イベント
[G-Star 2019]「二ノ国:CROSS WORLDS」のグラフィックスは,まさに童話の世界。スマホになっても“二ノ国らしさ”を見事に表現
本作は,「二ノ国」IPを用いたスマホ向けMMORPGだ。「リネージュ2 レボリューション」(iOS / Android)のスタッフが中心となって開発を進めており,配信時期は2020年下半期が予定されている。
会場では,キャラメイクのあとに戦闘をしながら町へ向かい,簡単なクエストをこなす内容が体験できた。
操作自体はオーソドックスなスマホ向けMMORPGという感じで,左下のバーチャルパッドで移動し,右下のアイコンでスキルを使用していく。もちろん,オートでクエストの移動先や戦闘を行ってくる仕組みもある。
本作の大きな魅力となるのが,スマホで表現された“二ノ国らしさ”だ。二ノ国シリーズといえば,アニメをそのまま動かしているようなカートゥーンレンダリングで描かれたグラフィックスが特徴だが,それがスマホになってもまったく違和感なく表現されているのである。
人も人じゃないものも,各キャラクターはジブリ作品を思わせる温かみのあるテイストでしっかりと描かれており,フィールドマップや街中の雰囲気も「童話の世界」としか言いようがない。
試遊のクエストは,マップを走り回って宝箱を見つけるというもので,基本的に本作の世界を歩き回ることに特化していたため,戦闘やそのほかのシステムはあまり分からなかったが,このグラフィックスだけでも体験の価値アリだ。
気になるのが,本作におけるコミュニティの核心コンテンツだという「キングダム」だ。これは,プレイヤー同士で国を建てて機能や外観をカスタマイズできるというもの。さらに,ほかのキングダムとのPvPを通じて「首都」を目指すという要素も盛り込まれている。
どの程度の規模でカスタマイズできるかは不明なものの,童話のような街を自分達で作れるというのは,心躍る話だ。しかも,木や石や動物といったオブジェクトを移動させ,配置を変えてしまうという要素もあり,どうやらキングダムに持ち込むことも可能な様子。試遊版の街中を歩くだけでもワクワクしたのに,一体どのような体験になるのだろうか。さらなる情報公開が楽しみだ。
※2019年11月16日20:30頃,スクリーンショットを追加しました
「G-Star 2019」記事一覧
- 関連タイトル:
二ノ国: Cross Worlds
- この記事のURL:
キーワード
(C) LEVEL-5 Inc. (C) Netmarble Corp. & Netmarble Neo Inc. All Rights Reserved.