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印刷2019/08/22 21:04

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[gamescom]イタリア生まれのターン制RPG「Conglomerate 451」が公開。サイバーパンク+ウィザードリィな新感覚ダンジョンクロウラー

 1C Companyは,イタリアのRuneHeadsが開発を手がけるターン制RPG「Conglomerate 451」をgamescom 2019で公開した。


「Conglomerate 451」公式サイト(英語)


 すでに5月にはアーリーアクセス版がリリースされ,プレイしたゲーマー達から高いを受けている「Conglomerate 451」は,企業連合体によって支配された未来都市を舞台にしたサイバーパンクもののRPGだ。プレイヤーは,この世界における私設特殊部隊のCEOとなり,能力のあるエージェントを雇用して最新鋭の武器を与え,DNA操作によるミュータント能力を付与するなどして,都市の秩序を守っていくこととなる。

画像集 No.002のサムネイル画像 / [gamescom]イタリア生まれのターン制RPG「Conglomerate 451」が公開。サイバーパンク+ウィザードリィな新感覚ダンジョンクロウラー

 エージェントがミッション中に倒れると戻ってこない……というとローグライクなゲームかと思われそうだが,本作にはクローン技術が存在する。DNAを保存しておく保管施設があるため,気に入ったキャラクターはそこに登録しておくことで,万が一の場合も取り戻せるのだ。もちろん経験値や所持していた特殊アビリティなどは失われてしまうが,すべて無に帰してしまうよりはマシだろう。
 実際,エージェントが命を落とすことは少なくないようで,そうでなくとも戦闘で追った傷によってトラウマを抱えたりといった要素もある。つまりクローン化はエージェントにとって必須の措置なのだ。とんだディストピアである。

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サイバーパンクな専門用語がひしめき合うプレイ画面。とはいえこの手の世界観が好きな人にとっては,辞書と睨めっこしながら自分好みのキャラクターを作り出していくのが楽しみとも言える
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 企業から請け負ったミッションをこなすため,プレイヤーはそんなエージェント達の中から必要な人材を3人選択して送り込むことになる。自動生成されるミッションは,「ウィザードリィ」シリーズを彷彿とさせる一人称視点で進行し,タイルベースで描き込まれた狭く薄暗い路地や,企業のオフィスを探索していく。

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 戦闘はターン制ではあるものの,遠い距離からでも相手が見える方式なので,いわゆるシンボルエンカウントに近いシステムが採用されている。見えている敵に近付きすぎると戦闘が始まってしまうので,その前に準備を整えられる。
 また相手の頭部や胸部,両手両足といった部位に狙いを付けて攻撃するターゲットシステムも用意されている。銃器を持った敵なら腕を狙おうとか,メレー系だから足を攻撃してスピードを緩めようとか,あるいはイチかバチかヘッドショットで必殺を狙うかといった選択肢があり,これが戦術の要となっているようだった。
 最終的にボスキャラクターの元に辿り着くと,ランダムに出現する総計80体ほどの敵と交戦することになるそうだ。

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 デモの解説を行ってくれたRuneHeadsのMoreno Lavato(モレノ・ラヴァ―ト)氏によれば,今後はストーリーモードの充実やキャラクターの拡充に努めつつ,人気があれば各言語へのローカライズにも取り組みたい,とのことだった。
 題材がサイバーパンクだけに,ロゴに日本語(カタカナ)が入っているのは頷けるところだが,専門用語が多いタイトルだけに,やはりローカライズは欲しいと感じられた。日本にはウィザードリィ風のダンジョンクロウラーに目がない人も少なくないので,続報に期待したいところだ。

RuneHeadsのMoreno Lavato氏。ロゴにカタカナが含まれていることについて聞いてみたが,何か直接的な意味があるわけではないようだ
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「Conglomerate 451」公式サイト

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