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[gamescom]何だこれは? 自分の声で操作する不思議パズルアクション「One Hand Clapping」を初体験
すでにitch.ioで無料デモが公開されているので,アンテナの高いゲーマーであればチェック済みかもしれないが,「One Hand Clapping」は,ディレクターであるThomas Wilson(トーマス・ウィルソン)氏が,南カリフォルニア大学在籍中の2016年に開発を始めたタイトルだ。
声で作り出したプラットフォームは一定時間が経つと消去されるので,“失敗作”が邪魔になることはないし,キャラクターがプラットフォームから落ちてゲームオーバーになることもないようだ。
発声による操作は当然ながら基準がつかみづらいので,低いピッチから高いピッチへと唸るように声を上げていくのがいいようだ。ほかの人がプレイしているのを見るのが面白いし,もちろん自分でやっても愉快になれる。
そんな雰囲気は,この記事に掲載した公式トレイラーよりも,PewDiePieをはじめとする人気YouTuberたちが投稿しているムービーを見るほうが分かりやすいかもしれない。
唸り声や奇声を上げてみるのもいいし,歌を歌ったり,何かのセリフを発したりしても,うまくいけば次のエリアへ向かうためのプラットフォームが作り出せる。口笛でも,タイトル名にもある手拍子でも,何らかの音でさえあればゲームを進めることは可能なようだ。
「奇声を上げながらゲームを遊んでいる姿なんて,家族や隣人には絶対見られたくない」というゲーマーは多いかもしれないが,ユニークで手軽なゲーム性は老若男女が楽しめる作風に仕上がっている。
学生時代の仲間たちが現在も開発に参加しているという本作は,さらにチューンアップされたうえで,2020年中にフルプロダクトとしてリリースされるとのこと。ウィルソン氏は日本のYouTuberがプレイしていることも知っており,メニューなどの日本語化も検討しているそうなので,期待しよう。
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