企画記事
「ブルプロ」選べる“クラス”を解説! ★イージスファイター&ツインストライカー&ブラストアーチャー編★
昨年夏に配信されたPC版に続き,2023年12月13日に家庭用ゲーム機版(PS5 / Xbox Seriex X|S)もリリースされたことで,この機会に遊んでみようと思っている人もいるだろう。
そこで今回は“各クラスの初心者向け解説”として,前編で「イージスファイター」「ツインストライカー」「ブラストアーチャー」を,後編で「スペルキャスター」「ヘヴィスマッシャー」「ブリッツランサー」を紹介していく。ぜひクラス選びの一助としてほしい。
なお,基本概要から知りたい人は,下記もおすすめだ。
今からはじめる「BLUE PROTOCOL」知っておきたい“ブルプロ七箇条”
オンラインアクションRPG「BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)」は,アニメ調グラフィックスで表現される,本格アクションとストーリーが魅力の1作だ。そして今回は,あらかじめ知っておきたい“ブルプロ七箇条”をお届けする。
■クラス早見表
○イージスファイター
武器:片手剣&盾
特徴:タンク系(近距離)
初心者おすすめ度:★★★★☆
○ツインストライカー
武器:手斧の二刀流
特徴:アタッカー系(近距離)
初心者おすすめ度:★★★★★
○ブラストアーチャー
武器:弓
特徴:アタッカー&ヒーラー系(遠距離)
初心者おすすめ度:★★★★☆
○スペルキャスター
武器:杖
特徴:キャスター系(遠距離)
初心者おすすめ度:★★★★☆
○ヘヴィスマッシャー
武器:ハンマー
特徴:アタッカー系(中距離)
初心者おすすめ度:★★★★★
○ブリッツランサー
武器:槍
特徴:アタッカー系(近距離)
初心者おすすめ度:★★★☆☆
最初に知っておくこと
各クラスの特徴の前に,まずはゲーム中における「クラスアクション」と「タクティカルスキル」の違いを知っておこう。
※以下の操作方法は,PC版のゲームパッド設定画面に準拠
クラスアクションとは“クラスごとの基本動作”だ。例えば片手剣と盾で戦うイージスファイターなら,[B]入力で剣による通常攻撃を,[Y]で盾による防御行動を発動できる。
タクティカルスキルとは“クラスごとの専用スキル”だ。イージスファイターを例にすると,攻撃にターゲット固定効果を付与する「タウント」,盾で突進攻撃「シールドチャージ」などが用意されている。
現在のところ,各クラスには“12種類のタクティカルスキル”があり,それらを「スキルパレット」にセットして使っていく。
パレットに設定できるスキル数は8個(※)までのため,なにをセットし,どう使うかで,同じクラスでも戦闘スタイルが大きく変化する。
※「サブスキルパレット」機能の開放後(クラスレベル8)
各クラスには必殺技「アルティメットスキル」もある。こちらは戦局を変えられる攻撃や自己強化のアクションとなっており,長めのスキルインターバル(※)があるため,使いどころが肝心となる。
使用時に挿入される,それぞれの特別なカットインにも注目だ。
※スキル再使用に求められる所要時間。クールタイムなどとも
これらクラスアクションやタクティカルスキルには,それぞれ通常攻撃レベル/スキルレベル「G1」「G2」「G3」「G4」が存在する。
各種レベルは原則,クラスレベルとともに上昇し,G1〜G4に応じて効果や使用感が変化する。また,クラスレベル50〜60(レベルキャップ)にしてから特定の条件を満たすと,タクティカルスキルの性能をさらに引き上げる「タクティカルアビリティ」を装着できるようになる。
なお,アビリティには現状「α」「β」が存在するが,いずれの入手も実質的にエンドコンテンツ級のため,これからブルプロを始める人は「そんなのもあるんだなあ」くらいに思っておくだけで十分だ。
イージスファイター
武器:片手剣&盾
特徴:タンク系(近距離)
初心者おすすめ度:★★★★☆
イージスファイターは,味方の盾役になれるタンク系の近接クラスだ。攻防ともに安定感があり,PT支援や自己回復スキルも備えている。
ソロプレイでは大きなダメージを出しづらいものの,自衛力のおかげで崩れづらい。またパーティ時はエネミーのターゲットを固定したり,行動を制限させて味方を守ったりと,その支援能力が格段に生きてくる。
固有のクラスアクションは,剣を振る「ブレイクスラッシュ[B]」。盾を構える「シールドガード[Y]」だ。
シールドガード中はエネミーから攻撃されてもダメージを受けず,代わりにシールドゲージが減少する。またガード直後に通常攻撃を押すと,重要なダメージ源「カウンタースラッシュ」が発動する。
意外と盾に頼りっきりとはいかず,ときには回避を要求されることもあるが,攻撃スキルの少なさは“攻めの守り”で盛り返そう。
なお,本作では通常攻撃後の硬直を“ジャンプ or 回避でキャンセル”できる。これは全クラスで使えるが,通常攻撃主体のイージスファイターではとくに重要なテクニックなので,絶対に覚えておこう。
代表的なタクティカルスキルも紹介しよう。
「タウント」は,次に攻撃したエネミーに“ターゲット固定効果”を付与するスキルだ。ダメージこそ発生せず,ソロプレイでは扱いづらいが,集団戦では敵の攻撃を自分に集められる。
タンク職の基本にして,鉄則のヘイトコントロールと言えよう。
「ブロウビート」は,自身を中心に衝撃波を発生させるスキルだ。ダメージを与えて引き寄せつつ,ターゲット固定効果まで付与できる。
エネミーをまとめる効果はもちろん,次に紹介するバインドスラッシュと組み合わせると,敵集団を任意の位置で拘束できる。
ただし,スキルレベルが低いうちは引き寄せる力も弱く,攻撃範囲もせまいため,本格的に使うのは育ったあとのことである。
「バインドスラッシュ」は,前方範囲に斬撃を飛ばすスキルだ。ダメージを与えるだけでなく,ヒットした相手を拘束する効果を持つ。
拘束時間はスキルレベルに応じて6秒〜9秒と変化。イージスファイターのスキルとしてはダメージも高く,攻撃範囲もなかなかに優秀。
エネミーが集まりきっていないときに使うと,敵が散らばったまま停止してしまうため,集団戦では使用前後の状況判断が大切だ。
「リジェネレーション」は,自身のHPを継続回復するスキルだ。ブルプロでは回復手段が限られており,HP減少がネックになることもあるが,イージスファイターなら自己完結しやすい。
このクラスはガードからの反撃の判断,敵集団のコントロールなど,やるべきことを要求されるシーンもままある。だが自前の回復手段により倒されにくいので,安定したプレイを求める人におすすめだ。
最後にアルティメットスキル「グリッターモード」は,発動時にHPが大回復し,シールドゲージも全回復。その後30秒間,スーパーアーマー・被ダメージ減少・状態異常無効・HP継続回復の効果を得られる,メチャクチャ強力な自己強化スキルである。
効果時間中に攻撃やガードを行うとゲージが増加し,さらなる追加発動で,味方にも被ダメージ減少・HP継続回復の効果をばらまける。味方支援とタンクらしさを存分に生かして戦局を変えよう。
ツインストライカー
武器:手斧の二刀流
特徴:アタッカー系(近距離)
初心者おすすめ度:★★★★★
ツインストライカーは,2本の手斧でエネミーを圧倒するアタッカー系の近接クラスだ。クラス専用の「コンボゲージ」と,全体的なスキルインターバルの短さにより,戦闘でダメージを出しやすい。
クラスアクションや一部タクティカルスキルには“HP吸収効果”もあるため,大ダメージさえ受けなければ継続戦闘もお手の物だ。
クラスアクションは,斧による連続攻撃「ビーストスイング[B]」。回転斬撃+HP吸収の「アクストルネード[Y]」だ。
アクストルネードはインターバルが3秒と短く,タクティカルスキルの硬直キャンセルにも使える。単純にアクストルネードとスキルを交互に使うだけでも,連続コンボのような爽快感を味わえる。
また,攻撃を当て続けると増加するコンボゲージも特色で,このゲージを稼ぐほど攻撃力が増し,最大時は与ダメージ1.2倍ほどになる。ゲージは一定以上の被ダメージや時間経過でリセットされるので,HPを管理しながら攻撃し続ける動きが求められる。
代表的なタクティカルスキルも紹介しよう。
「ドレインスパイラル」は,入力ボタン長押しで連続攻撃となり,ヒット時の与ダメージに応じてHPが回復するスキルだ。
スキルレベルが低いうちは使い勝手もそこそこだが,スキルレベルG3だと,スタミナがある限り連続攻撃を続けられるようになる。
全スタミナを費やして攻撃し続けたときの総ダメージはかなりのもの。ダメージディーラーらしい,ロマンのあるスキルと言える。
「フォールインパクト」は,前方に跳躍して小範囲にダメージを与える攻撃スキルだ。しかも,基本操作のジャンプ中に使用すると2段ジャンプとなり,跳躍距離をさらに稼げる。
このスキルの使い方ひとつで,ツインストライカーの機動力は大幅に向上する。序盤から使い勝手のいいスキルとして重宝するだろう。
「バーニングラッシュ」は,火属性の連続攻撃を行い,一定時間,火属性攻撃与ダメージアップの効果を自身に付与するスキルだ。
ツインストライカーには火属性スキルがいくつかあるうえ,火属性武器の装備中はあらゆる攻撃スキルが火属性に変化する。そのため“このバフ効果(重複可能)をすべての攻撃に乗せる”ことができる。
本スキルの存在により,ツインストライカーは火属性特化ビルドという選択肢も有力なため,火属性武器を持つ場合はバーニングラッシュも絶対持ちたい,といった気持ちが湧くことだろう。
「ウォークライ」は,雄たけびを上げ,自身にスーパーアーマー+被ダメージ減少を付与する防御系スキルだ。被撃時に攻撃モーションが中断されなくなるため,数ある多段攻撃もより扱いやすくなる。
スキルレベルを強化すると,被ダメージ減少の効果も上昇するので,攻撃偏重なツインストライカーの安定性を考えるならコレだ。
最後にアルティメットスキル「ヴォルテクスインパクト」は,エネミーを打ち上げて一緒に飛び上がり,空中で落下しながら攻撃を加え,地面にたたきつける強力な技だ。非常に高ダメージだが,状況により新鮮な空気にフルコンボをたたき込むこともしばしば。タイミングが重要である。
ブラストアーチャー
武器:弓
特徴:アタッカー&ヒーラー系(遠距離)
初心者おすすめ度:★★★★☆
ブラストアーチャーは,弓を使った遠距離攻撃と味方補助ができるアタッカー兼ヒーラー系の遠隔クラスだ。もう片方の遠隔職スペルキャスターは範囲攻撃特化だが,こちらは妨害サポートに長けている。
弓使いのヒーラーというスタイルもさることながら,指定範囲の回復スキルやエイム射撃による弱点攻撃など,操作難度はやや高め。
クラスアクションは,弓射撃の「アローラッシュ[B]」。BC(バフチャージ)ゲージ消費で味方を回復する「キュアアロー[Y]」だ。
ブラストアーチャーは攻撃時,エネミーの被弾か所に応じてダメージが変わる。弱点攻撃時はダメージ1.3倍のボーナスが乗り,ダメージ表示も青色になる。いわばFPSのヘッドショット的なものだ。
キュアアローは指定範囲に撃つもので,ボス戦などではボスをロックオンして使うことで,敵中心の半径にいる仲間を回復できる。
BCゲージはエネミーの弱点部位を攻撃すると多くたまるが,弱点を攻撃し続けるのはかなり難しい。そのため[Rスティック]押し込みのロックオンを併用しながら戦うのが得策だ。
代表的なタクティカルスキルも紹介しよう。
「ヒーリングアロー」は,指定範囲に回復エリアを生成できる,キュアアローのタクティカルスキル版といったものだ。見た目もほぼ同じ。パーティプレイでは優先的に採用されるスキルとなっている。
「ダストフォース」は,指定範囲に継続ダメージエリアを生成し,エネミー側の属性状態異常に影響を与えるスキルだ。
本スキルの本領は,初心者を卒業し,αアビリティを装備できるようになってから。これにより“エネミーに属性耐性値の減少デバフ”を与えられるようになると,実質的に味方全員の与ダメージが約20%上昇するほどの効果をもたらしてくれる。1スキルによる効果としては破格であり,範囲火力自体もそれなりに出るので,集団戦ではとくに強力だ。
「リーサルシャワー」は,広範囲に矢を降らせる範囲攻撃で,対集団に有効な攻撃スキルだ。インターバルが10秒と短く,ダメージもそれなりに出て,スキルレベルを上げるとチャージ操作が可能になる。
スキル発動時,チャージしてから撃つと与ダメージが増加する。同時にヒット数の多さから,パーティチェイン(※)にも貢献する。
※パーティ全体のコンボシステム。チェイン数が増えると,パーティ全員に回復・被ダメージ軽減などのバフが付与される
「ストライクアロー」は,シンプルに力強く矢を放つスキルで,単体相手へのダメージに優れる。通常攻撃と同じく,弱点部位への攻撃判定を備え,スキルレベルが上がるとチャージにも対応する。
範囲攻撃が多めなブラストアーチャーにとって,単体ダメージは貴重。ソロプレイやボス戦でダメージを増したいときに活用しよう。
最後にアルティメットスキル「モータルグラビティ」は,ヒット地点に重力エリアを発生させる特殊矢だ。エネミーを一か所に集めるほか,引き寄せた敵に継続ダメージを与える。ダメージこそ控えめだが,味方が範囲スキルを合わせやすいため,実質火力用と言える。
なお,ボス相手には有効でないことも多いので,ボスの取り巻きをまとめて処理したり,道中で楽したりなどと活用法を考えたい。
以上がイージスファイター,ツインストライカー,ブラストアーチャーの初心者向けクラス解説(前編)である。
後編では引き続き「スペルキャスター」「ヘヴィスマッシャー」「ブリッツランサー」の3クラスを紹介するので,クラス選びに迷っている人は,こちらも合わせて読んでいただければ幸いだ。
「ブルプロ」選べる“クラス”を解説! ★スペルキャスター&ヘヴィスマッシャー&ブリッツランサー編★
オンラインアクションRPG「BLUE PROTOCOL」で,プレイヤーが選べるキャラクターの職業“クラス”の初心者向け解説(後編)をお届け。本稿では「スペルキャスター」「ヘヴィスマッシャー」「ブリッツランサー」の特徴を紹介する。
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