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「Beat Saber」,4周年を記念した無料楽曲を配信。Tokyo MachineとCamelliaによる新たなリミックス曲が登場
新たに配信されたのは,EDM DJのTokyo Machineによる「Escape (Tokyo Machine Remix)」と,Camelliaによる「100$ Bills (Camellia's '215$-Step' Remix)」の2曲だ。難度は高めに設定されているとのことなので,腕に覚えがあるプレイヤーは挑戦してみよう。
「Beat Saber」公式サイト
『Beat Saber』
4周年を記念してリミックス2曲を無料で提供開始
Reality Labs広報より、Oculus Blogにて、6月14日(米国時間)に『Beat Saber』 4周年を記念して日本人アーティトがリミックスした2曲を無料で提供開始することを発表しましたのでご案内いたします。
2018年に『Beat Saber』がリリースされてから、4年目を迎えました。ローンチ以来、このリズムゲームは世界で最も人気のあるVRタイトルの1つとなりましたが、Beat Games社はたくさんのアップデートとミュージックパックで、常に新鮮な体験を提供し続けています。今回、『Beat Saber』の初代のOST(オリジナルサウンドトラック)で最も人気だった、Jaroslav Beckの曲をリミックスした2曲を無料で提供します。
今回提供する2曲のリミックスは、EDM DJのTokyo Machineによる「Escape (Tokyo Machine Remix)」と、日本人作曲家Camelliaによる「100$ Bills (Camellia's '215$-Step' Remix)」で、両アーティストとも『Beat Saber』ファンの中では有名なアーティストです。リミックスの難易度は非常に高いので、しっかりと事前のウォーミングアップをお勧めします!これらの楽曲は、RiftとQuestプラットフォームで配信します。
Tokyo Machineは次のように語っています。「VRやリズムゲーム業界の象徴的なタイトルにおいて、自分なりのアレンジを加えるのは最高に楽しかったです。初めてのドラム&ベース・ヴァイブは必見です!」
このリミックスは、自分の楽曲リスト一覧のExtrasセクションで見つけることができます(メインメニューの新しいアニバーサリーテーマにもご注目ください)。また、Beat Games社が用意した、4周年を記念した大きなバナーやケーキが用意された環境でもプレイをすることができます。The Firstとして知られるオリジナルのステージ環境をリメイクし、The Secondとして新しい環境ができました。
4周年記念の一環として、Camelliaにリミックス曲について、そして『Beat Saber』への楽曲提供が彼のキャリアにどのように影響したかについて伺いました。
Beat Saberのコミュニティが、VRを通じてご自身の音楽を知ってくれたことについてどのように感じましたか?
Camellia:VRを楽しむなかで僕の音楽を見つけてくれるなんて、本当に素晴らしいことです!僕は4、5歳の頃からテレビゲームをやっていましたが(それ以外のことはほとんど覚えていないのですが)、大人になるにつれて、音楽を作ることに関心が向くようになりました。でも、やっぱりゲームも大好きで、素晴らしい楽曲を紹介してくれるゲームにもたくさん出会いました。ご存知のように、VRは僕たちにテクノロジーとクリエイティブの全く新しい世界をもたらしてくれていて、僕は毎日それを心から楽しんでいます。VRの世界に関わることができて、本当に光栄です。
今回の4周年記念リミックス曲にJaroslav Beckの「$100 Bills」を選んだ理由はなんですか?
CM: もちろん、名曲だからです!OSTには「Rum 'n' Bass」「Unlimited Power」「Give A Little Love」などかっこいい曲が多いので、どれかひとつを選んでリミックスするのは難しかったです。その中でも「$100 Bills」は本当にストレートでシンプルな曲です。なので、複雑な曲に比べて、リミックスの過程においてアイデアを簡単に転換できます。リズム感があり象徴的なボーカルなので、遊ぶ余地もまだたくさんあります。だから、すごく面白い選択だと思いました。
一つお伝えしたいのは、僕はアメリカに行ったことがないので、100ドル札を持ったことがないんです。100ドル札を手にしたとき、どんな気持ちになるんでしょうね!
Camelliaさんの楽曲は、ゲームの中で本当に難易度が高いと評判です。その点について、驚きはありましたか?また、『Beat Saber』に新しい楽曲を提供する際、考えていることはありますか?
CM: もちろん!と言いたいところですが、正直に言うと、驚かなかったです。最初に僕の曲が非常に難しいという話を聞いたとき、それはある程度予想できたことでしたが、多くの利用者が僕の曲を楽しみ、チャレンジしてくれたことが嬉しかったです(どうか僕を嫌いにならないでください)。僕の曲はテンポがよくて、メロディが早くて、複雑なリズムを含んでいるので、多くのリズムゲームで「ボス曲」になる傾向があるんです。リズムゲーム界隈の人たちと一緒にハイレベルな曲を作っていくうちに、だんだん期待されるようになったんです。
慣れてきているかもしれませんが、「GHOST」「Spin Eternally」「Final-Boss-Chan」は、まだ本当に難しいです!自分の曲のExpert+マップに挑戦しているのですが、今のところ私にはクリアできません。
その他、読者に伝えたいことがあれば教えてください。
CM: 本当に感謝しかありません。僕は最近『Beat Saber』のおかげでVRの世界を知ったのですが、本当に人生を変えるような出来事でした。心優しい方がたくさんいて、『Beat Saber』を始めてからVRに関わる全てを教えてもらいました。このような健全なコミュニティと関われることは、本当に幸せなことだと思います。『Beat Saber』とVRを楽しんでください!
ありがとうございます!
『Beat Saber』の新しい4周年記念の楽曲は、RiftおよびQuest Platformで体験することができます。
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Beat Saber
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(C)BEAT GAMES