺害して，隕石がもたらした希少好物“ヴィブラニウム”を盗み出した残忍な傭兵“クロウ”に絡む新たなオペレーションが楽しめる。6月のE3 2021ではトレイラーやスクリーンショットなどが公開されていた（関連記事）。

　今回公開された画像は，舞台となるワカンダのジャングルをイメージしたコンセプトアートが中心で，首都“ゴールデンシティ”を滝の反対側から眺めるように立つブラックパンサーや，アヴェンジャーズが密林で敵と遭遇している様子などが描かれている。
　また“Marvelの遺伝子”を重視するCrystal Dynamicsによって，コミックファンであればお馴染みのオブジェクトや設定も多く取り込まれている様子で，クロヒョウの像や槍を放出するタレット，王国への入国の際に戦士としてイニシエーションを行うための祭壇などが紹介されている。特に，ウォールラニングを可能にする横型プラットフォームについては，ブラックウィドウらしきシルエットとともに「どのキャラクターが使うのでしょうか」と記されており，どのようなアクションが体験できるのか気になるところだ。


　既報どおり，日本でもこの「ワカンダの戦い」が正式にリリースされるのは間違いないはずだが，8月のどのタイミングになるかはまだ発表されていない。
　映画版の「Black Panther: Wakanda Forever」は，主人公役だったチャドウィック・ボーズマンさんの急死の影響により，ようやく撮影が始まったばかりだ。本DLCでひと足先に「ワカンダの戦い」を予習しておくのもいいだろう。

「Marvel's Avengers」公式サイト

スクウェア・エニックス公式ブログの「Marvel’s Avengers」ニュースページ（英語）