プレイレポート
「Path of Exile 2」,弾を切り替えて戦うマーセナリーや,鐘を叩きまくるモンクなど新クラスを体験[TGS2024]
ゲーム画面の撮影が禁止されていたので,試遊の様子を画像でお届けできないが,クラスは「ウォーリア」「ウィッチ」「ソーサラー」「レンジャー」「マーセナリー」「モンク」から好きに選べ,さらに同じ画面で一緒に遊べるローカル協力プレイ「カウチCo-op」も体験でき,期待が高まる試遊内容だった。
今回,とりあえず新クラスを触ってみようと,マーセナリーとモンクを体験した。
マーセナリーは,クロスボウで戦う遠距離攻撃クラスで,弾を入れ替えて,通常のボルト以外も発射できる。「焼夷弾」を装填すれば,敵を炎上させるショットガンのような弾が飛び出し,「氷結ボルト」なら,敵を氷結させられる当てやすい拡散弾を放つ。
ほかにも,敵のアーマーを破壊する「徹甲弾」,アーマー破壊状態の敵に追加ダメージを与える貫通型の「高速弾」などがあり,戦況に合わせて使用する弾を切り替えるのが基本戦術だ。
そのほか,投射系スキルの「フラッシュグレネード」や「エクスプローシブグレネード」なども扱える。
マーセナリーのゲームプレイで面白いのが,前作の遠距離クラスと比べて,アクションシューティング感が非常に高い点だ。前作は,移動がマウスだったので,操作感はハクスラ系タイトルやMMORPG的というか,右手が忙しい感じだった。
一方本作では,[W/A/S/D]キーの移動となり,左手でキャラクターを動かしながら,マウスで射撃方向を決める形となる。いわゆる“引き撃ち”もしやすく,シューティング好きにオススメのクラスだ。
あと,クロスボウの発射音が気持ちいい。そして性能的に,どう考えてもクロスボウではない。銃だ。
続いてモンクは,打たれ弱い近接クラスという感じで,かなり難しかった。今回のスキル構成がそうだったというだけかもしれないが,両手でスタッフを持ってガンガン前に出て殴るのに,自分の身を守れるスキルがなく,ライフも低いのだ。
主な攻撃手段として使いそうなのが,「テンペストフラリィ」という4連撃が放てるスキル。スタッフの両端が電撃を帯び,イカしたエフェクトで殴りかかる。きっちり4段目まで当てると,高い火力が出る。
ただ,「4段目まで当てたい」というのが,柔らかいモンクにとって厄介で,繊細な立ち回りを要求されそうだった。
もう1つ特徴的なスキルが「テンペストベル」で,これを使うとマップ上にデカい鐘が設置される。鐘を攻撃すると周りに衝撃波が発生し,貴重な範囲攻撃手段となってくれる。敵を無視して鐘を殴りまくるのは,見ていてちょっと面白い。敵の真っただ中に鐘を置くと「鐘を殴りたくても近寄れない」みたいなことになるので,ここでも立ち回りが難しい。
ほかのスキルは,素手の攻撃でスタンを与える「強打掌」や,氷の結晶を設置してダメージを与える「フローズンカース」,三角錐型の範囲に電撃を放つ「落雷」などがあった。
スタッフにお願いして,カウチCo-opも体験してみた。筆者はキーボード&マウス派なので,新クラスはその操作で体験していたが,どうやらカウチCo-opは,2つのコントローラでないとダメなようだ。キーボード&マウスとコントローラでの2人プレイは不可となる。
プレイヤーが2人いると,もし片方が死んでしまっても,もう片方が蘇生してあげられるため,ソロプレイよりも保険をかけた状態で戦えるのが大きなメリットだ。
カウチCo-opは同じ画面内で2人で遊ぶわけだが,専用のUIが用意されており,それぞれがインベントリやスキル画面などを個別に表示して操作できる。
本作の全体的なプレイ感は,アクションゲームとして進化したという感覚が強い。操作性にしても,敵の動きにしても,いかにもハクスラというより,今の時代のアクションゲームといった雰囲気で,カウチCo-opを含めたマルチプレイも,前作以上に盛り上がれるのではないだろうか。
11月15日に始まるアーリーアクセスを,楽しみに待ちたい。
「Path of Exile 2」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2024」記事一覧
- 関連タイトル:
Path of Exile 2
- 関連タイトル:
Path of Exile 2
- 関連タイトル:
Path of Exile 2
- 関連タイトル:
Path of Exile 2
- この記事のURL:
キーワード
(C)2010-2024 Grinding Gear Games
(C)2010-2024 Grinding Gear Games
(C)2010-2024 Grinding Gear Games
(C)2010-2024 Grinding Gear Games